本日、平成ライダー20作品目として、一年間に
渡り放送されてきた「仮面ライダージオウ」が、感
動的なフィナーレをむかえ、その幕を下ろしまし
た。
仮面ライダークウガ(主演 オダギリジョー)か
ら始まった平成ライダーシリーズ。回を数える度
に、深みを増す内容は単純に「正義のヒーロー」と
言うだけではなく、なにかしらメッセージ性を追及
したディープな仕上がりになってきた。
「仮面ライダーディケイド」。平成ライダー10作
品を記念して放映された本作品。それまでのライダ
ーの能力を全て備えているディケイドには、当時は
賛否両論の声があり(キャスティング、放送期間、
デザイン性、外)、ライダーファンである私自身も
「さすがに…これは無いな」と、感じさせるものが
あった。
それからまた10年が経ち、物語のキーパーソン
として現れた仮面ライダーディケイド。同時に、彼
の永遠のライバル(?)である仮面ライダーディエン
ドも、ディケイドに惹き付けられるように現れ、物
語に美味く絡んでくるところをみて、彼らの存在す
る意味が判明し、「端境期」をむかえる時には彼ら
の存在は無くてはならないものだと言うのが理解で
きた。