小粋な大泉学園の小料理屋
西武池袋線大泉学園駅から徒歩約6分、大泉街道沿いに(すたんど割烹 熊川)がある。
玄関をあけるとすぐにカウンター。
10人掛けぐらいの小さな店だ。
入口近くに席をとり、おしぼりを使いながら店内を見る。
壁は丸太半割の腰板がつき、清々しい白木カウンターの上から下がるのは河豚提灯か。
さてと、品書を見てゆくうちに、これはいい店だぞと期待がつのってきた。
刺身はかつお、いわし、〆さば、なまうに、車えび、と続く。
そして珍味として、塩から、たこ塩から、かき塩から、ほや塩から、うるか、めふん、酒盗、かにこ、氷頭。
なかなか気合いの入った品揃えで、ようしと、いっそう闘志がわいてくる。
酒と一緒に付出しがきた。
ひらめ昆布締め、子持ち昆布、葉わさびの醤油漬け。
なかなか凝っている。
つまみながら思案。
幾品かを注文した。
届いたあおやぎ刺身は貝の風味よく、自家製うるかの高貴な苦味には粛然となる。
隠れた名店だなと思いながらほろ酔った。
うるか500円
なまこ500円
子持ち昆布800円
刺身盛り合わせ1000円より
生ビール550円
日本酒「越の誉」550円
「営業時間17:00～翌0:00/不定休」