東山 わしょく宝来 | 日本の酒場をゆく

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旅酒や 無頼な心の よりどころ

 

 

 

 

 

地元民が集う京都の割烹料理屋よしうお77
京都市営地下鉄東西線東山駅から徒歩約9分、東大路通り沿いに割烹(わしょく宝来)がある。
「おこしやす」
カウンターに腰をおろし、まずビール。
ングングング、プハー……。
京都の夜の宴のはじまりはじまり。
京都祇園の割烹で粋な遊びを真似てみる。
全員に用意しているお通しは「茶碗蒸し」だ。
「いくらをいれてます」へぇ。
いくらをくずして一口。
あまり固くないマイルドな出汁が、いくらの旨味を包んで、酒のスターターとして最適だ。
品書きは、毛がに、とまとお浸し、あん肝煮、かもロース、はも、さばきずし、だしまき等々。
さてーー。
やはり酒を飲むから魚がほしい。
お造りは「さばきずし」だな、これをどう出すかな。
鯖の刺身を酢で締める【きずし】は関西の代表的な肴で、関東のしめ鯖とは違い、しっかりと甘い二杯酢でしんなりさせる。
届いた「さばきずし」は、添えられた大根おろしをのせるとさらによい。
京都割烹の真の実力を見た。
メモ食べ物メニューに値段表示なし。
注意毛がに
あん肝煮
さばきずし
とまとお浸し
生ビール600円
日本酒900円
「営業時間16:30~23:00/日休【不定休あり】」