鳥取 ゆきち屋 | 日本の酒場をゆく

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酒、肴がピカリと光るよしうお77

緑に囲まれた鳥取駅前に「因幡の白兎」像が立っていた。
ブロンズの大国主命は若々しい青年で、前足を上げた兎に向ける目が優しい。
夏の陽はまぶしく、そよ風が首をなぜてゆく。
山陰の町・鳥取にやってきた。
JR山陰本線鳥取駅から歩くこと約3分、駅前通り沿いにある「駅前3番街」の2階に居酒屋(ゆきち屋)がある。
「いらっしゃいませ」
若い女将さんがにこやかに迎えてくれた。
18時過ぎに入るとすでに客が居る。
男性ファンが多いと聞いたがその通りだ。
日本酒は私ごひいきの「日置桜」をはじめ、「諏訪泉」「いなば鶴」「鷹勇」「辨天娘」「稲田姫」と申し分ない。
挨拶代わりの「日替わり前菜盛合せ」1500円を注文。
さっそくいただいたトビウオのなめろうは、味付けは最小限にして勝負は叩き混む薬味と鮮度だ。
当店のなめろうは朝どれのトビウオで、食通を納得させる。
メモコストパフォーマンスは優良。
注意自家製ツナのサラダ600円
ハタハタのオイルサーディン風700円
手づくり和風ベーコン950円
土鍋の煮込みハンバーグ1200円
生ビール380円
グラスワイン500円
「営業時間18:00~23:00/土・日・祝休」