[Day 10]
本日の夜8時のフライトで、とうとうエクアドルを後にし、ペルーへ。目的地はマチュピチュだけど、今晩はリマ泊まり。キトのホテルから空港までは1時間かかる。国際線チェックインだから、17時までには空港に着きたい。逆算すると、自由時間は6時間。長く感じるけど、あまりあちこち回れる時間はない。本日Mustでやりたい事は、初メルカドでご飯と、チョコレートツアーに参加する事。 後は時間調整できる程度に動き回ろう。
実は、昨日の夜ホテルに戻って、そういやガラパゴスの兄ちゃんに連絡してなかったなぁと、今日の昼過ぎによかったらお茶しませんかとお誘いテキストしたんだけど、「明日は忙しい」と、丁寧に断られた。キトで会おうねと言ってたから、会えるとばかり思ってたのに、ガラパゴスで写真一緒にとっておけばよかったなぁ。
朝食をすませ、チェックアウトして荷物預かってもらい、メルカドへ出発。google mapでは10分程で着くはずなんだけど、途中いくつかの道がかなり汚く、これは犬のウ〇コの大きさじゃないよな、だったら人?というのや、ゲ〇、排尿の臭いがする箇所も多く、そういう所は、治安がよくないから避けて通ろうとすると、メルカドへの道はなかなか遠かった。google mapに、「ここは危険」を示す💩マーク機能があればいいのに。
セントラルメルカドは、思ったより規模が小さかった。セントラルと名前がついているだけで、もしかするともっと賑わっているメルカドは、他にあったのかも。 さっき朝ごはんを食べたばかりなので、残念ながら、呼び込みのおばちゃん達に応える程、がっつり食事できるまでにお腹が空いてない。フードコートを3周くらいして、スナックっによさげな色々な「何か」を袋に入れて購入している人を見かけた。「はて、あれは何だろう」。食べてみることにした。一応、売っているお姉ちゃんに聞くが、スペイン語で説明聞いても何かよくわからない。8種類くらいあるうちから、プランテンや見てわかる豆以外のよくわからない何か5種類を指差し、「ここで食べる」と言ったら、プラスチックカップに入れてくれた。($1.5) お金を払って、上になんかタレのようなサルサのようなものをかけてもらった去り際に、お姉ちゃんが、「バックパックのチャックが開いてるよ」と、教えてくれた。 ほんと、みんなエクアドルの人はやさしいわー。
ジュース屋さんの前を通り過ぎ、テーブルに着こうとすると、テーブルを拭いていたジュースやのおばちゃんが、「ジュースはいらないの?」って聞いてきた。「いるいる、でもよくわかんない。どれがおすすめ?」と聞くと、赤いフルーツとココナッツのミックスを勧められた($1)
カップに入ってたのは、結構きつめ塩味の、異なる種類のコーンと豚肉か豚皮をカリカリに素揚げしたものだった。ジュースはココナッツ味はあまりなく、甘酸っぱくおいしかった、けど結局なんの果物かわからないまま。
メルカドを後にし、旧市街の雑踏を抜け、サンフランシスコ教会広場近くのtrip advisorで評価の高いチョコレート屋さんへ向かう。google mapで到着しましたという場所には、何度確認してもチョコレート屋さんのサインがない。どうみてもただの商店。何度かいったり来たりするが見つからない。何気に上をみると、カフェっぽい窓から人が見える。 「あそこへはどうやって行けばいいんだ???」 入り口が違うところにあるのかと、一階の商店の中をのぞき込んだり、建物の横にまわるが、2階へあがれそうな場所はない。 そんなこんなしていると、商店横の重そうなドアから人が出てきた。よく見ると、小さく「Yumbos Chocolate」の目印。中に入ると、吹き抜けの中庭があり、2階への階段からYumbos Chocolateへ。
「ツアーの予約はしていないけど、お願いできますか」と英語でフロントのお姉さんに聞くが、英語が通じないようで、「no, no」としか返ってこない。奥から若いお兄さんがでてきて、たった今始まってしまったばかりなので、15分くらい待てば次のツアーに参加できるとの事。 待っていると、結局、私一人だけに、自分と同じくらいの年齢の素敵なおば様がYumbos Chocolateについて話始めてくれた。無料ツアーで、全種類のチョコレートの試食も一種ずつの説明つきで、楽しい時間を過ごした。
日曜日の午後ともあって、旧市街にあるサンフランシスコ教会前の広場は、昨日にもましてに活気に満ちていた。
お客さんと露店主の和気あいあいとした会話の中で揚げてくれたチュロを広場で食べていく。お祭りでもないのに、あちこちから人々の笑い声や音楽の生演奏やパフォーマンスが聞こえる。皿にてんこ盛りのチュロ食べながら($1)、この雰囲気の中、人を見てるだけでも超楽しい。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、空港へ行く時間になった。さっそく行きしなに乗せてくれたタクシーのお兄ちゃんの名刺にある番号に電話するが、留守電にしかつながらない。「おまえもか・・・」
恐らくこの日のうお座は、きっとみんなに振られる日だったのだろう。ホテルの人にタクシーを呼んでもらい、空港まで$30だった。
ホテルからのパネージョの丘の眺め
ペルー、リマに着いたのは22時過ぎ。空港近くのホステルにピックアップとお宿を予約してあったので、本日はこれにて終了。おやすみなさい。




