今日はみんな大好き国民的声優・
津田健次郎さんの誕生日です!

おめでとうございます!



津田健次郎さんは1971年6月11日生まれ、双子座のO型。

大阪府出身で、所属事務所はアンドステアとなっております。

父の仕事の都合で1歳から小学2年生までジャカルタで過ごした経験を持つ津田さん。

当時のジャカルタには娯楽が少なくVHSもあまり普及していなかった環境の中で最大の娯楽は映画で、日本のヒーロー映画やハリウッド映画に触れていたそうで、映画館へのアクセスが良く伯父が映画の株主優待チケットを持っていた事から帰国後も映画館へ足を運び続けていたそうです。

子供時代は1人で何かをするのが好きだったといい、小学校に入学してからは少し社会性が出たような気がしていましたが、いつも1人でいたといいます。

勉強も人間関係もあまり苦労はしませんでしたが違和感があり、大阪はお祭りの時期が来ると急に友人が地元の子になり親が自治会に入っていたり祖父母の代から住んでいる人物が多く、本人曰くある日突然「異邦人」になってしまうといいます(皆がお祭りに参加している中津田さんはポツンと部外者な感じだったそうです)。

その後大阪の私立の男子校・明星中学校と明星高等学校に進学し、そういう地元感はなくなりましたが今度は流行りものに全然興味が持てませんでした。

当時は空虚な感覚があり、友人が好きな作品や世の中で流行している作品がいいと思えなかったそうです。

周囲に馴染めれば楽しいだろうという感覚はあり、馴染もうとして流行りものに触れはしたものの全く受け入れられず、中学時代から雑誌で見て知った名画座に通うようになり「将来は映画の道へ進みたい」と思っていたそうです。

高校では生徒会長を務め、ミニシアターに通い始めたところジャン=リュック・ゴダールなど頭のおかしい人物のぶっ飛んだ映画が評価されている事にものすごく勇気をもらったそうです。

スパイク・リー、ヴィム・ヴェンダースも好きでジム・ジャームッシュの『ストレンジャー・ザン・パラダイス』も何も起きませんでしたがめちゃくちゃカッコよく「僕もそっちのほうに行きたい!」と映画監督になりたいと思っていたそうです。

しかし脚本が書けず、表現したい衝動はありましたが具体的にどう表現すればいいのか分からないままのんびりしていたところ高校2年生になり「あれ?受験しなきゃ」と気付いたといいます。

明治大学文学部文学科演劇学に入学し、元々は映画を撮りたいと思っていた矢先に大学3年生の時に「何を映画で表現したいか、具体的なビジョンが描けない。表現したい欲求は強かったことから出演するのも面白いのかな」と魔が差して演じる方にも興味を持つようになり、円・演劇研究所専攻科を受けて合格し演劇活動に熱中します。

養成所卒業後は舞台系の事務所に所属していた際にオーディションの話があり、1995年放送のTVアニメ『H2』の野田敦役で声優デビューを飾ります。

その後『遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ』の海馬瀬人役や『テニスの王子様』の乾貞治役でブレイクしてからは声優業を中心に舞台にも出演しました。





NHK連続テレビ小説『エール』で語り及び本編にも出演した事をきっかけにテレビドラマ・映画の出演が増加し、TV番組・CMでのナレーションやラジオパーソナリティなど多方面で活動しています。

更に2019年2月2日公開の映画『ドキュメンターテイメント AD-LIVE』で映画監督デビューし、2021年発表の第15回声優アワードにて主演男優賞を受賞しました。

同年4月2日、それまで所属していたアミュレートを退所し元宝塚歌劇団の七海ひろきさんなどが所属するアンドステアに移籍しました。