昨日は声優の前野智昭さんのお誕生日だった事をすっかり忘れてしまいました…

 

おめでとうございました(遅い)

 

 

前野智昭さんは1982年5月26日生まれ、双子座のA型。

 

茨城県下妻市出身で、所属事務所はアーツビジョン、妻は同じく声優の小松未可子さんです。

 

小学2年生くらいの時に姉と一緒に観ていた『ドラゴンボール』がきっかけで声優を志すようになった前野さん。

 

中学1年生の時に遊んでいたゲーム『ときめきメモリアル』に出演している声優を非常に好きになった事から本格的に声優を意識し始め、声優を目指したいと思うようになったそうです。

 

考えていた進路は反対されるかもしれない事から高校進学後に声優の学校に入学するための学費を貯めようと思い、ファミレスのウェイターのアルバイトをしていたといいます。

 

姉が先に声優の専門学校に入り、前野さんはラジオで知ったアミューズメントメディア総合学院(姉とは別の声優専門学校)に入学し、その後2003年に卒業します。

 

インターンシップで外画作品に出演していたため、アミューズメントメディア総合学院から推薦したアーツビジョンに預かり入所しつつ日本ナレーション演技研究所で学びました。

母校のアミューズメントメディア総合学院卒業した後は暫くアシスタントのアルバイトをしており、3年の預かり、3年の新人登録と6年の下積みを経て正式にアーツビジョン所属となりました。

アミューズメントメディア総合学院時代のインターンシップでのドラマCD『カナリア 〜この想いを歌に乗せて〜』が初仕事で外画の吹き替えで声優デビューを果たしました。

当時は内容も難しい歴史関連の3部作で主役を演じていましたがセリフの量がハンパなく、4ページぶち抜きの長ゼリフが平気だといいとてつもなく荷が重い作品だったそうです。

 

演技力でこの大作を乗り切れるかどうか不安があり、案の定3部作の途中で主役を他の声優と交代する事になりました。

 

しかし、他の役も演じていたため作品としては全うしていましたが、ほろ苦いデビュー作になってしまったそうです。

アニメも端役では出演していたが、外画を中心に活動していたのか仕事の殆どは外画だったといいます。

ある外画の現場に同い年で新人マネージャーが見学に来ていた時「僕は今、ずっと外画をやらせていただいてるんですけど、アニメにも出演したいんです」という話をしていましたが、TVアニメ『図書館戦争』のオーディションの話をくれました。

 

それまで外画畑で、その新人マネージャー以外にはアニメを「本格的にやりたい」というアピールを真剣にした事がなかったそうです。

ベテランのマネージャーだったら萎縮して気軽に夢を喋る事はできなかったといい、後から話を聞いたところそのマネージャーも自分で役者をオーディションに推薦する作品は『図書館戦争』が初めてで、野望も思い出してくれてボイスサンプルを聴いたところ直感で選んでくれたようだったといいます。

それほど仕事がなかった時期ではありましたがスタジオオーディションの日が外画の仕事と被り会場に行けず、芝居を聴いてもらえたのは1次審査用のテープだけで「スタジオ審査できてないから、これは絶対に駄目じゃないか」と諦めていたその時、原作者の有川浩さんも含めて満場一致で前野さんに決まり、2008年、アニメとしても初めての大役である『図書館戦争』の堂上篤役に抜擢されます。



それまでアニメのオーディションを受けた事は色々はありましたが合格したのは『図書館戦争』が初めてで、「まさか!」と驚いていたといいます。

同年、『図書館戦争』と同時期に出演が決まった『魔法遣いに大切なこと 〜夏のソラ〜』の緑川豪太役に抜擢され、『図書館戦争』だけだったら「またしばらくアニメとは縁遠くなるだろうな」と思っていた時の作品だったため「あ、コレだけで終わらないんだ」という安心感があり、オーディションでくれた役のため自分の自信にも繋がったといいます。

 

作品のテイストも『図書館戦争』とは全く違ったため、新たな気分で臨めた作品だったといいます。

2010年3月6日発表の第4回声優アワードにて新人男優賞を受賞し、電撃Girl's Style「乙女ゲームアワード2014」及び「ガールズゲームアワード2017」の声優部門にて第1位を獲得しました。

2020年5月12日には声優の小松未可子と結婚した事をアーツビジョン公式サイトで発表され、更に2022年8月17日には妻である小松さんの第1子妊娠を報告しました。

 

 

数多くの人気アニメに出演し、20代から人気を得ている大人気声優さんです!