今日は私が愛してやまない声優の1人・
高山みなみさんの誕生日です!

おめでとうございます!

高山みなみさんは1964年5月5日生まれ、牡牛座のB型。

東京都足立区出身で所属事務所は81プロデュース、元夫は自身が主演を務めた『名探偵コナン』、『剣勇伝説YAIBA』の原作者である漫画家の青山剛昌さんです(2005年5月5日結婚、2007年12月10日に離婚)。

一般家庭よりも芸能界に近かった事と母が高山の芸能界入りを考えていた事もあり幼少の頃からバレエ、日本舞踊、声楽などを習った高山さん。

子供の頃は通知表に書かれるほど正義感が強く、向いていると考えた警察官になる事を目指していたそうです(卒業文集の将来の夢の欄に「警察官になりたい」と書いていました)。

交通安全指導で腹話術が必要であると思い、中学校時代の1978年に劇団ひまわりに4年間在籍しますが、実際には芸能界入りは親の意向であり高山さんはその気がなく敷かれたレールを走らされているように感じ、腹話術のことは演技の勉強をさせるための理由付けで自分が考え出したものではありませんでした。

高校時代にはラジオ『はしゃいで○○大放送』のディスクジョッキーコンテストの女子中高生DJコンテストで優勝し、ラジオ好きで自由なトークへの魅力や声の仕事を面白く感じDJになる事を考えます。

東京都立足立西高等学校卒業後、DJになる方法が分からず芝居を続けるために日本工学院専門学校演劇科に入学しますが、先行きが不安になり芝居一切を止めようと中退して一時はOLとして働いていたものの、ある日電話を取り次いだ時相手から「いい声だね」と褒められた事がきっかけで22歳で声優を目指すようになります。

1985年にサンハウスミュージック声優部に入所するもその後に知り合ったマネージャーに声の仕事がしたいならうちに来ないかと誘われ1986年9月より81プロデュースに入所し、3年の新人期間のうち2年で芽が出なければ諦めてくれと言われ1年で結果を出そうと決心します。

当初はヒロイン役のオーディションを受けていましたが、可愛らしく読もうとしても「もっと女の子らしく」と別々の音響監督から言われ、3回連続で落ちた事からヒロインは向いていないのかもしれないとマネージャーに相談した結果、少年役のオーディションを受ける事になりました。

1987年に『学園特捜ヒカルオン』の女子生徒役で声優デビューし、その後少年役を回してもらうようになって3回目で同年に『ミスター味っ子』の味吉陽一役で早くも初主演を果たしました。

1989年に大ヒットした映画『魔女の宅急便』でキキとウルスラの二役に抜擢された事から声優としての転機になりました(一人二役は急遽決まった事で新人の自分には責任が持てないと断ろうとするものの監督の宮崎駿さんから「責任は自分が持つから安心して」と言われ、自分が持てる限りのアンテナを駆使して挑戦しました)。

ところがこの事で大役でないと受けてもらえないと思われ一時的に仕事が激減し、レギュラーが1989年放送開始『らんま1/2』の天道なびき役のみという時期もあり落ち込むも気を取り直して近所でアルバイトを始め、やがて1990年代に入ると『楽しいムーミン一家』のムーミン役、『まじかる☆タルるートくん』の江戸城本丸役、『剣勇伝説YAIBA』の鉄刃役など、少年役を中心に多くの作品で主人公・主要キャラクターを演じるようになり、人気も定着するようになりました。

特に主役を演じている『忍たま乱太郎』の猪名寺乱太郎役と『名探偵コナン』の江戸川コナン役は、それぞれ1993年・1996年の放送開始から20年以上続いており、ここから高山さんの声が幅広い世代に認知される事になりました。


21世紀に入ってからは2005年に『ドラえもん(テレビ朝日版第2期)』でスネ夫のママ役に抜擢され、2007年に『ゲゲゲの鬼太郎(第5作)』の鬼太郎役、更に2010年には『デジモンクロスウォーズ』の工藤タイキ役など、様々な人気作品にレギュラー出演します。

また歌手としての顔も持ち、1992年にはアルバム『Endless Communication』でソロデビューし、「ES CONNEXION」や「TWO-MIX」、妹の高山美瑠とTWO-MIXのユニット「高山美瑠 with TWO-MIX」や高山美瑠とのユニット「M★TWO-MinaMiru-」、その他にも2005年にジョー・リノイエを迎え入れたユニット「II MIX⊿DELTA」など様々なユニットで音楽活動も行っています。

2011年開催の第5回声優アワードにおいてシナジー賞を受賞し、2017年1月9日放送の『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』(テレビ朝日)で第7位にランクインするなど幅広い人気を得ているベテラン声優さんです!