小学4年生の社会見学で、図書館に行きました。
下見の時、バックヤードを見せてもらえたことがありました。
大きな可動式書棚がいくつもあります。
( わが街の画像ではありませんが、
似ているものをお借りしました。)
貴重な古い文献を保存している棚もありました。
工事現場のように、梯子で上って行くところもありました。
学校で登録すると、団体貸出してもらえる本を
バックヤードで選べました。
申し込みが必要で、読書用と調べ学習用があります。
調べ学習は、必要な本がたくさんいるので、
貸し出してもらえて、助かりましたが、
最近は、パソコンで調べることが多くなったと
思います。
そうそう、教室の後ろに私の児童書をずらっと並べていました。
特に、人気の「かいけつゾロリ」シリーズは、
図書室で、引っ張りだこなので、なかなか借りらません。
だから、子ども達は、喜んでいました。(*´艸`*)
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一番と言われると、難しいですね。
最初にうかんだのは、児童書です。

大石真さんの「チョコレート戦争」です。
新・名作の愛蔵版にも入っています。
すずらん通りにある町いちばんの洋菓子屋さん、金泉堂。
特に、ショートケーキ、シュー・ア・ラ・クレーム、エクレールなどは
特に、ショートケーキ、シュー・ア・ラ・クレーム、エクレールなどは
舌もとろけそうなうまさで、金泉堂の洋菓子をいくつたべたかが、
子どもたちのじまんの種にもなっているという憧れのお店です。
その金泉堂と子どもたちの間で何やらトラブルが?!
それは、光一と明が学校の帰り道に金泉堂に立ち寄った時のこと。
それは、光一と明が学校の帰り道に金泉堂に立ち寄った時のこと。
2人がショーウインドーに飾ってあるチョコレートのお城をのぞいていると、
いきなり目の前のガラスが割れて、出てきたお店の人に犯人扱いされてしまうのです。
支配人、そして社長の谷川金兵衛氏の前に連れていかれる2人。
「やっていない」といくら言っても信じてもらえず、ただひとり信じてくれたのは、
桜井先生という若い女の先生だけでした。
くやしくて気がおさまらない光一は、金泉堂の大事な看板である
くやしくて気がおさまらない光一は、金泉堂の大事な看板である
チョコレートのお城を盗む計画を立てます。
そう、これは子どもたちの名誉をかけた戦いなのです。
光一はまず仲間を集め、入念に計画を練っていきます…
しかし思わぬところに、落とし穴が。
金泉堂VS子どもたちの戦いの行方は、子どもたちに優勢になったり、
金泉堂に優勢になったり…、
後半に続くどんでん返しには何度もハラハラさせられて。
けれどもジェットコースターのような展開のあとには、
何ともすっきり、気持ちの良い読後感が残ります。
登場するキャラクターの面白さや、子どもたちらしい発想の数々が
登場するキャラクターの面白さや、子どもたちらしい発想の数々が
なんともユーモラス。
楽しいお話にぴったりのさし絵を書いているのは北田卓史さん。
国語の教科書でもおなじみの『車のいろは空のいろ』の絵を書かれた方ですから、
絵を見て懐かしく思われる方も多いのではないでしょうか。
まるでそばにいる友達がしゃべったり考えたりしているような
まるでそばにいる友達がしゃべったり考えたりしているような
生き生きとした登場人物たちの姿に、読む子どもたちは共感し、
応援しながら読んでいくことでしょう。
さらに大人たちの1本筋が通ったいさぎよさにも好感が持てて、
ぜひ大人の方にも読んでいただきたいお話です。
(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
<記事、お借りしました。>




