おばちゃん母の藍色の地に白い花模様の綿のワンピースを洗って持って行ってん。そしたら、 「これ、おばちゃんみたいやから、嫌やねん。」 「・・・」 「これ、おばちゃんが着る服みたいやろ」 「いいやん。おばちゃんに見えたら 」 「おばちゃんみたいに、老けて見えたら、嫌やん」 「おばあちゃんが、おばちゃんに見えたらええやん。」 「私、若いもん」母は、84歳です。負けました。