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高校時代、文化祭で、8mmビデオを撮ることになった。
題名は、ユーミンの「翳りゆく部屋」のまねをして、
「翳りゆく日々」


私の役は、ヒロインに意地悪するお嬢様の取り巻き


ヒロインもお嬢様役の人も、もう一人の取り巻きの役の人も、みんな仲のいい友達やってん。
ヒロインのSちゃんは、学年でも、有名な人気者。

目が大きくて、かわいい。
それに、性格がいい。
誰にでも優しくて、裏表がない。
男子だけでなく、女子もSちゃんが微笑むと思わず笑顔になる。
陸上部で運動もできた。、成績もよかった。
なんか、お日さまみたいな人やった。
お嬢様役の人は、美人。
でも、性格は、役と全然違って優しいねん。
もう一人の取り巻き役は、中学からの親友。
悪役やから、希望者いなくて、友達とおもしろがってすることにしてん。
海のシーン撮るとき、遊びに行ったみたいやった。


近くの公園にも行って撮ったなあ。
お客さん、たくさん来てくれはった。
教室の前で、店番してたのもはっきり覚えてる。
それぞれの光景は、浮かんでくるけど、完成したの1回観たかなあ

画質が悪くて、みにくいなあと思ったのを覚えている。
出てないところは、撮影しているの見てないから、展開がわかってない。
記憶にないのあたりまえやなあ。
だから、ハッピーエンドなのは、わかっているけど、全然と言っていいほどストーリー覚えてないねん。


フィルム、まだ残っているんかなあ。
同窓会で、観られたら嬉し・・・
わあ、やっぱり観るの怖ろしいかあ

