不登校になると、自分自身がつらいだけじゃなくて、「親にどう思われているんだろう…」と不安になることもあります。実際、私も学校に行けなかった頃は、親にどう伝えればいいのか、どうすれば理解してもらえるのか悩みました。
ただ、私の場合は少し特殊で、弟が先に不登校になっていたこともあり、親も比較的早く「学校に行けない気持ち」を理解してくれました。最初から完全に受け入れてもらえたわけではありませんが、「あの子も同じように苦しんでいたんだな」と思ってもらえたことが、気持ちを伝えやすくするきっかけになった気がします。
一方で、私の友達の中には、学校に行きたくなくてトイレに閉じこもってしまい、その態度そのものを通じて「今日は本当に無理」という意思を示していた子もいました。言葉で説明するのが難しいときもありますが、こうやって体全体でサインを出すことだって立派な伝え方のひとつです。誰だって、うまく言葉にできないときはありますから。
もちろん、親がすぐにわかってくれるとは限りません。理解してもらえるまで時間がかかることもあります。でも、覚えておきたいのは、親はあなたを責めたいのではなく、心配しているということ。だからこそ、少しでも安心してもらえるように、
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勉強や好きなことにコツコツ取り組む姿勢を見せること
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「学校に行くとこういうことが辛い」「自分には合っていない」と素直に話すこと
この二つがとても大事だと思います。
自分の気持ちを表に出すことは勇気がいります。最初はうまく言えなくても、繰り返し伝えていくうちに、親の見方や関わり方が少しずつ変わってくるものです。
不登校と親の関係は、時には難しく感じることもあります。それでも、自分の気持ちを伝えようとする一歩一歩が、必ず理解への道につながっていきます。そしてその積み重ねが、安心できる環境をつくる力になるのだと思います。
だからもし今、親に理解してもらえなくて悩んでいるなら、焦らずに少しずつ気持ちを出していきましょう。小さなサインでも、きっとあなたの思いは伝わっていきます。
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