受験を意識し始めたタイミング
こんにちは!今日は不登校の自分が高校受験で感じたことを書きたいと思います!
不登校中、高校受験なんて考えられませんでした。
「このまま進学できるのかな」という不安はあっても、日々を過ごすだけで精一杯。教科書やノートは手の届くところにあっても、開く気力はほとんどありませんでした。
中学3年になると、進路についての資料や説明会の案内が届くようになりました。けれど、高校の中に入るのは怖くて、説明会の日も親の車から外の様子を眺めるだけ。
資料を家で読んではみても、どこか現実味がなく、「自分があそこに通う」なんて想像できませんでした。
そんな私が受験を意識し始めたきっかけは、「このままだと勉強の遅れがどんどん広がってしまう」と気づいたことです。高校だけでなく、もし大学を目指すときにも影響が出るだろうと考えると、じわじわと焦りが生まれました。
それでも迷いはありました。「今から間に合うのか」「長いブランクをどう埋めるのか」。
不安の方が大きく、受験という言葉に押しつぶされそうになる日もありました。
そんな中、私の背中を押してくれたのは“囲碁”でした。
当時、囲碁に夢中になっていて、あるとき「囲碁部がある高校」を偶然見つけたのです。写真に映った囲碁部の活動風景を見て、「ここなら自分の居場所が見つかるかもしれない」と思えました。
それが初めて、具体的に“行きたい高校”を意識した瞬間でした。
今振り返ると、あのときの気持ちの変化はとても小さなものでしたが、それが受験への第一歩になりました。
不登校でも、進路を考え始めるのに遅すぎることはありません。きっかけは勉強の不安でも、好きなことからでもいい。小さな「行ってみたい」という気持ちが、道を開いてくれます。
次回は、私が実際に試した勉強方法とモチベーションの保ち方についてお話しします。
この体験談は、全部で7回に分けてお話しする予定です。
次回は、実際にどんなふうに勉強して、どうモチベーションを保ったかをお話しします。
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