こんにちはういういです。今日は不登校だったとき自分の思ったことを書きたいと思います。

 

親に「学校に行きなさい」と言われるのがつらいと感じる人は多いと思います。
でも、私の場合は親よりも、おばあちゃんやおじいちゃんの言葉の方が、ずっと重く感じていました。

私は不登校でした。
私より先に弟が不登校になっていたこともあり、両親はその経験から、私の気持ちを比較的早く理解してくれたように思います。
フリースクールに通うことにも賛成してくれましたし、ときには親の店の手伝いをするなど、「学校に行っていない=何もしていない」という状態にならないように、気遣ってくれていたと感じています。

ただ、家の中が「安心できる場所」だったかというと、そうではありませんでした。

祖父母には、不登校に対する理解があまりありませんでした。
「なんで学校に行かないの?」「怠けてるだけじゃないの?」「家にいてもしょうがないでしょ」
そういった言葉を、無意識のうちに投げかけられることが多く、心がどんどん追い詰められていきました。

言葉そのものが強くなくても、「わかってもらえていない」と感じることが積み重なると、家の中でも安心できなくなってしまいます。
学校に行っていないことそのものよりも、「行かなきゃダメだ」と言われ続けることの方が、何倍もしんどかったです。

そんな中で、親はよく間に入ってくれました。
祖父母に直接言い返すようなことはしませんでしたが、私のことをそっとかばってくれる場面がありました。
私の存在や気持ちを否定しないように、言葉や態度で支えてくれていたのだと思います。
その存在があったからこそ、私は家の中でなんとか踏ん張ることができたのだと思います。

時間が経ってから、祖父母はあまり何も言わなくなりました。
けれど、考え方が変わったかというと、正直なところあまり変化は感じられていません。
言葉にしなくなっただけで、今も「学校に行かないのはよくないこと」という考えを持っているのではないかと感じることがあります。

それでも、少しずつ私自身の考え方が変わっていきました。
「すべての人にわかってもらうのは難しいこと」
「たとえ家族であっても、理解し合えないことがある」
そういった現実を受け入れるのには時間がかかりましたが、それでも私は少しずつ前に進めるようになってきました。

 

おわりに

今、家の中でもつらい思いをしている人がいたら、伝えたいです。
「あなたが悪いわけではありません」と。
大人でも、理解できない人はいますし、身近な人ほどわかってもらえないこともあります。
それでも、あなたのことを理解してくれる人は必ずいます。家族以外にも、安心できる場所があっていいのです。

無理に気持ちを伝えようとしなくても大丈夫です。
今すぐに全部を乗り越えようとしなくてもかまいません。
少しずつ、自分にとっての「安心できる場所」を見つけていけますように。

今、家の中でもつらい思いをしている人がいたら、伝えたいです。
「あなたが悪いわけではありません」と。
大人でも、理解できない人はいますし、身近な人ほどわかってもらえないこともあります。
それでも、あなたのことを理解してくれる人は必ずいます。家族以外にも、安心できる場所があっていいのです。

無理に気持ちを伝えようとしなくても大丈夫です。
今すぐに全部を乗り越えようとしなくてもかまいません。
少しずつ、自分にとっての「安心できる場所」を見つけていけますように。

 

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