「つるかめ助産院」 小川糸
この人の表現は優しくて穏やかで、読み終えたあと幸せな気持ちになります。
そして美味しいものを食べたくなります(笑)
辛い過去を持つ女性がとある南の島に来て、予期せぬ妊娠を告げられ、人の愛を知り成長していくお話。
妊娠、出産って本当にすごいこと。
妊婦というのは胎児にとっての単なる器。
赤ちゃんとお母さんはへその緒一本でつながってる。
妊娠中の体調、陣痛、出産前後などの神秘的な場面が丁寧にそしてリアルに表現されていて、懐かしく感じました。
赤ちゃんと1対で幸せだったなとかリセットされた気分だったなと思い出してほっこりした気分になりました。
もう一度妊娠してもいいかなとつい思ってしまったけど…いやいやもう子育てにいっぱいいっぱいです( ̄ー ̄)