私が最要注意人物と思っていた古株のMさんに、私が仕事をする上で不満に思う事を話しても、Mさんの私に対する態度は変わりませんでした。
なので私は「Mさんは案外、常識人なのかもしれない…」と、少し安心してきていました。
そんな時に、古株のXさんが、ご家庭の事情で、急に仕事を辞められました。
Mさんの天敵だったXさんが居なくなった事で、Mさんは、以前から仲良くしたいと思っていた古株のKさんに、待ってました♪とばかりに近付く様になりました。
一方、Kさんの方は、Mさんとは、そこまで仲良くしたいという感じはない様でした。
それは、KさんはMさんと話すよりも、私よりも半年前に入社していた、アラサーのシングルマザーのHちゃんの方が、話し易そうにしていたからです。
だけどMさんは、そんな事はお構い無しで、今までは左隣の席の私にばっかり話し掛けていましたが、右隣の席のKさんと、Kさんの右隣に座る様になったHさんの方にも、話し掛ける様になりました。
そして、Mさんは徐々に、古株軍団をはじめ、キーパンチャー全員を、牛耳るかの様な発言が増してゆきました…
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耳当て付きの防寒マスクです。