今年の猛暑はそれほど長くなくてホッとしましたが、急に涼しくなる秋の訪れに、夏の名残をもう少し感じたいと思ってしまいますね。
過ごしやすい気温のこの季節~芸術の秋のほか、読書や食欲、スポーツ等々子ども達と一緒に楽しんで季節の移ろいを肌で感じていきましょう
読書の秋に限らず、子どもたちの毎日のルーチンにある絵本の時間には、読み聞かせとは違い、それぞれが好きな絵本を本棚から選んで読みます。
選ぶのが嬉しくてキラキラしたお目目で絵本を探す様子は可愛くて仕方ありません!
そして選ばれた絵本には、ひとりひとりの好みや関心ごと、その時の体調や気持ちなどが見え隠れしています
さて、よく言われていることですが、子どもに読ませたい絵本と、子どもが読みたい絵本の違いについて…
まずは、そういった現実があることをしっかり受け入れましょう。
様々なことを自分なりに「受け入れる」のが重要になっている現代社会です。ここでの受け入れは、その子の視点で物事を見てみる、という事にフォーカスしてみてください。
長く読み継がれてきた名作を読んで、心豊かに育ってほしいと願う大人。それに対して、ドタバタ劇や流行りのキャラクターの絵本に手が伸びる子ども達。そんな時は、この子の興味は今ここにあるのか!と彼らの目線で観察してみましょう。
その絵本の何が好きなのかを、ちゃんと目線を合わせてしっかり対話していきます。色が好き、めくるのが好き、コロコロ転がる様子が面白い、大きなこれは怖い、等々いろいろな角度から。
この時期から始められる大切な時間になります
そして絵本に限らず、テレビや動画などもそうですが、自分の選んだものが一方的に避けられてしまうと、そのもの自体が悲しい、または嫌な記憶になってしまうかもしれません。
あおぞら保育園でのテレビや動画の見方のキーワードを挙げますと、
・短時間
・一緒に見る
・目線を合わせる
・つぶやいている事を深掘り
こうして上手に取り入れ、最後に、見たものから教訓を伝えています(意地悪、ダメ!など)
子どもの気持ちや興味を否定せずに受け入れて、共感することで彼らの感性を磨いていきましょうね
ゴシゴシ