B-2爆撃機 墜落
Stealth bomber crashes at Andersen AFB今日の午前、人類史上最も高額な航空機がグアム島アンダーセンアメリカ空軍基地 で墜落しました。
墜落したのはアメリカ空軍第509爆撃航空団第393遠征爆撃飛行隊所属のB-2「スピリット」爆撃機 。23日土曜午前10時45分頃の出来事でした。
このとき2機いたB-2のうち先頭の機体は無事に離陸しましたが、続く2機目が何らかの理由により墜落した模様です。
パイロットの2名は機体が墜落する前に射出座席にて脱出したとのことです。
B-2爆撃機はアメリカ空軍がF-117ステルス攻撃機に続き本格的にステルス性を導入した爆撃機で、初飛行を1989年果たしました。1機あたりのコストは約2,400億円と高額でギネスにも認定されています。この値段は先日漁船と衝突事故を起こした海上自衛隊のイージス艦「あたご」 の2倍近くに相当します。
生産数は全21機で、当初はこの21機すべてがミズーリ州のホワイトマン空軍基地 に配備されていましたが、近年はアジア太平洋地域へのプレゼンスを示すため一部がグアム島に配備されていました。