こんにちは、きくちです!
私事で恐縮ですが、実は本日、公証人役場に行って、
公正証書による『遺言書』というのを作成するべく、相談してきました!
我が家の場合は、夫婦の相互遺言書作成です。
『遺言書』を作成する経緯やその体験などは、
また別の機会にお話ししますが・・・・
こういうものを書く時、お互いの”あり方”や”存在そのもの”について、
改めて考えさせられるものです。
では、あなたにとって、パートナーの存在って、どんな感じでしょうか?
私はこの年齢になって、改めて「自立」の大切さを痛感しています。
私は主人と結婚したのが遅かったので(私が46歳、主人が54歳、ちなみに私は初婚)、ずっと専業主婦が憧れでした。
おかげさまで贅沢はできないまでも、主人に養ってもらうだけで生活することができましたので、喜び勇んで専業主婦の道を選択したのですが・・・
『相続』なんて問題がだんだん身近になってきて、調べてみると、
憧れだった専業主婦のなんと危うい立場たるや!!!
女性もやっぱり「自立(特に経済的に)」が重要なのです!
なので、私はいまさらながら、何らかの収入のツテを模索する羽目になったわけなのですが・・・
でもね!
妻が仕事をする際、やっぱり大きなネックになってくるのが
「家事」です!
「お気楽亭主関白様」からしたら、「仕事やりたければ、やれば?」
「時々は家事も手伝うよ!」なんて言いながら、
その実やっぱり、
食事は時間になったら出てくるもの
家の中はいつもきれいになってるもの
Yシャツのアイロンはかけてもらえるもの・・・etc.
めんどくさいものには手を出さず、快適に暮らしたいなんて、思っていませんか?
もし、現在そうした環境が整えられているとしたら、
あなたの奥様は、相当頑張って、努力されているのだと思います。
そして実は、心の中にうっぷんも沸々貯めているのだと!
早く気づいてください!
世の中の「お気楽亭主関白様」たち!
そして、提案したいのです!
ビジネス思考で凝り固まっているあなた様は、
是非、奥様の事を「お取引様」として見てあげてほしいのです!
だって、現実はそうですよね?
料理も作ってくれる
洗濯もしてくれる
アイロンがけから、お風呂の掃除・・・
ありとあらゆることを、あなた様は外注なさっておられます。
その費用、実費で考えたことがありますか?
少なくとも、奥様の自由時間を確保してあげようと、考えたことがありますか?
自主的に、どのくらい家事の負担を軽減させてあげましたか?
男性はよく、「やってくれって言われれば、やる!」と言いますが、
ビジネス思考で考えてみてください。
ビジネスの場で、そんなこと言うのは、世間知らずの新入社員レベルではありませんか?
奥様から「なんで言わなきゃやってくれないの?」とか言われて、
機嫌悪くなって、プイッと外出しちゃったりしてません?
ビジネス思考で考えてみてください。
ビジネスの場で、そんな態度示したら、あなたはその社員の事、どう思いますか?
仕事で取引様に対しては、「win winの関係で!」なんて気を遣っているあなたが、なぜ奥様に対してはできないのでしょうか?
それって、やっぱり、甘えていませんか?
これから先、60代を過ぎてくると、親の介護、自分の体調変化など
妻の協力なしではできない試練がたくさん待ち受けています!
大人の関係は、「自立」が原則!
ビジネスの世界で優秀なあなたには、
是非とも家庭内での「自立」をめざし、
日々の生活を見直してみていただけたら嬉しいです。
妻は「お取引先様」・・・・
そんな目で見直して、たまには「客先接待」もしてみてはいかがでしょうか?