せっかく自分の駄目な所を克服しようと新しいことに挑戦してるのに上手くいかない。


変化というものが小さい頃から苦手だった。


春の桜の散った後や
夏の繁りの後や
秋の紅葉の後や
冬の雪が溶けた頃。


どれもその時ばかり騒いで後は何事も無かった様に生活をする。


ギャップが怖い。
有為転変が怖い。


四季折々の日本で、色々な秩序がある中で感情のある私が生きていくのは難しいのかもしれない。



思うと、受験やら何やらで忙しかった中学三年生の時はそれを受け入れられていた気がする。



逆転の発想だ!



地面の桜を踏みにじり、這い出た有情のものに火を放ち、早く廃れと月に望み、白い雪に泥を塗る。


毎日がそうあれば良いんだ。


そうすれば怖くない!

只、そうならない為に今日は先生に会いに来た。



郷に入っては郷に従え。
巻き巻き式の電話の横に薄型デジタルテレビが配置される。

今の時代、6畳の狭い居間でも時代錯誤される。


うちもいよいよデジタル化。
19年。
今まで良いことも悪いことも、酸いも甘いも、それなりに体験した様に思う。


浮き沈みは激しいものの、平均したら平坦な。

凡庸なる人生を、だ。



沈むなら、それ以上の浮き上がりをしなくてはならない。

失敗をして、不安になり上手くいかなくてもそれ以上の成功をすればいいのだ。

例え別件であれ!


ならば私はもうすぐ空を飛ぶ。耳に詰まった海水で外聞が聴こえなくなり、強風で体裁がとれなくなるのだ。