こんにちは。
絵描きヒーラー
枚田 都希です。
フウのことをつづった前回の記事
ちょっと実家へ用事があって帰った日がありました。
そのとき
『泣きわめくフーちゃんを
先生にダッコで連れて行かれるの
ほんとツライんよね
』
と思わず母に本音の気持ちを話しました。
すると母は、意外なことを言ったのです。
『あぁ、あんたも“強制連行”されようったよね。先生にダッコされて連れて行かれようったじゃん
』
『えっ、そうなん? 覚えてないよ
』
そのとき初めて、私もフウと同じころに
同じ経験をしていたのを知りました。
私にはまったく記憶がなくて、
ただぼんやりと思い出すのは
母と離れる場面での
目が覚めるようなヒヤリとした感覚だけ。
そのときの私は
どんな気持ちだったんじゃろう
きっとすごく嫌だったはずだ
お母さんと無理やり離されて
すごくすごく不安で怖かったはず
でもそんな強烈に残ってしまいそうな出来事を
私はなんできれいさっぱり忘れとるんじゃろう・・
不思議でした。
それから何日もしないうちに
フウのひとことによって
私の心が完全に折れてしまうのですが(前回の記事を参照ください)
そのとき、強制分離を許してしまった
自分に対して怒りを感じただけではなく
先生に対する怒りも
少なからずありました。
その怒りは先生に電話で、
「強制分離がフウにとってどれだけ
マイナスに働き、負担になるか」
を説明するときまで続きました。
でも先生はあっさりと私の話を受け入れてくださったので
なんでここまで被害者意識が膨らんでしまったんじゃろぅ?と思いました。
でもフウが自分の意思で
私と離れるタイミングを決めるようになってから
次の日か、その次の日
お迎えに行く車の中でふと、
強制分離を許してたのは
子どもの頃の私だったんだ
ということに気づいたんです。
つまり
先生に抱き抱えられて泣き叫ぶ
フウを通して見ていたのは
不安で怯えて抵抗すらできなかった
子どもの頃の私。
無理やりお母さんと離されて
保育園の中に連れて行かれるときの不安や恐怖
長い間凍結していた私の記憶を
フウが身を持って再現してくれてたんだと思いました。
先生に怒りを感じたのも
あのときのフウのひとことによって
凍りついて鈍っていた感覚が
一気に溶かされから。
グッタリ疲れてたのも
“毎日が先生と子どもの頃の私との戦い” だったからだと思えば、納得ができました。
今までのことが腑におちたとき
フウからもらった大きなギフトに思わず感動しました。
思えばフウが生まれてから今まで
「気づき」というギフトを何度ももらってきていたのです。
はじめてママになったとき
子どもの愛し方がわからないことで
自分の愛する大切さに気づかせてもらったこと
つねりぐせのあるフウから
子どもの頃の大きな傷を思い出させてもらったこと
子どもの頃通った保育園へフウと遊びに行くことで
保育園の暗い、しんどいイメージを
明るい、楽しいイメージに変えられたこと
壁にぶつかるたび、
子どもの頃に置いてきぼりにしてきた
大事な気持ちを
フウが私に取り戻させてくれるのです。
セラピストの長南華香さんが
『こどもはママのちっちゃな神さま』
という本の中でこう書いておられます。
“子どもはママを助けるためにやって来ている”
ほんとうにそう感じます。
いちばんイライラさせられたり
振り回されるのが子どもですが
そうやってママに
大切なことを気づかせようとしてくれてるのです。
もう、自分がイヤだったことを
フウにさせることはできない
子どもは無条件に親を信頼して
ついてきてくれるのに
だますようなことはできない
もう、フウの信頼を裏切るようなことはしてはいけない
『まだ帰らないで』と言ったら、帰らない
そのとき、はっきり心に決めました。
妖精のイラストオラクルメッセージ
“世界にたったひとつ”
今のあなたに必要なメッセージを
イラストメッセージにしてお届けします
オラクルカードメールセッション
自分と向き合い
一歩を踏み出したい方へ
メールのやりとりを通して行う
オラクルカードセッションです
お申し込み・お問い合わせ



