希望をえがく絵描きヒーラー
枚田 都希です。
今日は一段と寒いです
なんと今、数年に一度の強い寒気がやってきていて、
週末にかけて大荒れとか
私の住んでいる広島の県北でも
これから何日か零度以下の日が続くようです。
日中マイナス４度てどんなんなん？
って不安ではありますが、
できるだけあったかくして過ごしたいと思います。
みなさんもしっかりあったかくしてお過ごしくださいね。
とくに雪の多い地域の方は
雪道の移動など気をつけてくださいね。
にしても、今は一年の中でもっとも寒さの厳しい時期。
日中もあまり気温が上がらず
お日さまの光がほとんど当たらない日が続いたりすると
なんとなく体がだるくてしんどい
特別何かあったわけじゃないのに
気持ちが落ち込んでしょうがない
何もする気が起きない、何もしたくない
冬なのに夏よりも疲れてる
夜は早くふとんにもぐりたい
というようなことはありませんか？
そんな状態を “冬季うつ” と呼ばれたりしているようですが、
私自身、とくに引きこもりだった時期に、
毎年冬がやってくるのが怖くてたまりませんでした。
冬が来るたびに
なんともいえない寂しさに襲われ、
からだはいつも熱があるみたいにしんどく、
無気力が
引きこもりの身の無力さに
さらに追い打ちをかけてくる・・
何度
消えてなくなってしまいたい
と思ったでしょうか。
それくらい冬のうつ状態はしんどいものです。
だけどそんなつらい状態から抜け出すために、
ムリに元気を出そうとしていませんか？
冬、
青々と繁っていた葉はすべて枯れ落ち、
草木は成長を止め
生き物たちは木の中や土にもぐり冬眠します。
地上が一面銀世界へと姿を変えた冬の朝
単色と静寂の中にたたずむと
この世界のすべてが動きを止めてしまったかのように
錯覚をしてしまうこともあります。
そして人間も自然界の一部です。
冬に活動がにぶったり
停滞したように感じるのは
ごく自然な状態と言えます。
冬に気持ちが落ち込む人ほど
自然からの影響を強く受けとる人なのでしょう。
それに人間は冬眠をしませんし、
天気や季節に関係なくお仕事をしますから、
活動的になれないことを「いけないこと」と思いがちです。
でもね、植物も生き物たちも
雪の下でただじっとガマンしてるわけではないんです。
やがてくる春に備えて
重い雪の下から
新しい芽を出そうと準備しているんです。
その力強さ
まだお日さまの力が弱い時期に
相当なエネルギーだと思います。
長い冬（停滞）は春（活動）に向けて
内側にエネルギーを蓄える時期。
そして人も本来
重い雪の下から新しい芽を出す
そんな力強さを持っているんです。
今、気持ちが落ち込みがちでしんどい人は、
『今は内側にエネルギーを蓄える時期なんだ』と
停滞している自分の状態を受け入れて
ムリはしないことです。
ムリに元気を出そうとすると
まるで冷えた体にぬるま湯をかけるようなもので
よけいに落ち込んでしまうこともあります。
そして何より大事なのは
活動的になれない自分を許すこと。
『ムリに明るくならなくていいんだよー』と
自分に言ってあげてください。
それだけでも気持ちが楽になると思います。
くれぐれも
『落ち込んでちゃダメ！』
と自分をしかってあげないでくださいね。
寒い時期のうつ状態は
一時的なものです。
春が近づくにつれて
心もウキウキと明るくなっていきます。
それもまた「ごく自然なこと」ですから
落ち込んでもあまり悲観的ならずに過ごしましょう。
でも、そうはいっても
気持ちが落ち込んだ状態が長く続いたら
とてもつらいものです。
そんなときにどうやって乗りきっていくか。
私が実際やってみた冬のうつの乗りきり方を
また別の記事で紹介したいと思います
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