自然のままに生きるということ

こんにちは。

都希です

先日の大雪では
たくさんの雪が
大地を覆いました

溶けないうちに
さらに降り積もり、

夜が来て冷え込むと
硬く固まりました

そして重みを増した雪は
花や草を押しつぶし、

木の枝を折ったり、
ぐぃんと歪めたりしました。

自然はおもに
私たちに癒しを与えてくれますが、

ときに厳しく、
過酷な状況を突きつけてくることもあります。

そして自然は
自然によって浄化されます

あんなにたくさんの雪に覆われて、
ぺしゃんこになった植木や草花が、

雪が溶けて
お日さまの光が届き始めると

みるみるその頭を持ち上げて
もとのように戻っていくのを見ると、

ほんとにすごいなあって思います。

そして雪の重みで折れてしまった枝も、

そこで成長が止まったとしても
脇からまた新しい枝を
たくさん伸ばしていくのです。

私は重い雪の下からでも顔を出す
『ふきのとうのような強さが欲しい』
と思っていた時期がありました。

でもどんなに重たい雪の下敷きになろうと、再生していく自然の姿を見ていたら、

人も一時期、傷ついたり、
つまづいて立ち止まったり、
人生の重みで心が折れてしまったとしても、

その人の本質は何も変わらず、

そのうち自然に
もとの元気をとり戻したり、

進めなくなったところから
新しい枝を伸ばしていけるしなやかさが
もともと備わっているんじゃないかな
という気がしてきました。

そう思ったら、
たとえどんなことがあっても
安心して雪解けを待っていられるような気もします。

強くなくてもいい。

すぐ泣いたっていい。

立派じゃなくていいし、戦わなくてもいい。

自分の本質をどう伸ばしていくのか。

どんな自分になっていきたいのか。

何かに押し潰されるような
経験をすることは

けして不幸なことではなく、

もともと自分が持っている強さとか、

今までの自分からは
想像もできなかったような
新しい可能性に気づける
チャンスなのかもしれません。

そして厳しい冬の時期に生み出したものは、のちにかけがえのない宝物になるんだと思います。

明日の大寒を過ぎれば
春はもうすぐそこ