都希です
クリスマス限定リーディング
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アンデルセンの童話『マッチ売りの少女』。
貧しい少女は、冬の寒いなか、家族の生活を助けるためにひたすらマッチを売ります。
だけど、町行く人には見向きもされず、マッチはまったく売れません。
寒さに震える手で少女は一本のマッチの火に温かさを求めます。
すると、少女の目の前に夢のような素晴らしい世界が広がります。
つらい現実の世界と素晴らしいイメージの世界。
人はその状況にいながら意識はまったく別のところに飛ばすこともできます。
つらいことから目を背けるときは “現実逃避” とも言われるのかもしれません。
でもつらい現実を自らイメージしているとしたらどうでしょうか。
せっかく良いことがあっても自分から目を背けていることになってしまいます。
私は夫のことがとても怖かった時期がありました。
夫から傷つくことを言われたり、何をされるかわからない怖さが常にあり、
子どもを連れて家を飛び出した頃は、日中実家にいることもできなかったし、夜は家のすべての鍵が閉まっているかチェックしないといけないくらいでした。
何をするかわからない夫への恐怖。
でもそういう「怖い夫」を作り出したのは、実は “私自身” だったのです。
結婚して義家族との同居が始まってから私は被害者意識の固まりになっていました。
同居のつらさをわかってくれない。
義家族から色々言われてもちゃんと味方になってくれない。
私がこんなに我慢してるのに理解しようとしない。
夫に対する不満がどんどん膨らんでいきました。
最初は優しく励ましてくれていた夫でしたが、だんだん『じゃあどうしたらいいんだ!』と声をあらげるようになっていました。
そして気がついたときには、夫は完全に私の「敵」になっていたのです。
一度は壊れたお互いの信頼関係。
でもやっぱり夫と一緒にやっていきたい。
そう思い始めてから、今までの『我慢しなくちゃいけない』という生活より、『どうしたら二人が楽しく暮らせていけるだろうか』、というほうに目を向けるようになりました。
するとあんなに怖かった夫が、お付き合いしていた頃以上に優しく変わっていきました。
というより、夫はもともととても優しい人だったのです。
その良いところを以前の私はまったく見ようとしていなかったのでした。
そして夫に対する不満や恐怖などは、実はもともと自分の中にあったものが体現化されたものだったということにも後々になって気づくのです。

インナーチャイルドカードのソードのガーディアン『大天使ミカエル』です。
このカードには、「ネガティブな意識に勝つ」という意味があります。
『マッチ売りの少女』は幸せなイメージをくりかえすことで本当に幸せな世界に行くことができました。
それは今までの不幸だった自分が「死」を迎え、新しいステージに「生まれ変わった」と言えるでしょう。
今、自分が不幸だと思っているなら、一度思いきってあなたが今その手に持っているマッチを摩ってみてください。
炎の中にどんな世界が見えますか?
それこそあなたが今から向かうべき世界です。
マッチはいくらでもあって、無くなることはありません。
たとえその火がすぐ消えてしまったとしても諦めずに火を灯し続けましょう


※物語には人によっていろんな解釈があると思いますが、このブログに書いていることはあくまで都希的見解ですのであしからず・・
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