都希です
人から認めてもらいたくて
必要とされたくて
愛されたくて
自分をよく見せたがる。
いろんな資格を取ってみたり、
自分と合わない人たちとムリしてでも付き合ってみたり、
みんながすごいと言うような習い事をしてみたり。
高価なブランド品や限定アイテムを身につけてみたり。
それらが本当に自分が必要としているものならいいのです。
でもそれらを自分の虚栄心を満たすために身につけるのなら、けっきょく何も身につけていないはだかの王様といっしょです。
はだかの王様は、ほんとは衣装なんてそこにないのに、商人から『その値打ちがないのに偉い役をしている人には見えない衣装ですよ~』と言われ、まんまと騙されてしまいます。
なぜなら王様が、家臣や国民から自分が王様としての値打ちがないと思われるのをとても恐れたからでした。
それは王様にとって裸で国を歩くよりもよっぽど恥ずかしいことだったようです。

これはインナーチャイルドカードの『はだかの王様』です。
王様は樽の中に入ってるようにも見えますね(笑)
このカードには野心や支配、ユーモアなどという意味があります。
虚栄心から身につけようとするものには何も楽しさはありません。
樽を身につけても嬉しくないですよね(笑)
でも愚かな自分に気づけたとき、なんて自分は滑稽だったんだと思います。
そこには人間らしいおもしろさも感じます。
そして後に残るのは、なんか一生懸命だったなぁ・・という自分。
それは必死で生きていたという証。
どんなに中身は空っぽで、ヘタレでビビりな王様だって、必死に生きる姿を愛さずにはいられない。
誰も一生懸命に生きてる人を馬鹿にすることなんてできるでしょうか。
どんな自分でもかならず愛すべきところがある。
それに気づいたとき、世界がほんわか優しくなります。
そして自分の人生で、悲劇の主人公になるのも、喜劇の主人公になるのも、選ぶのはけっきょく自分なんだと思います。
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