王子さまが話しかけても、なんかズレたような答えが返ってきます。
王子さまが尋ねたことより、大人たちは自分の言いたいことを言ってしまわないと気がすまないようです。
王子さまはつまらなくなって、すぐその星を離れます。
大人たちは小さな惑星のなかで威張っていたり、素晴らしい人になった気になっていたり、自分の殻にとじこもっていたり・・
自分の価値観でしか物事をはかれず、よそからきた人を受け入れようとせず、ましてやその星から出てみようなんて思いつきもしません。
それは地方や家によってはまだ根強く残ってる、新しく入ってくるものを受け入れようとしない閉塞感に似ています。
この土地に来たからには、この土地のやり方に従いなさい
私も夫の家に嫁いだときに、まずその洗礼を受けました。
私がやるかやらないかまだ言わないうちから、「ここではこうしなきゃいけないのよ」と強制させれられるのは、本当にイヤでした。
その土地に住むだけでしがらみに縛りつけられ自分らしさや自由を奪われるのなら、
人は来ないし、人が来てもすぐ出ていくようになってしまうのでしょうね。
もし惑星に住む大人たちが、訪れてくれた王子さまに興味を持って、お互いに知らなかったものを共有し、尊重できたら、王子さまもそんなに早くその星を離れようとしなかったでしょう。
どの星にも素晴らしい魅力があるはずなのに、もったいない!!
インナーチャイルドカードの「星の王子さま」です。
このカードには「子どもの心に戻る」という意味があります。
子どもの頃は、見るもの聞くもの新しいものばかりで、それをワクワクしながら素直に受け入れられました。
新しいものを吸収しながらみんな成長してきたのです。
それなのにいつから『あれはダメ』『これもダメ』ってそれを知る前から拒絶するようになってしまったんだろう。
自分の星だけにいて、新しく入ってくるものをシャットアウトしていれば、進歩も発展もありません。
それでもなぜその星にこだわるの?
その星に住んでて幸せなの?
そんなにまでして頑なに守ろうとしているものは何?
その星を開放したらどうなるの?
一歩そこから出てみると、自分が思ってたよりもちっぽけな惑星に住んでいたんだなぁということに気づくはずです

