でも、なぜこれほどまでに義母たちが怖いのか、不思議ではあったんです。
その怖さと向き合い始めたとき、最初に出てきたのが、義家族に対する怖さが実は過去の自分の親に対する怖さだったという気づき。
この世でいちばん尊敬してた母が、ほんとは大キライだったということに気づいたことで、子どもの頃からずっと抑えてきたネガティブな感情を解放することができました。
だけど、いくら子どもの頃の傷を癒したとしても、義家族への不安や怖さを払拭することはできませんでした。
考えたくなくても考えてしまう。
それは「鉄のかたまり」の夢などにも現れて、ずっと私の側を離れようとしませんでした。
それが、先月「イワナガヒメ」が奉られている神社へ、恐れを断ち切るための祈願をしに行ったあと、
そのご利益もあったのか・・
最近ようやく、あることを受け入れられるようになりました。
それは、私のなかに、人のいう通りにしないと見捨てられてしまう、という思い込みがいまだに根強くあったこと。
そして義母たちに感じた、「怒り、憎しみ、苦しみのかたまり」と同じようなものが私のなかにもあったということ。
時に激しい攻撃性に姿を変えるドス黒いかたまり。
そんな深い闇の部分が自分のなかにもあったということを認めたくなくて、ずっと受け入れることができなかったのです。
義母たちを通して自分のとてもイヤな部分を直視するのが恐ろしかったんだと思います。
自分のドス黒いかたまりを認められるようになってから、徐々に義家族のことを考えて気持ちが暗くなったり、不安になることも減ってきました。
恐れに支配されないためには、
自分のなかの「恐れ」を否定せずに、認めて受け入れることなのでしょう。
そうすることで“恐れ”は、ムリに克服しようとしなくても、自然に消滅していくものなのかもしれません。

やっとヒマワリが咲きました♪
