マスクは怒りの感情まで奪っている? | 幸せクローバーの見つけ方

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野の花とおむすびと小豆が好きな、野山育ちのお母さんです(・ิω・ิ) 日々の中の幸せと氣づきを絵と言葉で綴っています☘




こんにちは、都希(つき)です。






「怒る」にもエネルギーが必要です。




たとえば胃腸炎でダウンしているとき




心が折れに折れて心底弱っているとき




怒る気も湧いてきませんよね。




これは裏を返せば




自分の中に“気力”という
意欲的に活動できる精神力があるからこそ
「怒る」ことができるということです。




しょっちゅう怒っていたり
八つ当たりするようなのはいけませんが
怒るのも“元気な証拠”なのです。





つい2年くらい前までは




買い物に行くと
自由に動き回ったり
駄々をこねてる子どもを叱ってるお母さんを
割とよく見かけることがありました。




それがコ○ナが始まってからは
まったくと言っていいほど見なくなりました。




それより印象に残ってしまうのは
マスクをつけた子どもが
無表情でお母さんのあとをついていく光景です。




親にとっては
大人しく言うことを聞いてもらえたり
怒らなくて済むのは助かるのでしょうけど




これでいいのかなはてなマークと思ってしまいます。




怒らなくなったお母さん
駄々をこねなくなった子ども




まるでマスクが大人だけではなく
子どもの気力まで奪っているのではないかと感じます(さらには感染予防効果もないビックリマーク)。




またそれによって
「怒るべきときに怒る」ということができなくなってしまうんじゃないかと心配します。




いらないお世話かもしれませんが真顔






「怒るべきときに怒る」というのは
自分の意見や思いが尊重されなかったときや
大切にしている物をわざと壊されたり
大切な人を肉体的・精神的に傷つけられたときなどに感じる正当な怒りです。




ただでさえ子どもたちは
物心ついた頃から
『親や先生の言うことに従うのが当たり前』で育ち




従わないと不機嫌になられたり
怒られたり




自分の中の怒りを思いっきり出す機会を
ほとんど与えられることはありません。




さらにマスクで鼻と口を塞がれて
酸素がじゅうぶん足りない状態で過ごすと




「怒るべきときに怒る」以前に
本当の気持ちがますます言えなくなってしまうこともあるのではないかと思います。




怒りは
出さなくても自分の中にとどまり




溜まった怒りは
ぶつけるところがなければ
自分に向けるしかなくなります。









『もっと怒りを出していいんだよ




怒っていいんだよ




ぜんぶちゃんと受け止めてあげるからね』




マスクによって感情がわかりにくくなってしまった今の世の中だからこそ




「怒りを感じることは
悪いことでも
みっともないことでもないんだ」と
子どもにわかるように教えてあげなくてはいけないと思います。




怒りだけじゃなく
不安も、悲しさも、緊張も、羨ましさも
感情はどれも大切なんだと。





小学校の道徳では
まずまわりの人に『ありがとう』と言うことから学びます。




でも自分の心を大切にする方法なんて
2年生の教科書になってもまったく出てきません。




より良く生きるために
いちばん知っておかなくてはいけない大切なことは教えてくれないのです。




学校へ行ってても行ってなくても
親が教えるしかないんですね。





「怒るべきときに怒れる能力」は
自分が自分らしく生きるためには
とても重要なものですし




人と自分の境界線をはっきりさせ




何者にも支配されにくくなり




より正しいものを見抜く力を養ってくれるものだと思います。




まずは
誰も近くにいないときくらいは
子どもと一緒にマスクを外して




しっかり息を吸いこんで
脳に酸素を届けてあげましょう。






最後まで読んでいただきありがとうございましたにっこり






花日本全国のお母さんが持ち寄ったワクチン情報ページです。





本一人の親の視点から綴っています

 






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