子どもが生きる世界は大人よりも厳しい | 幸せクローバーの見つけ方

幸せクローバーの見つけ方

草花と土いじりとおむすびと小豆を愛する野山育ちのお母さんです(・ิω・ิ) 日々の中の幸せと氣づきを絵と言葉で綴っています☘




こんにちは、都希(つき)です。


 


先日、子どもを通じて出会ったお母さんに誘ってもらって




丸本大仁(ハルヒト)くんのお話会に参加してきました。






ハルヒトくんはコロナをきっかけに
自分の考えを持たず
世の中の疑問について調べようともしない先生たち(大人たち)に失望し




自ら不登校という選択をしました。




といっても自宅学習を続けて
試験などはちゃんと受けていたようです。




そしてこの春中学校を卒業したばかりです。




ハルヒトくんは
小さい子ども達と遊んでるときは
ごく普通のお兄ちゃんですが




お話会が始まると
その場にいた大人たちがみんな引き込まれてしまうような
堂々とした話し方で(ハルヒトくんはラジオパーソナリティもやっていますビックリマーク




コロナ騒動のおかしい部分について
データと根拠をもとにわかりやすく伝えてくれました。




そんなハルヒトくんを見ていたら
清々しさと威厳を感じさせる
一本の大きな杉の木が思い浮かびました。




それくらい
真っ直ぐで揺るがないものを持っている人だと思いました。




私は緊張しいなので
みんなの話を聞くので精一杯だったのですが




お話会は接種した人も接種していない人も
マスクをするしないも関係なく
とても和やかな雰囲気で終わりました。






この日のハルヒトくんの話で
とくに印象に残っているのは




今の学校は
子ども一人一人の個性が大事と言いながら
一つの型にはめようとしているというところと




『上が決めたことだから』と直接向き合おうとしない先生たちのこと




私も子どものことを通じて
そう感じることがあったので




とても共感でき
『やっぱりそうなんだな』と残念な気持ちにもなりました。






先生や保健師さんは大概言うんです。




『○くんの個性を大切に』って。




でも「ほかの子より成長が遅い」とか
「みんなと同じようにできないところがある」というだけで
“発達支援”や“療育”を勧められるのです。




「頼んでもいないサポート」に
私はすごく違和感を感じました。




そして幼稚園の年長さんになったころ




先生から病院で検査を受けるよう勧められました。




息子は私と同じ繊細な気質を持っています。




それを先生たちにも説明して
少しは理解してもらえていると思っていました。




だけど年長さんになったと同時に
まだ息子の気持ちの準備が出来ていないのに
抱きかかえられて無理やり教室に入れられそうになることが
私の知らないところでも何度かあったようです。




先生は
『○ちゃんが小学校で困らないために
今からどうしたらいいか専門家の意見が聞きたいんです』と言われましたが




繊細の子にはどう接していくのがいいか
私も何度か先生に伝えたり
息子が安心できるやり方を提案したりしてきました。




かなりうっとおしい親だったかもしれませんが




『専門家の意見が聞きたい』と言われた時点で
集団生活でのやり方はすでに決まっていて
子ども一人一人には合わせてくれないのだと
そこではっきりわかりました。




支援級も勧められましたが
そのクラスに入るのは医師の診断が必要です。




つまりわが子に
何かしらの診断名が付けられなければ
そのクラスに入れないということです。




すごく馬鹿にしてると思いました。





ちなみに発達障害というのも
私はおかしいと思っています。




大人の話より
子どもは自分の話を聞いてもらいたいものですし




ひとりひとり成長の早さが違うこと




まわりが見えなくなるほど
好きなことに夢中になったり




どうしても譲れないものを持っているのは
いけないことなのでしょうかはてなマーク




勉強が楽しくないなら
じっとしていられないことも
子どもならあるのではないでしょうかはてなマーク




子どもの自主性を否定することは
人にはない素晴らしい個性を持った子どもを
障害というレッテルで潰してしまうことにはならないのでしょうかはてなマーク




発達障害と診断されれば
薬を出されるということを知ってとても驚きました。




子どもの特性を薬でコントロールするのでしょうかはてなマーク




そもそもそこまでしないと集団生活が成り立たないというなら




すべての子どもにとって集団生活が適切なものだとは言えないということです。




大人は
『もっと自分らしく生きましょう』と言います。




でも子どもにはそれが許されない。




本当におかしな世の中だと思います。




結局は息子が先生への信頼を失ったことや
年中のころから学校には行かないと
自分ではっきり言っていたので




うちは学校に行かない選択をしました。




基本ホームスクーリングですが
フリースクールにも通っています。




幼稚園のときはとても険しい顔で通っていた息子が
そのフリースクールへ行く日は
前の日から自分で持っていくものを準備して
『今日は楽しかったビックリマーク』と言って帰ってきます。




親としてこれほどうれしいことはありませんニコニコ






話は戻りますが




ハルヒトくんのように
自分で考え、自分で調べる子どもは
本当に少ないんだと思います。




それが正しいか間違っているか以前に
先生の言うことや
学校のルールに従うことが当たり前になっているのが現状ですし




集団生活に適応できなければ
社会で生きていけないと思い込まされてきましたから無理はないのかもしれません。




そういう恐れがあるから
親も行き渋っている子どもをなんとか学校に行かせようとします。




でもこの世界に新しい分野を切り開いてきたのは
みんなと違う発想や意見を持った
“型にはまらない”人たちです。




良くも悪くも
子は親(大人)を映す鏡なのです。




真実と向き合おうとせず
波風立てないようにまわりに合わせて生きるほうが
楽に決まっています。




でもそれで
子どもが生き生きと自分らしく生きられないのなら




結局大人も本当の意味で
自分らしく自由に生きられてはいないはずなんですよね。






ハルヒトくんの話を聞いて
子どもが安心して未来に希望を抱きながら生きていくためにも




まず大人が人に言われた通りやるのではなく
「ちゃんと自分の頭で考えて決める」ということを取り戻していくことが必要だと思いました。




そしてそういう姿勢を子どもに見せていかなくてはいけません。




私もまだまだ
知ってるようで実はよく知らなくて
子どもに聞かれて焦ることがよくあります。




子どもに失望されないような大人になれるように頑張ります爆笑






ハルヒトくんの本はこちらで買えます指差し






今回はずっと胸に溜めていた思いも書かせていただきました。
ハルヒトくんのおかげで書いてみようという気持ちになれました。




最後まで読んでいただきありがとうございますニコニコ





 

本一人の親の視点から綴っています