「苦労は買ってでもしなさい」って言葉があるけど
『しなくていい苦労はお金を払ってでもしなくてもいい』
って私は思う。
私が結婚したとき
最初は夫の家族との同居が条件だった。
夫の家族には夫の両親と、
義母の実母である義祖母、
そして夫と年の離れた義姉がいた。
これだけでも不安要素はじゅうぶんなんだけど
さらに水回りも一緒というので
相当な不安があった。
だけどもともと私の中に
「結婚とはある程度我慢するもの」という考えがあって
『我慢するのは当たり前』とそれを受け入れてしまった。
夫と一緒に居たい気持ちがあるから
なんとかなるんじゃないかと思っていたけど
現実はそんなに甘くない。
次第に我慢の生活に耐えられなくなっていった。
その家のやり方が絶対的な雰囲気のなかで
それでもささやかな自己を守るために
必死で抗ってみるけど
反抗的な嫁だ、と
どんどん立場は悪くなり
いつのまにか“義母を苦しめる嫁”にまでなっていて
そこで我慢すればするほど
状況は悪い方へと向かっていった。
そしてその結果、
大好きだった花を見るだけで心が痛むようになり、
見る世界がすべて膜がかかったように見え
生きてる感じがしなくなった。
そういう経験があってわかったこと。
我慢や忍耐は、
その先にワクワクするような未来や
希望があるからこそできるんだと。
たとえば
このあと食べるイチゴパフェ
のために
今ジュースを飲むのを我慢するとか
これから先の目的や楽しみを
明確にイメージできるものじゃないと続かない。
この先に何の希望もなく
我慢に耐えるだけだったら
ただ自分を苦しめるだけになってしまう。
私の結婚は最初から「我慢する結婚」だった。
だから当然幸せな結婚生活なんて
送れるわけがなかったんです。
我慢や忍耐が美徳とされていた時代は
もうとっくの昔に終わってる
家や地域、組織に縛られる時代も終わった
令和を生きる私たちは
まず自分がどうありたいかを大切に生きていこう
ワクワクするような未来を目指していこう
我慢や苦労は自分のためにこそするべき
今よりももっと素晴らしい幸せを手に入れるために
我慢したあとはうんと幸せになろう
詳しくはこちらから
《ピックアップ記事》

