iTunesで配信される『for you~You Are (Not) Alone~』ですが、毎回ライブで歌う度に「ネガティブ過ぎる」「暗い」と酷評され続けたので、改めて書き直してみました。

ただ、書き直しても暗いっちゃ暗いんですけど、言いたいことは全48小節で書けたと思います。

最近の自分の傾向でもあるんですけど、Old Skoolなどで用いられている2小節展開だったり、Rakim登場以降の4小節展開で話を進めるのではなく、ヴァース単位…要するに1ヴァースが16小節だったら16小節展開で、24小節だったら24小節展開でと言う歌詞の書き方をしていて、特にもっと言うなればフルヴァースで48小節あるのであれば、48小節でオチをつけたいなぁと思いまして。

それから、どんな人に聴いて頂いても、極論を言うなれば小学生が聴いても理解できる内容にしたいなぁと言う思いはあります。

元々、この曲を作るきっかけが小学6年生の女子児童がイジメを苦に自殺をして亡くなってしまったことで、非常にショックを受けて、僕自身、イジメられた経験もあるし、今でも定期的に心療内科に通院して精神安定剤を飲んでないと生きていられない状態にありますし、何度も自殺を繰り返した人間ですから、他人事に思えなくて、それで書いたんです。

あの子の供養にならなくても、せめて今死のうかどうしようか迷っている人に少しでも勇気を与えることが出来ればなって。

あの当時、自分の文章能力のなさから2小節だったり、4小節展開だったりしか出来ていませんでしたので、今現在で言いたい事を言いつつ、今回、サビが一箇所しかないので、48小節通してどれだけ話が展開できるか?と言う課題はありました。

それに加えて、ちゃんと韻も踏んで…と言う縛りがあったのですが、個人的に今回に関しては語尾で踏むだけじゃなくて「別に変な所で踏んでもいいんじゃないか?」と思えてからはすんなり書けました。

あんまり大きなことを言いたくもないし、僕には言う権利はないと思っているのですが、今回の歌詞に関して言うと、一度も「自分から死のう」と考えたことがない人には書けない歌詞になったとは思います。

例えばこれを精神を病んだことがない・一度も死のうと思ったことがないと言う人がこのテーマで書こうとしたり、歌ったりしてみたら、恐らくそこに説得力がないと思うんです。嫌な言い方になるかも知れませんが「薄っぺらいメッセージ」になってしまうんじゃないかなと。

ちょっと、説教臭くなるかも知れませんが「死ぬ勇気があれば生きろ」と言う人は大勢いるとは思いますが、自殺を考える人が「生に対する恐怖心」を抱いている限り、その言葉は重荷にしかならないし、イジメられて「イジメられたらやり返せ」と言うのもイジメを実際受けてる側からすると、怖いから出来ないのです。余計に悪化するのが考えなくても分かるから。

自分が「今、死にたい」と思っていることを誰かに相談できるか?少なからず、僕には出来ませんでした。相談して、心配をかけるのも申し訳なかったし、返って来る答えがなんとなく分かってしまったりした部分もあったりしたのですが、少なからず弱い自分を認めたくない・強がらせたいと言う気持ちもあったんだと思います。

ですが、結局耐え切れなくなって何度も自殺を繰り返したり、家にも居場所がないので、この駄文日記やWEB上で書くことになって周囲の方々に余計に心配をかけてしまったことは今でも反省しています。

今、ネガティブな気持ちがないか?と聞かれると、答えは「NO」ですし、今も薬を飲んで生活をして、毎晩嫌な夢ばっかり見ますけど、そんな自分でも歌える・誰よりも説得力のある言葉があると思い、あの当時には言えなかった、今だからこそ、言えることを歌詞にしました。

それを「暗い」「ネガティブ」と受け取るか否かはその人に任せます。

所謂「分かる人に分かればいいや」的な意味合いとまた別の「伝わる人に伝わって欲しい」と言う思いがあったからこその、この『for you~You Are (Not) Alone~』なんです。

前の歌詞は「希望-Pray for Japan- E.P.」に収録されている『The Wind-Lyrics Remix-』のような感じで、トラックこそ新たに作り直せど、歌詞はあのままでYou Tubeなどに掲載させて頂くつもりです。

そんな、歌詞です。「暗い」「ネガティブ」「HipHopじゃない」と思われるかも知れませんが、もしよろしければご覧下さい。

『for you~You Are (Not) Alone~』
作詞:蔵人 THE S.T.R.F.S./作曲:M∀LI


始めまして僕は死に損ない
そうさ本当だったらもういない存在
だけどどんなに足掻いても泣いても止まらず
常にこの旅を終わらすことを考え
それでも生きることを選んだんだ
しかし段々と歳を重ねる度に
奏でる愛に満ちた音色に
救われてそれでも考えた生と死
それは時に自分で自分を殺そうとした行為に顕著に現れる
そして戦える意志を奪われて
なおも生きると言い切るけれど
気付けば自分で自分の手首を切りつけ
そして笑われて「欠陥品」と
言われても探した生きていくヒントは
誰かにとっては恐らくはピエロのように見えようと消えろと言われても
ただ黙り生きることを選択し
言い知れぬ孤独感を感じるいつかの
僕のようなあなたへこの歌を捧げよう
それが届くのはまだでも少なからず
君にはこの歌と僕がいるから
どうか自ら自分を殺そうとしないで
今にね分かるよ光が刺した時
涙飲み耐えれた自分の強さを知れる
それが分かった時にまた生きていける
僕がそうさ何度も死のうとして
何度も失敗しそして後悔した
だけど「一人じゃない」その時崩壊した
ネガティブな感情と不感症な心
その時気付いた「弱くても構わない」
そしてまた笑い明日へ進める
確かに震える夜があり悪夢にうなされる
もう一人の自分に騙される
そんな時もあるけれどあなたはまだ
暗闇にいるけれどそれでも生きている
だから歌いたい「明けない夜はない」
そしてこの言葉はジョークじゃない
そう僕もこの人生に絶望し
何度も何度も死を切望し
熱病にかかったようただ死ぬことを
考えてたけれども分かった涙を流す人がいるだから生きることを
選んで生きているその人のために
少なからずあながいなくなったら僕は泣く
僕に限らずに誰もが泣く
だから送りたい「ネガティブからのポジティブは最強だ」って言葉を

(for you)
今暗闇にいるあなたへこの歌を捧げよう
流した涙とその血は無駄じゃない
それはあなたが強く踏ん張った証
(for you)
最後にたった一度だけでいい耳を貸して
光が刺した時周囲を見回そう
そうさあなたは一人じゃない

You are not alone