人生初のMRI検査を受けました


御茶ノ水にある検査専門病院

受付済ますと更衣室で服以外の身に着けているもの全てを外します


「体内にペースメーカー、又は何か金属などが埋め込まれていれば申告して下さい」と言われ、

「銀歯あるんですが」...、「大丈夫です」と軽く流された


まるで銀行の金庫のような頑丈な扉の向こうにMRI設備が見える

CTより一回りも二回りも大きい


ベットに横たわり、緊急用ブザーのスイッチを渡される


「えっ、そんなに危険なの?」...と頭を過った


次はヘッドホンを付けられた(何の説明も無く)

かすかにクラシックのような音楽が流れている

消音用ヘッドホンである


「えっ、そんなに騒音がする?」


私の不安は解消されないままベットが動き、ドーナッツのような装置の中に頭が入って行く


すごくSFチックな空間である

子供のころ想像したUFOにさらわれて、人体実験されるってこんな感じなんだろう

頭の中を全部みられる感じで、急に不安が襲ってくる


次の瞬間、機械音?、ブザー音?、何とも言えない騒音がドーナッツの中から鳴り出した

”ビィー、ビィー”と鳴っていたと思ったら、”ブー、ブー”、さらに”ゴー、ゴー”

次から次へと体に響く不快音が鳴り続く

これで消音ヘッドホンの理由がわかった、でも全然音は聞こえるし、クラシックはちっとも聞こえない


検査に対する不安や、クラシックを聴きながらリラックスなど、とんでもない

ただ、ただ、この騒音を我慢しているだけである

最初に渡された緊急用ブザーのスイッチも納得がいく

頭の周りで音がガンガン鳴っていたら、具合も悪くなるでしょう



どのくらいこの騒音と格闘したのだろうか? やっと音が止み、ベットが動いた

ヘッドホンが外され、「お疲れ様でした」と人間の声が聞こえ、ホッとした


無事、地球に帰還しましたチョキガーンチョキ って感じ



なんと20分も騒音を襲われていたそうだ...疲れた...

重い扉を出て、改めて室内に目をやるとやっぱりUFOの一室である


でも、ディズニーランドのスターツアーズから出てきた時の爽快感は無かった




次にUFOにさらわれるのはあなたかも知れません...UFO