本日、待望の4巻発売、早速購入しました。

以降、ネタばれ含んでますので、未読の方は御了承下さい。

 

 

 

4巻も、相変わらず高田君がグイグイ押してきますが、西村さんが少しずつ積極的になっていく展開が大きな変化です。

また、3巻では優しい西村さんの父が描かれましたが、この巻では、これまた何とも実直な高田君の母が登場し、どんどん読者を素直な心情に導いていきます。

そんな読者の心を見抜いているように、運動会というイベントを使って、憎まれ役の笠原さんや北川君も、読者が許せるように誘導する構成は、清々しく作者にしてやられた感を持ちました。

 

決して自分の中のイヤな部分がなくなったりするわけではないのですが、この作品の描く素直さを受け入れることで、自分も少しは浄化された気分になるのは、多くの方々に共有されているのではないかと思います。

 

個人的には、日野君のボケと安達さんのツッコミの軽快さが好きです。

 

以降も続巻しますが、今、指折りで楽しみなマンガです。

お勧めします。