最近、映画を観に行く機会が多いんですが、専らアニメばかりでした。
が、今日はこれを観に行ってきました。


SHOGO HAMADA ON THE ROAD2015-2016 旅するソングライター "Journey of a Songwriter" 

小学生の時に出会って以来、もう40年近く聴き続けてきたので、気合を入れて観に行ったのですが、
冒頭から涙が止まらず、暗くて助かりました。
いや、本当に格好いいおっさんです、昔から今でも、その生き様に憧れます。

恐らく、少し早熟で、早く大人になりたかった子供心に「自由に生きてく方法なんて百通りだってあるさ」と
言われ(考えてみると昔からカップヌードルのCMっておしゃれで格好いいですね)、早く旅に出たい、と
憧れたものでした。バイクに乗って日本中を彷徨い、就職して海外に脚を延ばすようになり、そこで見てきた
世界と自分への投影、まさに浜田省吾が歌い続けてきた世界そのまま。そして、まだ旅は続く、僕の一歩先を。

世界の平和を渇望しながら現実の憂いを、自分への無力感を感じながらそれでも前へ進む勇気を、
孤独を受け止めながら愛しい人を守る愛を、愚直なままに歌い続けるその姿勢は、お前はどう生きる、
と問いかけられているようで、苦しく悲しく、それでも希望と共に背中を押してくれる存在であり続けています。
そう、彼はSingerではなく、Songwriterと名乗っています。彼の生き様のメッセージとして。

少し冷静になって。もちろん、演出や脚色している部分も多くあるでしょう。それでも彼の書いた詩は彼の
生の声であり、我々の心に響くのでしょう。
このグローバル化の荒波の只中で、いつまでも胸を張ってJ-BOYとしてもがき続けたいものです。