灰と炭を入れるので、釉薬をかけない素焼のものも多いんですが、これは練り込みといって赤色や白色の粘土を混ぜ込んでマーブル模様を強調しているのが、特徴です。
実は、これは村上宗博、つまり村上の手作り、中学時代の作だと思います。いまみても、よくできたと思うところが多いんですが、形がイビツで当時の詰めの甘さがあらわれ、実用的には薄すぎて炭を入れて湯を沸かすには熱くなり過ぎです。今なら、もう少しいい作品が出来るような気もしますが、そこまでの創作欲はないかもしれません。
まっ懐かしさ98%、お目汚しで、申し訳ございません。