伊豆地区も・・・島ちゃん

 

うす寒い日

各地区では

初午が

開催された

 

三宅島の初午は

文政年間(約200年前)

江戸から送られてきた、無宿人

金次郎が始めたのが

最初と

言われている

 

10日の夜は

 

暗い中

懐中電灯をつけて

伊豆の

お寺を巡る

 

ここは

普済院のお寺

どど~んと

太鼓を

打ち鳴らし

遠ざかった

11日は

比較的

穏やかな日

 

それでもうすら寒い

 

伊豆老人福祉館には

獅子が

三頭

 

出番を待っている

 

 

青年団が

準備に

大わらわ

 

いよいよ巡行するが

別用で

現場を離れた

 

15時過ぎ

大久保交差点に

獅子舞が

現れた

 

獅子は

各家庭の玄関に入り

邪気を払う

 

子供たちは

獅子に

かじられる

 

残りのメンバーは

成り行きを

も守る

触れ太鼓が

どど~んと

打ち鳴らす

 

儀式が

終わり

退散する

 

こうして

各家庭を

廻る

 

朝から初めて

夕方まで

集落を

練り歩く

 

三宅島の獅子舞は

生活に窮した流人が

「悪魔払い」と言う

大義名分を掲げて

村人の袖に

すがった好例で

 

現在も

流人文化の一端として

三宅島に

生きている

 

この日は

神着、坪田、阿古、伊ケ谷でも

開催された

 

春の行事の

見納めになった

 

1年間

無事に

生活ができる

 

こんな日が

毎年

続く

 

お疲れ様でした