僕の絵描きとしての活動は
“絵が楽しいから”という理由などもうどこにもないのかもしれない。
趣味だからという軽い気持ちもさらさらない。
今あるのは
僕の絵を値踏みした奴らへの復讐心と
裏切った奴らが今も平然と楽しそうに創作しているのが腹立たしいから意固地になっている。
そういった、邪念でしかない。
僕はそいつらを不機嫌にさせるため、
あらゆるSNSのタイムラインで顔を出すんだ。
そちらが僕をどんなにブロックしようが何しようが他の人を通して出てきてしまうから
それ見る度に黙り決めて不機嫌アピが始まってると呆れを通り越して、面白くて仕方がない。
僕が存在しているだけで、嫌な気持ちになる人がいると思うと笑えてくる。
でも思い返せば、
僕は他の絵描きのみんなと共有することを楽しんで、僕の描いた絵でみんなが喜んでくれたら……
なんて気持ちを
残酷にもえぐり取られたような気分になる。
でもそれを望んだ自分がここにいる。
あの時の自分はもう居ないと思いたい。
なんだかんだ言ったって
優しさも思いやりもこれっぽっちも役に立たない。
今ここにある復讐心だって、妙に気を使って優しくして相手を許してしまおうとした僕の落ち度でしかない。
許さなきゃ良かったんだ。
誰一人として。
そう思っている。
周りは自分の身に起こったことがないから、中立的な立場になり、すぐ傲慢になる。
どんなに仲良しだろうが、何年共に一緒にいて、苦悩を乗り越えようが、結局のところは他人事だ。
それが全ての答えだ。極論だけど。
人間というものはこうだ、という残虐性を
毎日毎日、見えない人達に
心を殴られている。
超フルボッコ。
僕の死体をみんなで蹴りながら楽しそうに。
そのうち粉々になって、僕の体が消えたとしても
3分後には忘れてるな。たぶん。
だからまあ。
死にたいのと殺したいのと
どっちの感情もよく分かる。
時々分かりすぎて分からなくなる。
自分が。
◇
「こんなことされたんです!傷つきました、辛いです!!酷い話ですよね?!」
僕が辛い時には妙に中立的だったくせに。
「もう辛くて絵が描けません。周りが憎いです⋯」
そうかよ、僕はその何倍もお前らが憎いけどな。
「辛いので垢消しします、筆折ります」
僕はそれでも耐え続けてるし描いてるけどな。
筆おるアピも、死にたいアピと変わんないくらいうぜぇ。
絵描きの世界はメンヘラすげーバカにするけどさ
死にたい死にたいいって死なないヤツらとおんなじで
筆折る筆折る言って、絶対折る気なんてない。
僕にはそう見える。
メンヘラよりも頭のおかしいヤツらしかいないんだ。あれらは人ですらない、なにか。
例えそう思ったとしても。
僕の折れた心は元には戻らない。