明日は 立秋、という日の晩

コオロギの声を聞いた。

セミの鳴き声を遠くに聞く 蒸暑いベランダで。



昨日は 立秋、という日の夕刻

吹く風に 秋の気配を感じた。

買い物帰りの道、昼の熱気を含むアスファルトから

熱いのと、ぬるめ

温度の違う二種の空気が 混ざりながら巻き上がる。


夏が 去り始めた。




何故 四季はあるのですか? と

アカシックに 質問する。

たくさんの映像が ドサドサと やって来る。

円やら楕円、星が数々

濃い霧のような空間、粒一つ一つの躍動感

重低音、きらめく高音



ふーん  そうなんだぁ



最近は、あまりメモを取らなくなった。

書き留めてるだけで 時間が経ってしまう。

来た情報を、とにかく味わう。

そして、ほぼ全部、忘れてしまう。

何を質問したかさえ、忘れる。



お腹いっぱい食べた後、

幸せ気分で ニコニコしながら

次のごはんは 何 食べようか?  と

新しく献立を考える時のように。




旬の食材が詰まった 重たい買い物カートを引っ張りながら

頭も 胸も 足取りも ワクワク弾む。

地球と 宇宙と たくさんの存在が 届けてくれた。

ありがとう。

ありがとう。




今日も 美味しい御飯を作ろう。