がきた
病気のことを心配してくれているのが
わかった

閉じこもりがちになっている私を家を新築
した別の妹の所に「行こう
」と誘ってくれた。
久しぶりに妹にも会いたいし、行ってみる
ことにした

新築の家は実に素晴らしく
うらやましい限りだった

とりとめもなく、いろんな話しをしてお昼
ご飯を3人で食べた。
久しぶりに、たくさん食べれた

夕方、家に帰ってからも涙はでなかった。
お風呂に入っても涙があふれてはこなかっ
た。
「あれ
ほんとに 涙がかれたのかも
」そんなことを思いながら 夜はふけていっ
た

次の日、これじゃいけないかも
と、今できることをしなきゃ…。と考えた。
まず、歯が痛くて年明けに行こう!と思い
ながら 実行出来なかった歯科に行く事に
した。
そして、身の回り品の片付けをして、さっ
ぱりしよう
そう思えた。がん細胞は、10年前に身体の中に芽生える
らしい

10年前

まさしく、私が宮崎から子ども2人連れて
シングルマザーになった時だった

あの頃は、上の子は5歳 下の子は1歳半

3人で暮らす事に、うれしく
もあり、立派に2人の子どもを育てなきゃ
と、意気込んでいたり、経済的
に、不安でもあった。ただがむしゃらに、新しい土地と職場に慣
れるのに必死だったな

ちょうど10年

ここらで、ちょっと休憩
が必要って事
かなと落ちついて考える事ができるように
なった。
きっと、涙がとまらなかった日々は、こん
なふうに、思考が変化するために必要な日
々だったと思える。
外に連れだしてくれた妹に感謝している
