雨の土曜日🌂。

 

梅雨が本格化、この週末も九州始め全国で大雨の予報。今日はクラブ選手権の福岡予選を見に行こうかと計画していたが中止、こればかりは如何とも😔。

 

だからというわけではないが、昨日金曜(6/21)は午後から休みにさせてもらい飯塚・筑豊緑地球場まで😒。

 

 

午後からの仕事(打ち合わせ)がキャンセル。貴重な梅雨の晴れ間、土日は雨で野球がない前提で考えると「今日行っとくか😜」とばかりに急遽球場をおじゃま。こういう時の決断は早い(←不正解)❌。

 

しかし八木山バイバスは再度有料化されるのか…筑豊がまたちょっと「遠く」なる。

 

昨日、筑豊緑地球場で行われたのは「九州アジアリーグ(KAL)」のリーグ戦。

 

 

見に行こう、見に行こうと思いながら随分と脚が遠のいてしまった😐。

 

前回行ったのは3年前の6月、山鹿で開催された火の国と大分の試合。当時火の国に所属していた小窪哲也選手のHRを見ることができた試合だった。

 

まだ当時は2チームだったがその翌年に北九州(下関)、さらにその翌年に宮崎が加盟し現在は4チームでリーグ戦が行われている。

 

最近はどんな感じで試合が催されているのか、ちょっと想像が膨らまなかったが平日のデーゲーム(14時開始)、場所は飯塚、しかも暑い💦…。

 

どれくらいの人が観戦に来られているのだろうか😶‍🌫️。

 

 

公式発表は有料入場者数155名(❔)。

 

でもぱっと見、その1/3ぐらいの感じだったが、いずれにしてもなかなか人気向上、定着とまではいってないうようだ(←昨日の試合だけでの感想ですので🙇)。

 

北九州下関フェニックスは球団が創設された2年前にARC九州とのオープン戦を見る機会があったのでそれ以来。

 

 

西岡剛総監督(←昨日は不在)の下、いい選手が集まっていて、昨年は創設2年目でドラフト指名選手(育成)も輩出した。

 

その後さらになんか楽しみな選手も多く加わったようなのでその選手たちを見てみることが目当て👀。

 

総監督に代わり指揮を執るのは松本直晃監督兼投手(東海大翔洋-環太平洋大-養和会-四国IL-西武-琉球)。←独立リーグはいろんなチームを渡り歩いた選手が多く、経歴が長くなりがち😅。

 

 

2年前のオープン戦では自ら投げるところを見ることができたが、昨日は三塁コーチ専任。

 

やはり2年前、唐津で行われた軟式の天皇賜杯でたまたま鳥取・養和会の試合を見ているとスタンドで姿をお見掛けした。

 

軟式から四国ILを経由してライオンズに入団、1軍で30試合に登板した経験を持つ元NPB選手である💮。

 

対するは熊本・火の国サラマンダーズ🌋。

 

 

先述の通りこのチームを見るのは3年ぶりだが、もっとも昨日出場した12選手のうち10選手が今年からの新加入なので全く別チームに等しい。もう2世代ぐらい入れ替わっている⇆。

 

九州大出身の芦谷汰貴選手の在籍時に見る機会がなかったのが残念😮‍💨。

 

昨年までチームを率いた馬原孝浩さんに代り、今年から元横浜のボビー・ローズが監督に就任することが発表されたが、開幕前に家庭の事情(?)で退任、帰国✈️。

 

それを引き継ぐ形で監督代行兼投手を務めているのは、こちらも今シーズンから加入した荒西祐大選手(玉名工-Honda熊本-オリックス-BCL)❕

 

 

オリックスでは42試合に登板して"1勝"をマークしているが、残念ながらNPB時代に見る機会なし。

 

ただHonda熊本時代はエースとしてタフなピッチングを何度か見せてもらった🥎。

 

 

チームには欠かせないまさに「大黒柱」的存在だったと思う。Honda熊本グラウンドのバックネット裏、まだ設置してあるのかな🤔。

 

 

高校時代から注目されていた選手、熊本が地元の監督(代行)就任で地元ファンが増えることも期待✨。

 

さて久々のKAL、試合運営にはピッチクロックや、ビデオ判定によるリクエストも採用されている。

 

 

この試合でも1塁のアウト・セーフの微妙な判定があり、ビデオに委ねるシーンが1度あったが、肝心なところが映った映像がなかったようで、結局は判定通りに🤣🤣。

 

この辺、(当然ながら)NPBほどカメラ台数は多くない。

 

リーグ戦は昨年まで3連覇中、加えて独立チームの日本一を決める"グランドチャンピオンシップ"でも2連覇している火の国が今年も優勝の最有力候補かと思いきや、現時点そうでもない。

 

 

北九州、大分が一歩抜けた展開になっているようだが、宮崎は何とかテコ入れせねば👊。

 

そういう久々の試合で気になった選手。

両チームの監督ともに元NPBの選手だが、まずは昨日出場した元"プロ野球”選手から。

 

■元NPB

 

まずは火の国。「3番・ショート」はこの選手。

 

⚾横浜DeNA 【松尾】大河選手(秀岳館-NPB-琉球-KAL)

 

高校時代から見る機会のあった選手だが、前回見た時は相手側・北九州下関に所属していた🙃。

 

 

甲子園でも活躍したこの選手も今年で26才、攻守に円熟味(なのかな?)が出てきている感さえある。背番号はベイスターズ時代と同じ「23」。

 

昨日の試合ではライトへしぶとく押っ付けたヒットがあったが、期待したいのはやはり長打。ここぞの場面で打つクラッチヒッターとして火の国に貢献してもらいたい💥。

 

⚾オリックス 中川拓真選手(豊橋中央-NPB)

 

捕手が専門だが昨日は「DH」。高卒でドラ5で指名されるも3年間で1軍出場はなし。育成契約の打診も受けたようだがそれを蹴って今年から火の国入団、なんか期するものがあるのだろう✋。

 

打撃はさすがに力がありそうだがマスク被る姿も見てみたい。まだ今年で22才、どこかでもう一花🌸咲かせるチャンスが巡ってきそう😌。

 

⚾巨人 イスラエル・モタ選手(ドミニカ-マイナー-KAL) 

 

こちらも北九州下関からの移籍選手。

 

両翼91m、中堅116mの筑豊緑地球場、この選手には明らかに狭すぎる。ちょっと怖い😣。

 

アメリカマイナーリーグを経て、巨人へ入団、1本だけだが1軍でもHRを記録している。この試合は「4番・レフト」、初回に5点を先制され迎えた2回の1打席目、センターへ高々と舞い上がるビッグフライ☁⤴。

 

 

はい、もう文句なし。フェンスをはるかに超えていく反撃のソロHR❕

 

 

これが今シーズン13号らしいが2位の選手が6本なのでもうダントツ、打率も4割越えとこのリーグにおける打撃力は無双。

 

昨日見た試合、打者の中では最もインパクトがあった(ありすぎた)。ホークスのファームとの対戦とかで見てみたい。もうNPBやお隣KOREAあたりからオファーないのかな🤔。

 

続いて北九州下関。

 

⚾楽天 【中村】和希選手(大阪桐蔭‐天理大-NPB-BCL-北海道)

 

「4番・ファースト」。初回、やや詰まりながらもライト前へ落す先制のタイムリーヒット👍。

 

 

この試合は2安打したが、いずれも打球はライト。強烈なスイングがとても印象的🌀。

 

大阪桐蔭では主要大会でのベンチ入りはなかったとのことだが、それでも大学でさらに力量upして一旦はNPBまでたどり着いた実績。和希選手の継続力とともに大阪桐蔭のレベルの高さを改めて感じさせらる😮。

 

BCL、北海道を経由してたどり着いた北九州の地。高校の大先輩・西岡総監督も大いに期待を寄せる選手に違いない😆。

 

⚾巨人 平間隼人選手(鳴門渦潮-四国IL-NPB)

 

「2番・ショート」。とても小柄な選手だがさすが元NPBと思わせる確実な守備、特にスローイングは妙な力みもなく肘から先を柔軟に使ったスナップスローで見ていて安心感抜群🆗。

 

打席ではバットを高々と構えるルーティーン。

 

 

小さな身体に小力ぎっしりという感じ。バットコントロールもとてもよく、内外角どのコースにもきっちりと対応できていた。

 

最終回にセンター右へのダメ押し2点タイムリー✨。

 

 

相手守備の動きを見て果敢に三塁を陥れたが脚も速いというかプレーにスキ、抜け目がない💨。巨人時代は1軍は1試合のみ、代走での出場だったようだが、現在KALでは盗塁王🏃。

 

打率もはるか4割超え、首位打者争いをしているようだが、コーチ兼任としてこの打撃技術、走塁技術を是非にこれからNPB目指す若い選手に伝授してもらいたい(←はい、いつもの余計なお世話です🙏)。

 

⚾広島 行木俊選手(横芝敬愛-徳島IS-NPB)

 

うーん、速かった😵‍💫。

 

8回の1イニングだけだったが140㎞台中盤~後半は出ていたのではなかろうか。ガン設備のない筑豊緑地、昨日の当方の"目測"では最も速く見えた投手。

 

 

広島時代(←当然、一岡(元)投手とは知り合いなんでしょうね)は肩痛にずっと悩まされたようだが、それを全く感じさせない勢いのあるストレート💥。

 

投手になったのは高校時代かららしいがそれでも徳島IS時代にはmax153kmを記録したとのこと(by wikipedia)。

 

剛球復活、それに変化球の精度と緩急に磨きが掛かればもう1度NPB…というのも夢ではないかも。まだ23才、ガンバレ〜🙆。

 

■社会人チームから

 

NPB以外、社会人企業チームから移籍してきた選手も当然いるが、火の国では同じチームから移籍してきた投手達がそれぞれ2番手、3番手でマウンドへ。

 

⚾丹翔也選手(東温-近大産業理工学部-大福L) 

⚾波多野陸哉選手(東筑紫学園-久留米工大-大福L) 

 

 

 

 

火の国と同じ熊本を拠点とする大福ロジスティクスからの移籍。ともに九州地区大学野球連盟(北部)の出身、大学時代に見る機会がなかったのが不思議😔。

 

丹選手は大胆にして細心と言うか強気な攻めから一転して思い切り抜いたような緩いボールも巧く使う頭脳派。現在リーグ戦の防御率は1点台⭕。

 

大福ではバッティングもよかったなぁ。

 

波多野投手は球質の良さそうな伸びのある真っすぐが武器。昨日は失点を許したが、遠目に見るブルペンではもっともいいボール放っていたように思う。

 

社会人→独立、独立→社会人。要因はさまざまながらそういう選手の流動化は今後も続いていくのだろうか。

 

■さて試合

 

初回、守備に就く北九州下関の選手達。

 

一番最初に登場したのはやや恥ずかしそうな(←もうそんなことないですかね😳)面持ちのライト・薮怜汰選手(星琳-折尾愛真短大-KAL)。

 

 

この選手は先週末に見た折尾愛真短大の出身。社会人だけでなく独立のチームにも進んでいる選手がいるとは知らなかった😌。

 

で初回にいきなり見せた。2点を先制して尚もチャンス、コンパクトなスイングながらしっかり捕えた打球はややライナー気味にレフト後方へ➚。

 

 

レフトのモタ選手は1歩も動かず、打球の行方さえ追わず。

完ぺきな当たり、完ぺきな3ランショット💮💮。

 

 

当方個人的にはもう10年以上前、糸島Eの試合で筑後Rの選手(←後に西短で甲子園出場)に打たれたHRが蘇ったが、本当によく飛んだ。

 

こんな選手もいたのか、愛短😮。

 

これで北九州下関が5点を先制するも2回に火の国はモタ選手のHRなどで2点を返す。  

 

さらに5回には四球の走者を置いて「5番・ファースト」、オマール・メレヒールド選手(ドミニカーマイナー)の放った打球はセンターへの痛烈なライナー🚀。

 

 

低い弾道だったがぐんぐん伸びてスコアボードのやや右、フェンスをかすめるように超えて芝生席に突き刺さる2ランHR。

 

 

あれが超えてしまうのか😵‍💫。

 

(例えは悪いが)高校生が幼稚園の園庭で遊んでいる感じ。HRダービーでモタ選手に次ぐこれが6号アーチ。

 

さらに7回には、先頭のモタ選手が外低めの難しいボールを強引に三遊間方向へ。

 

 

打球は超低弾道のライナーとなり、一気にレフトの左を抜けるとワンバウンドかツーバウンドでフェンスに達した🤣🤣🤣。

 

 

高校野球や大学野球では見ることのない軌道の打球、やっぱ違い過ぎるわ、ドミニカン🌴。

 

そしてその後タイムリーが出てモタ選手が生還、ついに5-5のタイへ。

 

しかしその裏、すぐに北九州が突き放す。

 

2死から4番の和希選手がヒットで出塁すると「5番・レフト」横山晴人選手(札幌日大-星槎道都大-札幌B)の打球はセンタースコアボード方向へ一直線😓。

 

(↑ その時のスイングではありません。雰囲気で見てください😅)。

 

多分あと50㎝くらい。フェンスの最上部を直撃するタイムリーツーベースヒット。

 

 

いやぁ本当にいい当たりだったが、(何度も言うが)筑豊緑地はこのレベルの選手達には危険。

 

横山選手もこれでこの日マルチヒット、リーグ戦の打率は.370オーバー👍。

 

さらに9回には現在首位打者、打率は.450を超える「1番・サード」、中田航大選手(佐世保実‐久留米工大-伏木海陸運送)にもタイムリーが出てダメ押し。

 

 

 

この選手も社会人企業チームからの移籍組。伏木時代は都市対抗にも出てる❔

 

出場33試合で66安打、ちょっと凄すぎ🤪。

 

それに守備もいい動き。三遊間の難しいバウンド、難しい体勢で巧くグラブを合わせるとそのまま反時計周りに一回転してファーストへストライクスロー。

 

これはいい選手、この選手も久工大なのか🤔。リーグ戦初優勝(←多分そうですよね)に向けて、これからもこの選手のリードオフマンぶりには注目。

 

 

という試合だったが、14時に始まって終わったのは17時40分、さすがに長い。今年当方が見た試合では圧倒的に最長、暑さも加わってダレた😰。

 

2回で1時間、5回で2時間半…何でこんな長い試合になったのか。四死球は合計で8個、特別多いわけではないし、ピッチクロックは全く時短には貢献しない😖。

 

試合途中、攻守交替で歩いている選手とか塁まで全力疾走しない選手を見ると「早く走れ❕」と本当に声掛けしそうになった。マネせんでいいとこだけNPB流になっている(←あーっ、偉そうに。スミマセン🙇)。

 

なんかもう少しスピーディな展開にしないとファンも増えない(と思います)。

 

■この日見たかった選手

 

⚾山本航樹選手(東福岡-愛知工大-伯和V)

 

昨シーズンから加盟した現チームの主将。この選手を見るのは高校時代以来。

 

 

その頃から大きな体格で一発の臭いがプンプンするスラッガーだった💪。

 

この選手は糸島出身。うちの子と中学時代に同じクラスになったことがあったようで「クラスになんか野球のすごい子がいるよ」と教えてもらい、この選手の存在を知った。

 

糸島B時代はボーイズリーグの国際試合も経験?、大学卒業後に伯和Vを経て、九州に戻ってきたようだ。

 

ただ、昨日は三塁コーチ専任で試合出場はなし😑。

まだまだチーム期待の長距離砲。まぁ次の機会があれば、是非その時に✋。

 

⚾有田光輝選手(光陵-福岡教育大)

 

この選手が火の国に入団したと知って「1度見に行かねば」とずっと機会をうかがっていたのだが、ようやく昨日再見できたのはよかった。

 

福岡教育大では「4番・捕手」が定位置。

 

 

決してHR打者というタイプではないが、センター中心にしっかりミートしてヒットを打ち返す好打者。九産大や九州共立大など強豪相手にも打撃のよさでは引けを取らない技量があった。

 

昨日は「8番・捕手」、1打席目に難しいボールにしっかりコンタクトして二遊間を抜けていくタイムリーヒット😆。

 

 

これを契機に打つわ、打つわ。センターからライト方向へなんと4打席連続ヒット🙆。

 

 

 

いやぁー素晴らしい、見事👏。

 

期待して見に来た選手が期待通り、それ以上の活躍をしてくれるなんて当方のグラウンドおじゃまの中でこんなに嬉しいことはない(←まったく知り合いでも何でもないですが、当方も思わずニンマリ🤗)。

 

ドミニカン含め、元NPBや独立を渡り歩いてきた強者揃いの中で、国立の教員養成大学から入った選手がこれだけ活躍するとは💮。

 

期待はしていたが、ここまでは想像が及ばなかった。.365で打撃5位は立派な成績(6/21時点)。

 

福岡教育大ではやはり同じ捕手、九州三菱自動車から独立を経てヤクルト入りを果たした大村孟選手の事例もある。

 

有田選手がどこを目指すのかは当方の知るところではないが、これからもいいパフォーマンスを見せてください❗

 

 

ということで風が涼しくなった筑豊緑地を撤収。

 

ちなみにヒーローインタビューは薮選手と横山選手でした✨。

 

 

昨年のドラフト会議では徳島IS筆頭に独立から上位含めて多くの指名選手が出た。NPBへのルート、独立のチームの在り方、選手たちの考え方など明らかに大きな変革が続いているように感じる。

 

四国ILやBCLが一歩先を行っているのは間違いないが、KALもそういう盛り上がりを見せて欲しい。

 

まずは試合のテンポアップを(←しつこいですね🙇)。

 

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明日日曜(6/23)は糸島Eの遠征で三菱重工長崎グラウンドへ遠征予定。

 

 

チームはなくなった(統合された)がグラウンドはまだ残っているようだ。

 

是非、ここで試合してみたい(←やるのは選手ですが)。

 

ただやはり天気が。

 

「あああー、ながさきーはー♫、きょうも…☔」。

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