今週末は"遠征"🥎。

 

昨日(5/18)土曜日は横浜・関東学院大のグラウンドへ。

 

 

「何でそんなところにいるんだ🤨」とか細かい話は抜きにしてもらいたいが、金曜日に東京へ出張、そのまま一泊居座り、久々におじゃましてみた次第。

 

全国各地区の大学野球・春季リーグ戦も大詰め。

 

既に優勝を決めた大学もあるが"神奈川大学野球連盟"は最終週、勝ち点3で並ぶ桐蔭横浜大と横浜商科大の「最終決戦」💥。

 

このカードで勝ち点をあげたチームが優勝、来月の大学全日本選手権への出場権を得ることになる。

 

という試合が昨日、関東学院大グラウンドで行われたのだが当方の目当ては優勝の行方もさることながらこの選手を見てみること😌。

 

 

現在、糸島EのOBとしては唯一関東の大学で頑張っている選手。

 

大ケガもあり大学生活は楽ではなかったが4年生になりこの春季リーグでようやくベンチ入り、試合にも出場し"初ヒット"も記録している。本当によく這い上がってきた👍。

 

中学時代、糸島Eの頃から捕手。

 

 

頭を使ったインサイドワークとチャンスに何とかしてくれる打撃はこの当時から光るものを持つ選手だった✨。

 

(少なくとも)野球に関しては研究、勉強熱心😁。

 

当方のようなオッサン相手にものおじすることなく気になることはいろいろ質問してくるなど、常に一歩先を目指す向上心の高い選手でもあったように思う。

 

春季リーグのこれまでの結果を見るところ、桐蔭大は3名の捕手が併用されているようだが、なんとか途中出場で1打席だけでも、せめて守備だけでも。

 

そんな思い(願い🙏)を胸に球場入り、さて出場はあるのか❕❔

 

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横浜・釜利谷にある関東学院大の"金沢文庫キャンパス"、ここをおじゃまするのは12年ぶり。

 

 

もう30数年前、会社に入って最初に住んだ寮が金沢区にあったので文庫もたまに来ることがあったが、駅周辺はもちろん当時とはすっかり変わってしまっている。

 

関東学院大までは金沢文庫駅から最寄りのバス停まで10分程度。アクセスマップにはそこから徒歩数分…とあるが確かに正門まではそう。ただ広大な運動施設の一番奥にある野球場までは結構な距離を歩く💦。

 

 

前回おじゃました時はちょうどオープンキャンパス開催中で無料のシャトルバスに乗せてもらい、大学敷地内まで入ることができたので距離を感じなかったが、バス停からは15分くらいはかかったかも😮‍💨。

 

一大学の運動設備としてはかなり立派な施設。大学の施設だが地元の物流会社が寄付により命名権を取得している。

 

 

他にこういう事例は聞いたことがない🤔。

 

神奈川大学野球連盟に所属するチームの試合はこれまでオープン戦や横浜市長杯などで何度か見たことはあるが、自分でも意外だがリーグ戦はこれが初めて。

 

横浜商科大は3年前の12月、慶応・長田グラウンドでのオープン戦以来。

 

 

2人の学生コーチが同時にシートノック、どうでもいいような話かもしれないがこういうのも過去に見た記憶がない、なかなか効率的でユニーク😃。

 

チームを引っ張る主将は田村和希選手(4年・大商大)、「5番・ライト」での出場。

 

 

しっかり鍛え上げた安定感のある下半身を原動力に力強い打球を放つ。この試合でもセンターへいい当たりのライナーのヒットがあった。

 

昨秋は桐蔭大に連敗、勝ち点を落としたことで勝率差での2位となった商大。リベンジに向けては田村選手の前に走者を溜めてまわす、そういう展開に持ち込みたいところ(多分です)。

 

対する桐蔭横浜大、この大学を前回見たのは2011年の11月なので実に12年半ぶり。

 

 

明治神宮大会をかけた横浜市長杯、菅野智之投手を擁する東海大を撃破して勝ち上がってきた決勝戦だった。

 

現在JR東日本東北でコーチをされている西村祐太選手と創価大・"ライアン小川"の投げ合い、いい試合だったように記憶している。

 

現チームをリードする主将は上田甲選手(4年・橘学苑)。

 

 

「2番・ショート」、昨秋はセカンドでベストナインを獲得しているがやはり攻守に野球センスは高そう💮。

 

金沢文庫から行き帰りのバスは桐蔭大のベンチ外の多くの選手たちと乗り合わせる形になった(←おかげで迷わず済んだ😅)が野球部は結構な大所帯、プレーだけでなくリーダーシップでチームをけん引することが期待される選手でもあるのだろう。

 

そして糸島EのOB・入江晴斗選手(4年・岡山理大付)はスタメン、「9番・捕手」🤗。

 

 

いやぁこれは久々に金沢文庫まで来た甲斐があった。高校時代もプレーする姿を直に見る機会は無かった(←LIVE配信では見ました)ので中学時代以来。

 

優勝のかかった大事な試合だがとても落ち着いてプレーしているように見えた。

 

まぁ大学4年生ともなればそうなのかもしれないが、就職も決まったとのことなので後は野球に、試合に集中するのみ❗

 

バックネット裏では日ハムのGM代行の姿も見かけた😒が、そんな試合のことについて以下簡単に。

 

■先発投手

 

両チームともに無失策。投手中心によく守り、ロ―スコアの締まった展開になった。

 

⚾高根匠人選手(4年・文星芸大付)

 

さすがに神奈川リーグの情報までは追いつけていないのでまったく知らない選手がほとんどだったが関東にもいい投手がいますね(←九州からのちょっと上から目線😎)。

 

見た感じ球速は140㎞前後だろうか。最近の大学生はみなこれくらいの球速は持っているのでそれ自体は驚くことはないが、低め、コース一杯を突く真っすぐ、変化球の制球力が光っていたように思う。

 

3回までパーフェクト、しかも3回は三者三振に切って取ったが緩急の出し入れも巧かった。完成度の高さを感じる好投手🙆。

 

⚾薮野哲也選手(3年・鹿島学園)

 

楽天にドラ1で入団した古謝樹選手の穴を埋める投手、現時点では3年生のこの投手がその一番手になっているのだろうか。

 

バネとしなやかさを感じる躍動感のあるピッチングフォーム、糸を引くような速球とブレーキ鋭く落ちる変化球がキレキレ⚡。

 

初回いきなり無死1,2塁のピンチもそこを切り抜けると、その後はしっかり試合を作った(捕手のリードがよかった?、そうしときましょう🤣)。

 

■1番打者

 

⚾上迫稜弥選手(2年・神村学園)

 

「1番・セカンド」、とても小柄だが、バットをやや短く持ってしっかりスイング、コンタクト力の高さを感じる。

 

1打席目、2打席目といきなり連続でヒット⭕。

 

 

昨年夏、今年春と連続で甲子園に出場している神村。上迫選手の高3の夏は初戦で鹿児島実と対戦するという決勝のような1回戦があった。

 

当時から上位打線で内野の要。チームに元気や明るさをもたらすムードメーカー的な雰囲気も持つ"切り込み隊長向き"の打者😌。

 

大学でも来年、再来年とチームを引っ張る役割が期待される選手になってくるのだろう。

 

⚾山崎隼選手(4年・日大藤沢)

 

「1番・センター」。外野を超える長打あり、逆方向への軽打ありと3安打、猛打賞の活躍🎖。

 

 

どのコース、球種にもしっかり対応できていてちょっとタイミングを外されても崩されない粘りも感じる。ライトを超えていくツーベースはこの日チーム唯一の長打、いい当たりだった🚀。

 

3打席目のチャンスで放ったセンター前への痛烈なヒット、打球のコースから見て桐蔭大の先制を確信したのだが、、、🙄いずれにせよいい当たりだったことに違いない。

 

脚もあっていい選手🏃。

 

■1年生スラッガー

 

この試合は多分両チーム合わせて3人の1年生がスタメン出場。春から先発で起用される選手たちなのでやはり打撃力はちょっと目を見張るものがある😮。

 

⚾加藤蒼惟選手(1年・愛工大名電)

⚾中山寛明選手(1年・桐生第一)

 

 

商大は2人。加藤選手が「3番・DH」、中山選手が「7番・ファースト」。

 

加藤選手は昨夏の甲子園でもクリーンアップを打った左の強打者。ミートする力と巧さがありそうで長打だけでなく率も期待できそう。

 

中山選手は昨日は左が6人という打線にあって右のスラッガーとして期待される。1年生らしく思い切りバットが振れていて三遊間へ内野安打1本。

 

昨夏の桐生第一は決勝で逆転サヨナラで甲子園を逃しているが、中山選手にはその分まで大学選手権での活躍が期待されるところだろう(←また余計なお世話か👮)。

 

⚾梅澤蒼空選手(1年・藤沢翔陵)

 

1年生ながら4番を任される右のスラッガー。捕手登録のようだが昨日はサードで出場。

 

 

2死球に2つの外野フライとヒットはなかったがこの試合で最も当方の印象に残った打者になった😆。

 

天性の角度というのかなんなのかこの選手が外野にフライを上げると思わず"ハッ"とする🤣。

 

いい打球音とともにいい角度で打ちあがるフライボールは「次は柵越えしそう」という勝手な期待が膨らんでしまう。

 

実際、既にリーグ戦でHRも記録しているようだし5の5を打った試合もあったようだ😵‍💫。名門・中本牧シニアの出身、このバッターはかなり楽しみかも。

 

 

優勝をかけた最終決戦、初戦は1‐0という最少スコアで商大が先勝した。

 

両チームチャンスを作りながらなかなか得点が奪えない展開となったが決勝点はやや意外な(と言っては失礼か)感じで生まれた。

 

商大の「9番・サード」は及川博樹選手(4年・横浜商)、165㎝と小柄な左打者。

 

 

1打席目からセーフティ仕掛けてくるなど"曲者"感が漂っていたが、5回の2打席目、思い切り振り抜いた打球はぐんぐん伸びてスコアボード右に飛び込む先制HR🌈。

 

 

 

これはビックリ😵‍💫。

だが打球は本当によく伸びた。コンパクトにしっかりボールをつかまえて振り切れば飛距離は出る、「HRはパワーだけではないよ」いうような一打、お見事でした👏。

 

そしてこの1点をよく守った。「2番・センター」で出場は竹島楓斗選手(4年・八幡商)、3年前に見たオープン戦にも出場していた数少ない選手の1人だが、当時はまだ1年生だったということだろう。

 

 

打つ方ではバントヒット含む2安打。

 

 

脚もあるし、小技も巧いし、思い切り引っ叩く強い打力も持っている。

 

ただこの試合最大の見せ場は5回の表の守備✨。

 

1死1,2塁のピンチで山崎選手のセンター前ヒット、2塁走者は本塁突入、当方も見ていた感じからして点が入ったと思ったが、これをストライク送球でホームで刺した👊。

 

少しでも逸れていればセーフになったケース、及川選手のHRと同じ価値があるビッグプレーだった🎖。

 

 

 

商大は3投手による継投となったが、薮野投手は8回完投。最後までボールの力は衰えてなかったように見えた。

 

 

2021年、無観客で開催された夏の甲子園に鹿島学園を初めて導いた投手。高いポテンシャルを秘めたこれからがまだまだ楽しみな逸材。

 

そして当方目当ての入江選手もヒット1本。

 

 

三遊間への内野安打、"H"のランプが点灯し当方も(多分本人も)安堵🤭。

 

 

試合には敗れたが、当方的には入江選手のスタメンマスクとヒットが見れてかなり満足、福岡へのいい土産話ができた。

 

試合後、ほんの少しだけ話すことはできたが本当は飯でもご馳走してあげないといけないところ、それはまたの機会に✋。

 

桐蔭大は何とかして巻き返しを🌀。

 

リーグ戦4連覇へ、そして来月の全日本選手権へ向け今日と明日連勝するのみ。

 

今日ももうすぐ試合が始まる時間、好ゲームを期待。

 

 

昨日はTシャツ1枚での観戦だったが今日も暑いんだろうなぁ☀。

 

福岡からネットで途中経過をチェック。

晴斗は自分にやれること精一杯ガンバレ😌

 

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