本日3件目の投稿。1日3件は自己新(って祝日に何やってんだかって感じ😥)。

 

これまた前回の投稿の続き、昨日(5/4)"みずほ"PayPayドームで行われた福岡六大学野球・第3試合のことを。

 

パンフレットが以前の殺風景なものからちょっとおしゃれになった👍。

 

 

500円は変わらず。

 

表紙だけだがカラーで写真入り、中の名簿も以前と比べて見易くなったように思う。福六は「一球速報」を活用するなど情報に近づきやすくなった。大学野球の活性化に向けてはとてもいい試みだと思う😌。

 

第2試合が2時間程度で終わったこともあり、ほぼ予定時刻(15分くらい押してたかな)に第3試合は開始。

 

 

第3試合に登場したのは九州共立大。

 

 

福六では九産大と"2強"をなしてきた九州共立大だが昨秋は6勝4敗で2位。

 

一昨年は春秋連覇した共立大としてはちょっと意外な結果だったが、この春も福工大に連敗してここまで2勝2敗と苦戦が続く🤔。

 

本来はこの試合もエースとしてバンバン投げて欲しい稲川竜汰選手(3年・折尾愛真)はベンチ入りメンバーに名前なし。故障なのかどうか…。

 

いろいろ万全でない部分はあるかもしれないがその他の選手でカバーしていくしかない❕(とか勝手なこと言ってます🙇)。

 

この春から「10」番を背負う笹原愛斗選手(4年・真颯館)。

 

 

第2試合は九産大、福工大ともに捕手が4番打者を任されていたがそれはこの選手も同じ。これだけ"打てる捕手"が揃うリーグも珍しいのではないかな✨。

 

軽快なフットワークや低弾道のセカンドスローも見応えがあるが持ち味はバッティング💥。

 

この試合はそれぞれレフトとライトへ2安打。

 

昨秋見た九州選手権でもそうだったが、外の厳しいボールにしぶとくバットを出してライト方向へ打つ巧さもあるが、ツボに入った時の打球はまぁ強烈😵‍💫。

 

 

9回、先頭打者で放ったレフト左へのツーベースはあっという間に痛烈なライナーでフェンスまで到達していた。

 

 

いわゆる「当たりが良すぎた」という打球、少しこすっていれば間違いなくフェンスを越えていたと思う。

 

頼りになる主将、共立大としてはこの選手の前に走者を溜めたい😤。

 

対する日本経済大も昨秋は6勝4敗(順位決定戦の結果で3位)。

 

 

選手の数は全国津々浦々の強豪からも集まりリーグ最多。ここ数期は常に上位を脅かす存在となってきているが悲願の2回目の優勝まではもう少し🧐。

 

この春は開幕4連勝と好調、18年ぶりの"V”が視野に入ってきているかもしれない(まだ早いか😣)。

 

先発マウンドにはこの日見てみたかった渕上竜椰選手(4年・早鞆)。

 

 

初回いきなり147㎞をマークするなど球速は常時140㎞台、それにスライダーや(多分)鋭く落ちる130㎞台のフォーク、3者連続を含む5つの三振も奪った。

 

この選手を見るのはこれで2度目。前回は2年前の3月、九産大グラウンドでのオープン戦だったが環太平洋大(IPU)の選手として先発マウンドに上がっていた。

 

 

それまでこの選手のことは全然知らなかったがその試合でも力強い速球を主体に素晴らしいピッチング😮。

 

これはさらに上が目指せる逸材と勝手にエキサイトしてしまったのだが、昨年から日経大に編入学したのには驚いた(←放っといてくれって話です🙏)。

 

IPUでコーチを務められていた元ホークス・金無英さんの下、数名の選手と一緒に編入したようだが過去にこういうケースを聞いたことがない。

 

高校生なら高野連の規定で「1年間出場停止」ってなるところだが、大学にはそれはないようだ✋。

 

元々、福岡出身で中学時代は強豪の飯塚Bに所属。ユニフォーム変わっても地元の方が本来の力を出せる環境が揃いやすいところもあるだろう。

 

さてそういう選手たちの対戦は3時間を超える長い熱戦となった。

 

■脚を絡めて

 

日経大が勝っている理由、攻撃のバリエーションにもその一端が見えたような気がした。

 

⚾下池翔夢選手(2年・樟南)

 

「1番・セカンド」。毎試合のように出場選手や打順が入れ替わるのが特徴の日経大のスタメン、この日はこの選手が1番。

 

昨年からリーグ戦に出場している選手、試合前のシートノックでの動きはキレキレ✨。

 

打つ方では2安打と貢献。

 

 

基本コースに逆らわないやわらかいバットコントロールがいい⭕。

 

この試合で"おっ"となったのは2回。

 

2死満塁でフルカウントという場面、下池選手の打球はサード正面のゴロ。

 

 

サードはこのボールをキャッチすると"ニアベース"、三塁キャンバスを踏んだが2塁走者の方が一歩早くセーフ、急ぎ1塁へ転送するも下池選手もセーフ😮。

 

記録はサードの野選、あまり見ないケースで日経大が先制したがこの回無安打、四球と脚を絡めて奪った先制点だった。

 

⚾長島成汰選手(4年・和歌山東)

 

その先制点を演出したのがこの選手。この試合は「8番・センター」だったがこの春は1番で起用された試合もあったようだ。脚はかなりのもの🏃。

 

2回、満塁で2塁走者は長島選手。

 

 

2死満塁でフルカウントなので無条件にスタートは切るがにしても速かった😵‍💫。

 

ほぼサード正面のゴロ、捕ってそのままキャンバス踏むだけだったが猛然と頭から突っ込んできた長島選手のスピードが勝った🏎。

 

それ以外にも絶妙なバントヒットにチョコンと合わせてレフト前に落とすタイムリーヒット。

 

 

なんともしたたかな野球を仕掛けてくる選手、こういう点の取り方は相手に与えるダメージも大きい(と思う)。

 

⚾黄晢勛選手(2年・日南学園)

 

名前は中国語で"ファン"と読むようである。「5番・サード」、昨年のリーグ戦で見た江柏葳選手も身体能力が高かったがこの選手もそれは同じ🤸。

 

1点差に迫られた8回にはセンター前ヒットでチャンス拡大。

 

 

そして主将・木村仁選手の投手強襲ヒットの間に1点を追加するとなおも2死1,3塁のチャンス。

 

ここで1塁走者の木村選手が1,2塁間に故意に挟まれるプレー。これは糸島Eでもたまにやるプレーだが3塁走者の判断が難しい🤔。

 

「ここしかない!!」というタイミングで黄選手は本塁突入、それを見た共立大の内野陣は木村選手を刺しにいったが、黄選手のホームインの方が若干早くさらに追加点💮。

 

この1点は大きかった。

 

なるほど、日経大はこういう野球をやっているのか。昨年までとはちょっと違う(←当方の個人的な感想です)バリエーション。

 

点を取るのは打つだけではない、こういう野球ができているうちは日経大は強い😆。

 

■一年生

 

この試合、日経大はルーキーの出場はなかったと思うが共立大は2人の選手がスタメン出場。

 

⚾畝地竣己選手(樟南)

 

名前は"セチ"と読むようだ(難しいですね)。「7番・セカンド」での出場、春からスタメン起用されているだけあって攻守に野球センスは高そう😃。

 

なんかよその大学でも見たことのある打席でのルーティーン。

 

 

当方のような素人にはわからない何か意図があってのこういう形なのだろう。

 

0-5とリードされた7回裏、先頭打者で1,2塁間への強いゴロ、この当たりがファーストのミットをはじく内野安打となり共立大の反撃が始まった🏹。

 

強豪・樟南でも主力を任された選手、根路銘選手の後釜をこのまま埋める存在になっていけるか。

 

⚾吉川雅崇選手(小倉)

 

北九州屈指の伝統校であり名門校の出身、「3番・ライト」での出場。

 

高校時代から投打両面で注目される選手だったが共立大へは一浪しての入学。しかしリーグ戦では既にHRも放っていてブランクは全く感じるところがない。

 

昨日の試合ではヒットはなかったがよくバットを振る😵‍💫。

 

 

どこまで飛ばすつもりなのかわからないがこれだけの豪快なスイングは見ていて潔い🤣🤣🤣。

 

そして本日、日曜日の試合ではなんとグランドスラムを放ったようだ😱。

 

これはまたなんとも楽しみな1年生が現れた。

 

⚾川畑陽介選手(鹿児島玉龍)

 

昨日ベンチ入りしていた6人の投手全員がマウンドへ上がった共立大。川畑選手は2番手で2イニング、下半身をしっかり使ったキレイなフォームで真っすぐは140㎞超えていたと思う。

 

柱になる投手が見えてこない(←素人が偉そうですね🙏)共立大、1,2年生にも大いにチャンスは巡ってきそう。

 

⚾松山優太選手(鵬翔)

 

8回代打で登場、一球速報によるとポジションは捕手のようである。なんかパワーはありそう💪。

 

鵬翔高校出身で"松山"、ポジションは捕手、名前は翔太と優太。この選手となんか関係ありそう(←はい、また余計な詮索です🙇)。

 

 

何も関係なかったら本当にゴメンナサイしかない😝。

 

購入したパンフはまだ各チームともに1年生の掲載はなかったが、他にどの大学にどんな選手が入部したのか、もうしばらく楽しみは続く。

 

■あーあの時の

 

途中代打で登場したこの選手も高校時代以来に久々。

 

⚾奥翔太選手(4年・鹿児島)

 

名前と出身校を聞いてすぐに記憶がよみがえったが5年前の夏大、鴨池市民球場で見たこの選手で間違いない😉。

 

 

鹿屋中央の山本聖選手(中央大)目当てで見に行った試合だったと思う。

 

その時のブログを読み直すと当時高2、ヒットはなかったものの守備が印象に残ったと書き残しているが、山本聖選手に負けず劣らずのプレーぶりだったように記憶している✨。

 

まだ共立大で頑張っていたとは知らなかった。昨日は貴重な送りバントを決めたが出場機会が増えるよう頑張ってください!!

 

さて試合は脚だけでなく強打も絡めた日経大が序盤から中盤は圧倒。

 

4番の富島力斗選手(4年・美里工)は4回、ライトへ運ぶ痛烈な2点タイムリー。

 

 

 

見るからにパワーがありそうな身体つきと構え、4番はこの選手がいればOK🆗。

 

劣勢に立った共立大は8回に反撃👊。

 

畝地選手の内野安打で作ったチャンス、奥選手がバントで2塁へ送ると代打攻勢、半場陸選手(3年・北九州)は畝地選手と同じような1,2塁間を襲う痛烈なゴロ。

 

 

内野安打、これが相手守備のミスも誘ってようやく1点を返した。渕上選手の出来からして完封もありそうだったのでこの一打は大きかったと思う👏。

 

中村朝陽選手(2年・自由ケ丘)は「5番・サード」。小柄だが元気を感じるサード向きのいい選手。

 

 

昨日の試合はなんと5打席全部四球😵‍💫。選球眼もいいのだと思うが1試合5四球というのは過去に見た記憶がない。

 

 

この中村選手が選んだ4つ目の四球が押し出しとなるなど1点差にまで追い上げたが、7回途中からリリーフしたこちらもIPUからの編入組・蛭子凌太郎選手(4年・佐伯鶴城)が後続を断ち切り何とか日経大が逃げ切った。

 

 

 

蛭子投手は2月のおいどんカップ、JR東との試合で先発を任された試合以来だが、しなやかで目一杯の腕の振りから投げ込まれる140㎞超の速球に角度のある変化球は魅力十分。

 

日経大はこれで開幕5連勝、この勢いは本物🙆。

 

「元IPU」リレーでの勝利、特に7回途中で降板となったが渕上選手のピッチングは勝利に大きく貢献したと思う💮。

 

 

6回までに5四球と毎回のように走者を背負ったがここぞの場面では鋭く落ちるボールでピンチをしのいだ。

 

もう気持ちの投球、それだけ😌。

 

序盤からやや高めに抜けるボールが多かったように思うが、それが修正できればこの投手は簡単には打てない。

 

この後の登板にも注目。

ナイスピッチングでした❕

 

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そして今日の試合は共立大がリベンジ、ついに日経大に黒星が付いた。

 

 

こうやってランニングスコア見ると7回の6点がすべて。やはりこの選手が放った満塁弾が効いている😣。

 

 

まだまだやりそう、この選手はかなり注目かも👀。

 

外は風雨が強くなってきた。

GW最終日、明日も雨なのかな☔。

 

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