昨日3月7日、木曜日のタマスタ筑後。
屋内練習場の側面には今年入団した楽しみな新人選手達の巨大なディスプレイが✨。
支配下、育成合わせて今年も16名(?)の楽しみな新人選手が入団した。
中でも特に楽しみなのはドラフト7位で入団したこの選手🤗。
もう何度もこのブログには(勝手に)登場してもらっていて、昨年10月の「勝手にドラフト2023」という投稿でも触れさせてもらっているので選手紹介は省略。
我が家の息子もお世話になった少年野球チームから初めて誕生した勝手に期待のプロ野球選手。
午後からふと思い立ち、この選手がプロになった雄姿を見ることを最大の目当てに今年初めてタマスタをおじゃま🏟。
さてどんなパフォーマンスを見せてもらえるのか(そもそも試合出場はあるのか?)。
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「また平日に野球!?」、「先週末も有休取って鹿児島、人吉行ったよね!!」…はい、はいそうです🙇。
入社以来40年弱、有休を使い切ったことがない。
と言うかほぼ半分は毎年「捨てて」きた。60歳の節目を迎えた今年度は1日も捨てないことが目標。期限の3末に向けてラストスパート???、半日単位で取得できる制度もありがたい。
昨日午後からメインスタジアムで行われたのはホークス3軍と西部ガスの「練習試合」。
4軍制を敷くホークス、この3軍は現在"薩摩おいどんカップ"に参戦中。
先週末は鹿児島でオープン戦を行ったようだが一時的に"帰福"しての練習試合。そして週末はまた鹿児島に舞い戻りおいどんカップ復帰となかなかタフなスケジュールの中で実戦経験を積み上げているようだ。
対戦したのは西部ガス。
昨年は都市対抗、日本選手権のいずれにも出場。昨年まで監督を務められた香田誉士史さんが母校の駒大の監督に就任されたため、昨年までコーチを務められていた松薗史敏さんが内部昇格。
松薗さんは(確か)チーム創設時からの生え抜きメンバー。若い監督さん、楽しみな新体制😌。
選手陣には大きな変動なし、ベテランと若手が融合した戦力は今年も全国争いの有力な候補になってくるのだろう。
そんな練習試合のことについて以下ダラダラと。
(プロ入り以前に見たことある選手も多いのでまずは"出身校"別のくくりで)。
■福岡大大濠
⚾藤田悠太郎選手
冒頭に取り上げた選手。昨日の試合は「9番・捕手」でスタメン出場、これは筑後まで見に来たかいがあった😂。
昨日出場したホークスの選手では唯一の背番号"2桁"、支配下登録選手。
今週行われた侍ジャパンとヨーロッパ代表の強化試合でも福岡大大濠OBが存在感を見せてくれたが、この選手の高校時代もすごかった😵💫。
甲子園には届かなかったが昨年の福岡の高校生打者ではNo1(←当方評価です)のパンチ力。そして守備では肩の強さ、フットワークの軽快さに加え"野球脳"の良さを感じる素晴らしい選手だった🙆。
そのスタイルはプロになっても変わらない。
コンパクトながら腰の据わった力強いスイング🌀。
捕ってから投げるまでが速いセカンドスロー🔫。
ただ昨日の試合ではヒットはなく、盗塁も許した😆。
これは試合慣れ、投手との連携がうまくいくようになればプロのレベルにもアジャストしてくると思う。まだ高校の卒業式終わったばかり、これからです。
高校時代に古賀悠斗選手(埼玉西武ライオンズ)のプレーも何度も見たことがあるが、攻守どちらも優劣を感じない。
古賀選手は2年秋に内野手から捕手にコンバートされたが昨年はパ・リーグで盗塁阻止率No1になり侍ジャパンにも選出されるような選手になった。
そういう意味では藤田選手もそんなレベルに成長していく可能性は大いにあり😤。
新人だからと遠慮することなく甲斐選手やその他の先輩捕手ともガチで勝負。次(さらにはその次)の日本代表捕手を目指して頑張ってください(←ご当地選手だけに勝手に期待が大きくなります💮)。
⚾山下恭吾選手
育成2年目、高校時代は藤田選手の1学年先輩。「8番・ショート」でフル出場、三遊間の深いところからも安定したスローイングを見せる強肩の内野手。
もうプロの水にも慣れてきたはず。脚もある選手だが昨年は主に三軍で.260、15盗塁という記録を残している。今年はまず二軍昇格・定着が目標になるのだろうか。
久留米出身の選手なのでタマスタの試合では応援も多いに違いない(昨日もそうだった気がする🎉)。野球センスに申し分なし、さらなるレベルアップ、パワーアップを!!
大牟田高校の弟選手も楽しみ😌。
■九州国際大付
⚾佐倉侠史朗選手
当方が座った席からは正面に向かい合うような形になった😅。藤田選手同様、今年の高卒ルーキー(この試合の新人は2人だったと思います)。
中学時代に糸島Eと対戦してもらったことがあったがその頃から"でっかい"選手だった。
「6番・ファースト」での出場、迫力あるボディから繰り出されるスイングは相変わらず豪快、強烈💥。
昨日はヒットこそ見れなかったが常にHR狙いではなく、ミート力上げて広角に打つ意識を感じる打撃はホークスでも戦力になってくると思う。
昨日のベンチでは試合中に2人で話しているシーンがあったが藤田選手と刺激し合って、高め合ってもらいたい❕
⚾安永元也選手(日本文理大)
一方"さすが"の打撃を見せてくれたのはこの選手。「4番・ファースト」での出場、高校の先輩の貫録を見せつけた結果になったかな👮。
初回、得点圏に走者を置いて完璧な当たりでライト前へ運ぶ先制の2点タイムリー。この試合ではもう1本ヒットがあったがいずれも乾いたバットの音が心地よいいい当たりだった😀。
大学時代には(当時の)ヤフオクドームのレフトスタンドにぶち込むHRも見たことあるが反対方向にも長打が打てる巧打者。
長打力、確実性、そしてクラッチぶり。今年も西部ガス打線の軸になる選手👊。
■戸畑
公立の進学高だが2人のOB選手がスタメン出場。
⚾藤野恵音選手
「3番・セカンド」での出場。高校時代に見た時は(失礼ながら)戸畑にこんなスケールの大きさと将来性を感じる内野手がいるのかとびっくりした😮。
それこそ九州国際大付との試合だったがその試合では誰よりも印象に残った。
インコースのボール、しっかり呼び込んでレフト前へ痛打⚡。
懐の深さを感じるスイングで目の覚めるような鋭い打球。この試合2安打、ライト線へのタイムリーも痛烈な当たりだった。
昨年はウエスタンの公式戦で初HRを記録したらしいが確実に成長。育成3年目、何とか支配下勝ち取ってもらいたい🙏。
⚾重松凱人選手(亜大)
「5番・センター」、こちらは大学経由で入団して2年目。
これは2016年の夏の選手権大会、重松選手が1年生の頃だがこの背中が多分そうだったと思う。
当時のブログ読み返してみると途中代打での出場ながら立派な体格が当方的には印象が残ったようだ。
上背があってアスリート的な体型、特に太ももからふくらはぎにかけての発達ぶりは昨日もまずそこに目が釘付けになった🧐。
タイムリーヒットに犠牲フライ、甘いボールはきっちり仕留めてくるのはやはり"プロ"。
藤野選手、重松選手ともに盗塁を決めたが機動力も使える選手達🏃。戸畑出身の大型野手の活躍ぶりも大いに注目の価値あり!!
■ポニーリーガー
⚾永利拓也選手(久留米P-西短)
久留米Pの出身、ポニーリーグ九州連盟になる以前、旧ジャパンリーグ時代の選手だが当時からとてもいい打者だった。
決して上背のある選手ではなかったが身体の回転でボールを遠くへ飛ばす、糸島Eとの試合でも「えっ!!」という感じのビックリする打球がとても印象に残っている。
この試合も強烈なスイングでライトへ2安打👏。
当方の息子と同じ世代なので今年で高卒12年目、30歳になるのかな。社会人としては息の長い選手の領域に入ってきたがこの打撃はまだまだチームにとって不可欠なもの。
やっぱこの選手には頑張って欲しい。にしても当時の久留米Pは強かった😰。
⚾原田拓也選手(飯塚L-福岡第一-亜大)
こちらも旧ジャパンリーグ時代の選手だが現在はフレッシュリーグに移籍した飯塚Lの出身。永利選手よりはさらに上の世代になるので、中学時代に見る機会がなかったのは残念。
昨日の試合はセカンドで2本のタイムリー、3打点1盗塁と活躍✨。
社会人で初めてこの選手を見た時、ショートでの運動能力の高さにびっくりしたがこちらもすっかりベテランの域。
いろんな場面、いろんな打順・ポジションでチームを支え続ける貴重な存在として今年も大いに期待できそう。
⚾井口涼大選手(筑後R-城北)
今年の西部ガスの新人は2人。その1人が高卒ルーキーのこのサウスポー。筑後Rの出身のようだが(申し訳ないことに)写真も記憶も残っていない🙇。
中3の頃はコロナ期真っただ中、糸島Eとの対戦あったかな…🤔。
なんか見ている方も緊張感を感じる初々しいマウンドだったがリリースポイントが高くて角度を感じる投手。クロスファイヤーは威力あり🔥、社会人の環境に慣れてくれば制球力も安定してくると思う。
ガンバレー🥎。
■その他お久しぶり
⚾園田恵大選手(鳥栖商-福岡大)
昨年も見ているのでお久しぶりではないが2人のルーキーのうちのもう1人、「9番・センター」での出場。
柔軟なバットコントロール、しぶとくてチャンスに強い巧打者。
昨秋は九六で打点王でMVP👑。基本、コースに逆らわない巧打が光る選手だが引っ張ってオーバーフェンスする技量も持ち合わせている。
昨日の試合は1打席目にその巧さの本領発揮、三遊間への内野安打。
すかさず盗塁も決めたが脚もかなり速いのはさらなる魅力🚄。
今の西部ガスにはいないタイプの打者、1,2番あたりで活躍してくるのではないかな…という勝手な予感。
⚾桑原秀侍選手(神村学園)
こちらは確信はないが西短グラウンドでの練習試合で投げていたこの選手ではなかろうか(違っていたらスミマセン✋)。
高校時代から投打に好選手との呼び声高かったが今でも"二刀流"続けている!?
wikipediaで見ると昨年は3軍戦で打者として.286/10HRを記録する傍ら、投手としても15試合に登板しているようだ。
(写真の選手がそうだとして)高校時代からすると身体は明らかに逞しくなっている💪。投げては150km、打っては20HR以上、そんな期待をしたくなる育成4年目の選手。
熊本出身なんですねー、応援🤗。
さて試合は西部ガスが若鷹相手に投打に圧倒、7イニングの「特別ルール」で行われた試合に完勝。
駐車場代500円、メイン球場入場料500円払ったので9回までやって欲しかったが、試合も2.5時間に迫る感じだったので野球を充電させてもらうには丁度よかったかも。
西部ガスの先発は村田健選手(ルーテル学院-東京農大)、サイドに近いスリークォーターからキレのあるボールは円熟味さえ感じる老獪なピッチング👍。
プロと社会人の違いはあるが現在の実力ではこの投手の方が上、これまでの経験の違いを見せてもらった気がした。
3回無失点、打者9人で完了、お見事👏。
打線は初回、1番に起用された2年目の樋口昇樹選手(藤蔭-沖コンピュータ)がいきなりヒットで出塁。
レフト前への痛烈な当たり。そして次打者の初球だったかもしれない、すかさず盗塁成功、この選手もいい脚している👣。
とにかく積極的なスイングは迷いがないし、コンパクトで強烈😆。
うーん、見る度に"こんないい選手だったのか"と思わざるを得ない。
スピード感とアグレッシブさに溢れる巧打者、こういう1番打者は見ていて気持ちがいいし相手からするとちょっと嫌なタイプだと思う。
初回、先制のホームイン。この試合はこれで決まった感があった。
対するホークスは4番に入る盛島稜大選手(興南)がホークス最初の得点につながるタイムリー含めて3安打の猛打賞の活躍🤗。
187㎝/92㎏というなんか圧倒されそうな体躯、打席での迫力は1軍の4番でも何ら違和感ない😵💫。
当方推しの興南出身、おいどんカップからここまでは絶好調のようだ。
こんなすごい選手がまだ育成にいるホークスの選手層の広さに改めて感心だが、だからこそFAでなく、ファームから這い上がろうとする選手に多くのチャンスを与えてもらいたい😤。
ホークスが求める右の大砲、同じ沖縄出身・山川選手を脅かすような存在になってもらいたい!!
日本一奪回へ、さらには世界一の常勝軍団へ。その目標に向けて明るい材料を見せてもらった試合となった。
とりあえず今年は本当にお願いします✋。
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ちょっと偉そうなコメントになってしまうがこの日投げたホークス投手陣にはちょっと苦言、"喝"💥。
とにかくストライクを取るのに四苦八苦、なかなかリズムに乗れないまま試合時間が長くなるのに寄与してしまった😥。
みな支配下を勝ち取る素養はある選手、どこかで"あと一皮"向けてもらえたらなぁと思う。
と同時にそんな投手陣を引っ張ることでこの選手のさらなる成長につながるとも感じた試合。
どんどん経験積んで一気に一気に1軍への階段を駆け上がって欲しい。
ガンバレー、それしかない🤣🤣🤣。
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