この週末は実家・人吉。

わが母校は100周年を迎え昨日は記念式典も行われたようだ㊗️。

 

 

母校の歴史なんてまったく知らないに等しいが、Wikipediaによると1924年に旧制中学校として設立されその後に女子高と統合、商業科(現在は分離)や定時制、五木村の分校などのすべてがこの百年の中に刻まれてきた。

 

地元での愛称は「ジンコウ」。子供の頃、知り合いが高校に合格すると当方の母親が「〇〇くんがジンコウに通ったげな」とか言っていたのを思い出す。

 

"ジンコウ"も"通る"も当時は意味がわからず、高校に合格するとそれを知らせるために誰かが家の前を通るのだろうと思い込んでいた時期があった🚶。他愛もない話…🙇。

 

卒業生では当方の1学年下になる内村光良さんが有名だが過去に1人だけNPBに選手を輩出している(←南海ホークスです🥎)。

 

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そんな出だしからにはなるが、自宅を出てまっすぐに実家にたどり着かないのはいつものこと😅。

 

本日は福岡・筑後地区の1年生大会、準決勝を観るべく大牟田延命球場をおじゃま。

 

 

10:00開始予定の試合めがけて7時には自宅を出発。高速は使わず一般道で約2時間、早く到着しそうだったので途中2度ほどコンビニでゆっくりと休憩しながらのドライブとなったがそれでも9:15には到着🚙。

 

でももうグラウンドではシートノックも終わり、選手はベンチ前に整列。9:30に予定をかなり前倒して試合開始😵。

 

1年生大会、こんなこともあろうかと早めに行動したのは正解だったが800円の有料試合、この辺は高野連のHP等で周知していただきたい🤔。

 

準決勝に登場したのは大牟田。

 

 

ここのところ安定した実力を発揮していて常に県大会の上位に進出している。

 

今年の夏は準決勝で優勝した九州国際大付に3-4で惜敗。秋は5回戦で筑陽学園に敗れたがこの試合でポニー九州・大牟田V出身の境利月くん(2年)が19個もの三振を奪ったとのこと。来夏はかなり注目される投手になってきそう👀。

 

対するは"Big Boss"(←もう使ってませんか?)の母校、西短。

 

 

こちらは夏6回(うち優勝1回)、春1回の甲子園出場歴を誇る福岡県下屈指の強豪校。今年の夏、東筑戦でのコールド負けは想像だにしてなかったがそれでも毎年全国を狙える戦力が揃うレベルの高いチームである。

 

西短には今年糸島Eから進んだ選手が1人。

 

 

グラウンドのどこにいるのか目をキョロキョロさせて探したが意外にも当方が座った目の前にいた😅。

 

糸島E時代は主将でチームNo1のスラッガー、打球は恐ろしく速かった😱。

 

 

オーバーフェンスも何度か見せてもらったがセンターから右へも痛烈なライナーが打てるパワーヒッター。

 

まぁこれは糸島E時代だけでなく小学生の頃からの話、その当時から地元では有名な強打者だった。今日はスタメン外れ1塁ベースコーチ、途中出場があることを期待しつつ観戦開始。

 

以下、例によってこの試合で気になった選手のことを。

 

■ポニーリーガー

 

この両校には糸島Eだけでなくその他のポニー九州のOBも少なくない数在籍。

 

⚾園原勘太選手

 

筑後RのOB、中学時代はセカンドで1,2番を打つことが多かったように記憶しているが攻守にセンス抜群のいい選手だった。

 

 

糸島Eとの対戦、大切なトーナメントで痛すぎる一打を浴びたことも脳裏にしっかりと焼き付いている😑。佐賀Vから東洋大姫路に進んだ國武くんとともに当方の中ではこの世代のセカンドでトップの選手⤴。

 

この試合は代打で途中からの出場。1点勝ち越して迎えた6回は無死1塁、追加点が欲しい場面で送りバントがファールになりサインはエンドランに切り替わった。

 

高めのボール球を1球ファールした後もサインは継続、これもややボール気味だったと思うがバットを短く持ってコンパクトに振り抜いた打球は右中間へのツーベース。

 

 

 

なんか中学時代を思い出したが園原くんらしいコンタクト力の高さを感じるバッティング。

 

これでさらにチャンスは拡がりビッグイニングを導くことになったのでこの試合でポイントになる一打だったかもしれない。

 

⚾濱地創大選手

 

大牟田の3番手でマウンドへ、こちらは柳川Bの出身。

 

 

柳川BのOBだが"濱地"という性は糸島に多いので元々のルーツはそちらにあるのかも。

 

投手としては大きな体格ではないと思うが投げっぷりがよくて小気味よさを感じる投手。緩急に磨きをかければこれから先発を任される機会もありそう。

 

⚾福島廉平選手

 

延命球場のお膝元、大牟田Vの出身。この選手を初めて見たのは中1だったか中2だった…はっきりしないがキャッチャーだったのは覚えている。

 

その後はエースとしてマウンドを守りまさに投げて、打って、走ってあらゆるツールを持ち合わせるいい選手だった💮。

 

 

この選手にも苦戦させられたなぁ。

今日は「6番・ショート」、身体能力の高い選手なのでショートも無難にこなすのだろうとは思っていたがその想像を超えていく機敏な動き。内野守備もこんなに上手かったのね😵‍💫。

 

打撃では6回、速球をドンピシャリと捕らえた打球は鋭いライナーとなりレフトの頭上へ。

 

(↑その時のスイングではありません🙇)。

 

打球は糸を引くようにスーッと伸びてフェンスオーバー、低弾道ミサイルのような鋭いHRだった🚀。

 

 

うーん、さすが。中学時代に見たインパクトに変化なし、さらに成長。いいもの見せてもらったがこの選手はチームの核になっていける存在、大牟田高校初の夏の甲子園へ向けて大いに期待していい選手だと思う。

 

■先発投手

 

両先発は左右の違いこそあれ、どちらも魅力のある好投手。

 

⚾原綾汰選手 

 

完成度の高さを感じるサウスポー。チェンジアップだと思うが緩急の使い分け、低めへのコントロールなど1年生とは思えない落ち着いたマウンドさばき。ひょっとして秋の新チームでも投げているのかな⁉。

 

佐賀の強豪・黄城B出身のようだがしっかりと試合を作ってくれる安定感のある投手になっていくのだろう。

 

⚾廣田悠士選手

 

腕の振りと身体の使い方にしなやかさと強さがある好投手、なんか素材の良さを感じる。今日は四球も絡んで中盤に失点してしまったがこれからの伸びしろをまだまだ残しているように思う➚。

 

今日は目測130㎞前半から中盤くらいに見えたが140㎞は裕に超える投手になってきそう、そんないい投げ方をしている(←野球ド素人の寸評ですので信頼度は低いです🙏)。

 

1年後にまた見てみたい投手、夏には境くんと2枚看板になってくるかも。

 

■「2番・セカンド」

 

長打が飛び交う試合となったが両チームのセカンドは攻守にきらりと光るものを感じた✨。

打順はともに2番。

 

⚾秋山悠良選手

 

初回、センターへ抜けるこの試合最初のヒットを放って出塁するとそれが大牟田の先制点につながった。

 

さらに3打席目には今度はライトへ2本目のヒット。

 

 

小柄な選手だが"らしさ"を感じるしぶとい打撃にリズム感のある守備。いろんな選択肢を作り出せる選手、チームにとっては貴重な存在になってきそう。

 

⚾奥駿仁選手

 

奥くんも秋山くんに似たタイプだがこちらはタイムリー含む3安打の猛打賞。

 

 

3点を追いかける3回、無死1塁で三塁線への絶妙の送りバント。コースも強さも完ぺきで「これはヒットになるなぁ」と転がった瞬間にわかったが、ここから西短の反撃が始まったのでこの内野安打も試合のキーポイントだったように思う。

 

盗塁決めた脚🦵もなかなか、これはいい選手。

 

糸島の子、中学時代はフレッシュ・二丈Fの所属だったようだ。ひょっとして小学生時代に見たこの選手⁉

 

 

この大会、今年は復活するのかな🤔

 

■HRにはHR👊

 

いろいろあった試合だがこの試合に関しては派手な一発攻勢に尽きる💥。

 

⚾宮本大虎選手

 

大牟田の「4番・捕手」、とても気合いの入った雰囲気でよくチームを鼓舞していたように思う。

 

初回、走者2人を置いて回ってきたこの試合最初の"at bat"、力強く振り抜いたスイングから放たれた打球はセンター方向へ高く上がる打球。

 

 

最初はセンターフライかとも思ったが打球はよく伸びた😧。バックスクリーンのやや左、球場最深部に打ち込む先制の3ランアーチ❕

 

 

いやぁービックリ、本当に打球はよく伸びたが宮本くんはかなりパンチがある、やはり"4番"。

 

こういう形で大牟田が先制するとは思ってもいなかったのがこれで一気に目が覚めた(って大牟田まで2時間運転してきたのではないの😴)。

 

が4番には4番の一発である。

 

⚾安田悠月選手 

 

苅田Bの出身で今年の夏も1年生にして唯一ベンチ入りしていた選手。ということもあってどんな打者なのかちょっと楽しみにしていたのだが「4番・センター」での出場。

 

1,2打席目ともよく選んで四球、2-3と1点差に迫って迎えた5回の第3打席。何球目だったろうか、バット一閃⚡、きれいにくるっと回転するように弧を描いたスイングから放たれた打球はもう打った瞬間にそれとわかる逆転の2ランHR❕

 

 

 

もうすさまじい打球😵‍💫。どこまで飛んだだろうか、ひょっとして外野芝生席の後ろにある防球壁も超えていった⁉

 

隣接する動物園まで届きそうな場外アーチだったかもしれない🐘。

 

この試合は3四球に1HR、これはとんでもない強打者がまた福岡で頭角を現した。

 

この選手は…ちょっと…すごいかも🤣。

 

⚾佐藤仁選手

 

「5番・レフト」、こちらは見るからにパワフルさが伝わってくる打席での存在感。そして打球も強烈😵。

 

6回、2点を追加して尚も満塁の場面で高々とレフトへ舞い上がる打球。

 

 

ちょっと滞空時間の長いフライはフェンスに張り付いたレフトの頭上を超えていくグランドスラム🎆🎆。

 

 

なんか一旦火がつくと止まらない西短の打線は破壊力満点。この佐藤くんの満塁弾で勝負あった感になったが序盤劣勢だったとは思えない連打、猛打。

 

ということで試合はコールドで西短が勝利、明日の決勝へコマを進めた。

 

 

両チーム2本ずつ、計4本のHR。1年生大会でこれだけHRを見たのはこれが初めてかも。

 

西短は結局17安打、一発長打もすごいがこれに脚やバントを絡めた攻撃でいろんな形で点を奪ってきた。

 

 

1番打者・井上蓮音くんのライト線を抜ける当り、「ちょっと厳しいかな」とも思ったが果敢に三塁を狙った走塁は三塁手のタッチを巧く搔い潜ってのタイムリースリーベース。

 

パワーにスピード、それにテクニックとさすが西短、1年生もレベルが高いことは今日の試合でよくわかった。

 

糸島EのOBはこの試合出場なし。

 

 

小学校、中学校の頃とは格段に異なるハイレベルな世界、戸惑うこともあるだろう。

 

でもまだ1年生大会、焦ることも何もない。どうやってこのレベルに順応していけるか、超えていけるか、それはまだこれからのこと。

 

当方もいろんなチーム、選手を見てきたので素人ながら感じる部分はあるが、贔屓目なしにこのチームで通用するだけのバッティングのポテンシャルは持っている💪💪💪。

 

腐ることなく継続することが最も大切。

努力できる才能も兼ね備えている。

 

自ら飛び込んだ世界、チャンスは必ず訪れる😌。

当方、ただ応援することしかできないがガンバレー、ソウマ⚾。

 

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大牟田からの帰りにさらにちょっとだけこの高校のグラウンドをのぞいてみた(もうこの辺が…バカ丸出しです🤪)。

 

 

この秋九州大会で初優勝、明治神宮大会への出場を決めているが来年のセンバツ、春夏通じての初の甲子園もほぼ間違いない。

 

学校からはちょっと離れた合志市の広大な敷地にある立派な野球場。すぐそばには専用のサッカー場もあるがサッカー部は既に2度全国選手権へ出場済。

 

練習試合でもしていればちょっと中をのぞいてみようかとも思ったが、通常練習のようだったので自重😑。

 

 

1994年に「熊本女子商業」から改称、翌年から共学化されたのでそれから28年を経ての初の聖地。甲子園でどんな戦いぶりを見せてくれるか今から楽しみ。

 

その前に是非に明治神宮枠を勝ち取ってもらいたい!!と願いつつようやく実家についたのは15時、朝家を出てから8時間も経過してしまった😰。

 

でも有料道路代は390円のみ、通常は約4000円のところ1/10で済んだ。

 

コスパはよかったが当然疲れた😮‍💨。

 

あーっ腰が⚡。

 

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