先の日曜日は見事な快晴☀。

ややひんやりした空気も残る早朝、すっきりと澄み渡った空にくっきりと見える"糸島のシンボル"、可也山。

 

 

こんな好天の中、可也山見ながら球場へ向かう道中はもうルンルン♬(←おやじくさいですか?)。

 

日曜日は糸島Eの練習試合、"ホーム"・芥屋球場で今年2度目の対外試合。

長いこと故障で戦列離れていた新3年生の主力組も復帰、ようやく万全の態勢で試合できる準備が整った。

 

 

 

新入団部員はもちろん期待大だがなんと言っても中学野球カウントダウンに入った新3年生に頑張ってもらわないと( 一一)。

 

対戦したもらったのは福岡市内を拠点とする同じポニー九州の仲間・福岡D。距離が近いのでこういう練習試合をさせてもらう機会も多いがユニフォームが一新、カッコいい(^^)/。

 

 

先発はキャプテンも務めるイグチくん。とてもキレのあるボールを投げるサウスポー、変化球もブレーキ鋭い好投手。ストライクゾーンにしっかりボールが集められれば簡単に打てる投手ではない。バッティングは長打力があってこちらも楽しみ。

 

とても小柄ながら抜群のグラブさばきに感心させられたのはキシモトくん、まだ新2年生とのこと。

 

 

とにかくボールへの反応がいい。技術面だけでなく「何としても捕ってやる!」という気持ちを感じるプレーは相手チームながら拍手もの👏。スイングもこれでもかと言わんばかりの思い切りのよさ。この子はもう身体の成長を待つだけ、きっといい選手になる。

 

この日は新1年生の試合を挟んで2試合。DLからの復帰組の復調具合や投手ができる選手たちの出来、そしてチーム全体の試合勘など確認すべき事項は多い。勝ち負けはともかくあと2週間に迫った公式戦に向けて、みなやるべきことができているかを試す貴重な機会。さて結果は如何!?

 

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やや旧聞に属するが1月24日に門田博光さんが逝去された。74才、日本野球界からまた1人偉大なる巨星がこの世を去られた。

 

(出典:週刊ベースボール ONLINE)

 

170㎝とプロ野球選手としては小柄だが通算567HR、1678打点はいずれも王貞治さん、野村克也さんに次いで歴代3位とレジェンド中のレジェンド。ケガも多かった選手だが努力、辛抱の野球人生を歩まれたに違いない。

 

門田さんのすごいところは加齢とともにその打撃力に磨きがかかっていったこと。1988年は44HR、125打点とキャリアハイの成績で2冠を獲得されているが、この時40才(@_@;)。40才にして自己最高の成績を収める選手というのはこの門田選手以外に知らない。

 

27→44→60→78→53、背番号の変遷にも何かこだわりを感じる選手。

 

門田さんは天理高校から社会人を経て1970年に南海ホークスでプロデビュー、当方がまだ7歳の頃である。当方が小学生になり野球に目覚めた頃、滅多にTVでもお目にかかることのないパ・リーグの試合、NHKのデーゲームの放送にかじりつくようにして試合を見ていた。桜井輝秀選手、藤原満選手、野村克也選手、そして門田さんが並ぶ打線は子供ながらにワクワクしながらその迫力を感じていたように思う。

 

また「あぶさん」ファンの当方にとっては門田さんの存在に勝手に親しみを感じる一因。マンガの中でも景浦選手との掛け合いはあったが(おそらく)強打者同士、互いに刺激し合った仲だったに違いない。

 

南海ホークスがダイエーに身売りし福岡に移転した際、門田さんは大阪に残る道を選択された。オリックスへのトレード、平和台でのダイエー対オリックス戦、門田さんが打席に立つと「福岡もよかとこですよー!」とかホークスファンからヤジが飛んでいたのを思い出すが家庭を大切にされる方でもあったようだ。

 

それでも現役の最後は福岡、ダイエーホークスで終えられている。

 

(出典:西日本新聞)

 

先日PayPayドームでは追悼試合が開催され、献花台も設置されていた。

 

現在NPBの現役選手で通算最多HRの記録を持つのは西武の"おかわりくん"で464本、年齢的に門田さんの記録を抜くのはちょっと厳しいか…。となると可能性としては山川穂高選手(218本)か村"神"様(160本)か!?

 

いつかそういう日が来て、その時はまた門田さんの名が取り沙汰されることになるだろう。

お疲れさまでした⚾

 

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さて糸島E、途中に挟んで行われた新1年生の試合。

先週"薩摩おいどんカップ"で糸島を留守にしている間にさらに新入団員は増え15名に。

 

 

まだ検討中で入ってくれそうな子が3~4名いるので本当に楽しみで仕方ない。

 

いろんなチームから選手は集まっているがすぐに仲良くなれる力はさすがまだ小学生。何も言ってないのに勝手にベンチで味方を応援、にぎやかで面白い(^^)。

 

試合はロースコアの競った試合に。

 

 

 

 

0-2で迎えた最終回裏の攻撃、満塁のチャンスで火の出るような同点タイムリーが飛び出し、尚も1死3塁とサヨナラのチャンス。

 

ここで"糸島E史上2人目"の女子選手がこれまた完璧、痛烈なライナーで右中間へ運ぶサヨナラヒット。

 

 

いやぁーびっくり、感心。打撃力を買ってクリーンアップに起用した結果が最後に出たのはよかった。これを契機にさらにモチベーション高めてもらえたらと思う。ガンバレ、野球女子⚾。

 

レギュラーチームはこれまた「収穫 < 課題」という感じの試合となった。

 

まずは打てない。前日、土曜日の練習ではみなよくバットが振れていたがなぜか試合になるとバットが出ない。これは気持ちの問題、もっと強気に。そういう子は結果も出ている。

 

それ以上に気になるのは走塁、打球判断。リードが小さい割にはけん制で刺されたり、余裕で次の塁へ行けた当たりで緩めてしまったり、ポテンヒットで判断悪く次の塁でフォースアウトになったりと改善点は山積。この辺は日頃の練習の時から常に試合意識を持って取り組まないと身につかない部分だと思う。「練習は自分に厳しく」、常に緊張感持って。

 

それでも投手をできる子が増えてきて、確実な成長を感じられたのは収穫。

球数制限が厳しくなる中、これはとても大切なこと。

 

 

1年後にはみな130㎞くらい投げてるかな⁉

「投手王国・糸島イーグルス!!」。

そんなことを言われる日が来ることを夢見ながら平日の投稿は終了。