正月3ヶ日もあっという間。

とても穏やかな天気に恵まれてなんか勝手にいい年になりそうな気分。

 

 

糸島のダイヤモンドヘッド、"芥屋の大門"をバックに正月からサーフィンするのも気持ちよさそう。

 

早く野球始まらんかな…。

 

 

昨日は「とんねるずのスポーツ王」で今年も爆笑させてもらったが、リアル野球盤もさることながら正直、ゴルフやサッカーの方が「これぞプロの技!!」的なものを見せてもらえて面白かった。野球もスタンドにぶち込むHRはさすがプロだと思わせてくれるがなんかもう少し"技"を見せてもらえるような企画にしないとちょっとマンネリ化?(←はい、どの立場からモノ言ってんのかという話ですm(__)m)。昨年はW杯もあって子供がさらにサッカーに流れそうな勢い、WBCでの巻き返し(?)を期待したいがなんかもう一捻りを。テレ朝さん、よろしくお願いします。

 

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もう2年前の秋になるが久しぶりに見た東京六大学、明大の上田希由翔選手(愛産大三河)は当時2年生ながらチームの主軸、ものすごい身体の強さ、粘りを感じるパワフルな打撃はとても印象に残った。

 

 

スマホで撮ったバックネットカブりまくりの写真しか残ってないのが残念だが「さすが東京六大学」と感じさせてくれる選手だったことはしっかりと記憶に残っている。昨年は春秋連覇した明大、今年は上田選手が主将の大任を背負うことになったようだがいろんなプレッシャーを跳ね返すような活躍が期待されるところだろう。

 

ということで今回は「今年勝手に期待の選手」の大学生編。昨年、一昨年あたりに当方が実際に見た選手の中から今年4年生、大学ラストイヤーを迎える選手を。前回の"高校生編"同様に独断と偏見で期待したい選手たちを以下つらつらと。

あげだすとキリがないので断腸の思い(?)で各チーム1人ということで。

 

まずは九州六大学。

 

⚾湯淺幸之介選手(必由館‐福岡大)

 

この選手を初めて見たのは一昨年秋、福大グラウンドでのオープン戦。とにかく思い切りのいいスイングで見応えのあるバッティングするなぁと魅了されてしまった。昨秋からは主将も任されているがなんか人間的な魅力も持った選手なのだろう。高良魁選手、今村龍之介選手などいい選手が他にも目白押しの福大だが熊本出身ということもあってこの選手を。春はめっぽう強い福大だが今年も全国へ、湯淺選手のバットに注目。

 

⚾福島悠介選手(筑陽学園‐西南学院大)

 

2019年、春夏連続で甲子園出場を果たしたチームでホットコーナーを任されていた選手。強烈なパンチ力のある打撃が最大の魅力、昨年もいい場面でのヒットを見せてもらった。昨年は大学日本代表候補にもなった小中健蔵選手が「4番・サード」でチームを引っ張ったがその後継者として期待される選手になってくるのだろう。

 

⚾大林海斗選手(岡山大安寺‐九州大)

 

昨秋は1番・センターで痛烈なヒットを見せてもらったがなんか脚力、長打力でスケールの大きさを感じさせてくれる選手。苦戦が続く九大だがこの選手の持つポテンシャルは他のチームの主力選手に全く引けを取らない。今年は打線の中でどういう役回りが任されるのかはわからないが当方的にはやはり1番でガツンと相手にダメージを与える打撃を期待したい。

 

⚾仲村隼選手(九州国際大付‐久留米大)

 

この選手も昨秋から「10」番、主将を任される選手。パワーが凝縮されたような身体から右に左に食らいつくように強い打球が飛び出すのが魅力的。当方が見た試合ではサードを守っていたがなんか気迫を感じるプレースタイルはそれも似合っていて、しっかりとチームをまとめてくれてそう。久留米大の上位浮上のためにはこの選手の打撃が1つの鍵、1人の想い、プレーからチーム全体の流れを変えることも十分にできると思う。

 

⚾村田陸選手(宇部商‐九州国際大)

 

昨秋は9シーズンぶりにリーグ優勝を果たした九国大、MVPを獲得した新4年・田村投手は残念ながらまだ見る機会がないが打者ではこの選手の力強い打撃が印象に残っている。昨年は福永健介選手、古賀颯翔選手など好打者が揃っていた九国大、その選手たちが抜ける穴を埋める活躍が期待される選手。"名門"・宇部商でも主軸を打っていた強打者、やはり豪快な長打に期待。

 

⚾生田惇一郎選手(大津‐北九州市大)

 

九六最後は投手。この選手を見たのは2年前になるが速かった(@_@。150kmを超える速球はさらに磨きがかかっているに違いない。高校サッカー選手権で現在も勝ち進んでいる大津高の出身。当方、熊本県人としてやはり「大津と言えばサッカー」というイメージがあるが野球でもこんなすごい投手を輩出していたとは知らなかった。三振を獲れる剛速球に期待、野球でも"OHZU"旋風を!!

 

続いて福六。

 

⚾根路銘太希選手(興南‐九州共立大)

 

昨年の九州王者、九共大。もう投打に期待したくなる選手が多すぎて今年も九州の大学球界はこのチームを中心に展開されていくのだろうと改めてそう思わざるを得ない。中でももっとも期待は1番打者として秋季リーグで打率と打点の2冠を獲得したこの選手。小柄な選手だがまぁ躍動感あふれるプレーぶりはチームの盛り上げ役として最適。この選手が今年も1番で変わらぬ活躍を見せるとなると他大学にとって九共大はかなり厄介なチームになる。

 

⚾楠本宏武選手(鎮西学院‐九州産業大)

 

九共大の強力打線をまず止めねば。最大の"ライバル"九産大ではやはりこの投手に期待。2年次からローテーションの一角を任される右腕はがっちりした体型から投げ込まれる三振が取れる力強い真っすぐが最大の武器。その球速は150㎞を超えてくるがそれにキレのいい変化球がコースに決まればそうそう打たれる投手ではない。見ていてワクワク、大いに期待!

 

⚾坂本陽輝投手(福工大城東‐福岡工大)

 

昨秋、九共大に唯一の黒星をつけ2位に躍進した福工大。当方が見た福岡教育大戦でも尻上がりの好投で完投勝利、九共大に勝った試合でも先発で強力打線をよく封じたようだ。力感なく糸を引くような球質のいいまっすぐ、打者の手元で微妙に動く変化球、"バッタバッタ"と三振を奪うタイプではないと思うがとても丁寧に相手打者を打ち取っていく投球術が光る投手。優勝に向け今年も安定した投球を見せてもらえることを期待。

 

⚾松尾駿助選手(神村学園‐日本経済大)

 

高校時代にも練習試合で見たことあるが走攻守揃うセンスあふれる内野手だった。昨年は見る機会がなかった日経大、松尾選手は1番打者としての出場が多かったようだがどの打順でもしっかりその役割がこなせる選手だろう。内野の守備の要、チームをリードする活躍を期待。

 

⚾古川隼選手(佐賀北‐福岡教育大)

 

この選手も松尾選手同様に巧守、巧打の内野手。佐賀の強豪校で培われた野球センスはさすが。今年は堅守と上位打線でのチャンスメイクが期待される選手になってくるのかな。

 

さて松尾選手と古川選手は2019年の夏の甲子園初戦で対戦している。ともにショート、なんかこういうのも面白い。今年もこの2人の直接対決は(勝手に)楽しみ。

 

九州工業大はもう2年以上試合見る機会がない…。昨年は春1勝、ついに連敗をストップさせたが今年は昨年を上回る成績が期待される。ということで今年は是非に福六が有観客で開催されることを切に期待したいm(__)m。

 

さてその他九州外の大学の選手も数名。

 

⚾山本大地選手(青豊‐環太平洋大)

 

昨年の3月、九産大とのオープン戦で初めて見たがまずはセカンドでのいい動きがとても印象に残った。攻撃面ではコンパクトに打ち返すミート力の良さに加えて、そつなくバントを決めるつなぎ役としても光るものがあった。秋はリーグMVP、さすがです。

福岡・青豊高出身で新チームでは200名を超える大所帯の主将、全国制覇目指して是非に頑張ってもらいたい。

 

⚾福岡大真選手(筑陽学園‐法大)

 

西南学院・福島選手とは高校の同級、夏の甲子園では4番を打ったスラッガー。一昨年のフレッシュトーナメント、神宮のライトスタンドにぶち込む豪快な一発を見せてもらったがやはりこの選手の破壊力は魅力的。大学で身体つきはかなり逞しくなったように見えたが今年はリーグ戦でスタメンに名を連ねる活躍を期待したい。

 

⚾栗林泰三選手(桐蔭学園‐慶大)

 

一昨年のオープン戦、下田グラウンドでのオープン戦で見たバックスクリーン右にオーバーフェンスしたHRが忘れられない。打撃にはかなり力がある。小学生時代はマリーンズジュニアにも選出された素質の持ち主のようだが大学へは一般入試で入学したという。今年は是非に神宮での豪快な一発を期待したい。

 

⚾寺﨑拓真選手(東明館‐立大)

 

この選手も福岡選手同様、一昨年のフレッシュトーナメントで高校時代以来再見。みどりの森球場では右に左に豪快な打球を見せてもらったがやはりこの選手の魅力は打撃、長打力。高校時代の捕手から大学では外野へコンバート、打撃を生かすためにはそれもいいと思う。今年はリーグ戦の舞台で神宮の打席に立つ姿が見れることを期待。

 

とまぁなんとも勝手な話ばかりだが、ここにあげた選手達は「今年もまた見てみたいなぁ」というのも当方の中での1つの自己基準とさせてもらった。

 

是非にその機会に恵まれることを期待しつつ「大学生編」の前半はここまで。

はい、後編は九州地区大学野球連盟です。