緊急事態宣言は延長され野球のない日々は続く…。

だからというわけではないが最近土日は家内と2人で出かける機会が多い。

とは言え毎週そんなに行くところもない(-_-)。

 

話は突然飛ぶが当方、鴨肉が好物であり、たまに糸島のソウルフード「牧のうどん」でも鴨うどんを食べたりするが、夜は久々に鴨鍋が食べたくなった。というかその前の週もそう思ったのだが自宅近辺で鴨肉が手に入らず断念。本日、家内とお昼を一緒に食べながらネットで調べてみると福岡市内、博多区に鴨肉専門の店があるということが分かった。一般道で1時間強、他にやること、行くとこも思いつかないのでとりあえず出かけけてみることに。

 

JR竹下駅からは1㎞弱、ちょっとわかりにくい場所に目的地・「博多鴨工房」はあった。

 

(source:テレビ西日本)

 

TVでも紹介されたことのあるお店のようだが小さな店舗の中はまぁ見事に鴨肉オンリー(@_@。生肉、加工品などいろんな種類の鴨肉がぎっしり。鴨肉生産工場の直営店ということもあるのだろうか、価格も思ったより全然リーズナブル。どれにするか迷ったがとりあえず鍋にお勧めという肉を購入。

 

 

鍋用のダシもセットになっていたが期待以上の美味!!さっぱりしていてそれでいて食感もしっかりしている。鍋はあまり食べないチビも最後は鍋の中に残った鴨肉をすくい上げるようにして全部たいらげてしまった。通販もやっているのでみなさんもたまにはいかがでしょう(^-^;。

 

とかまぁムリヤリネタからスタートです、、、。

 

さて野球、社会人野球では日本選手権の九州予選が無観客で行われJR九州と西部ガスが全国への切符を勝ち取った。特にJR九州はコロナで昨年のすべての公式戦を出場辞退するという思い切った決断をしたので今回の第1代表獲得は選手、関係者の方々にとって格別に感慨深いものであるに違いない。

 

そして大学野球では全日本選手権に出場する代表校が出揃った。月曜日、6/7から2年ぶりに熱戦の火ぶたが切られる。今年は70回の記念大会ということだが5000人という上限付きながら有観客で行われるのもよかった(とは言えさすがに東京までは見に行けませんが…残念(-_-;))。

 

やはり当方としては九州地区の4校に大いに期待。過去69回の大会で九州勢が優勝したのは2003年の52回大会、九州地区大学野球連盟代表の日本文理大の1回のみ。この時は元巨人、西武でプレーした脇谷亮太選手がMVPを獲得している。脇谷選手はその後、NTT西へ進んだが社会人時代、うちの長男がまだ小学生の頃、糸島Eの"前本拠地"多久グラウンドで行われたNTT西による少年野球教室の一員として来てもらったのを思い出す(とか言いつつ、脇谷選手の写真は残ってませんm(__)m。確か背番号は"1"だったような…)。

 

 

話がそれたがとにかく九州・沖縄から出場する4校には日本文理大以来の優勝旗を是非に持ち帰ってもらいたい!!

 

◆九州六大学 福岡大(4大会連続31回目)

 

投打に圧倒的な力を見せて春季リーグ戦を制した福岡大は(おそらく)九州では最多となる31回目の出場。今大会出場校の中でも福井工大、東北福祉大に次ぐ出場回数を誇るが過去の戦績を見直してみると意外にもベスト4以上に進出したことがない(多分)。今年はまずそこを目指しての戦いということだろうか。投打に全国で戦う戦力は十分に整っているチーム。

 

村上幸人投手(3年 九産大九州)

 

 

1年春にいきなりMVPを獲得したこのチームのエース。この春も5勝を上げたが防御率は驚異の0.21、多分自責点はわずか「1」である。130㎞中盤のスピードながら多彩でキレのいい変化球と抜群の制球力が持ち味。高校時代は県決勝で0-1で敗退、甲子園出場はならなかったが東京ドーム、そして神宮で大いに活躍してもらいたいところ。ちなみに村上選手は博多区の那珂小出身とのこと。冒頭の「博多鴨工房」はその那珂小に隣接する場所にあります(はい、まったくどうでもいい情報ですm(__)m。その近所の出身の選手なんでしょうね)。

 

仲田慶介選手(4年 福岡大大濠)

 

 

パワー、スピードそして積極性も兼ね備えたアグレッシブなチームのリードオフマン。右でも左でも打つスイッチヒッターでもある。この春もベストナインを獲得。高校時代はこの春・東京六大学でベストナインを獲得した立教大の東選手や法政大で主将を務める三浦選手らとともにセンバツにも出場している。福岡大は組み合わせ上、東京ドームブロックなので東選手や三浦選手が主戦場とする神宮でプレーするためには2つ勝たないといけない。そこを最低限の目標にまずは東京ドームのダイヤモンドを駆け巡ってもらいたい。

 

 

◆福岡六大学 九州産業大(7大会連続21回目)

 

7大会連続というのも九産大の春の強さを物語っている。この春も最終週で"ライバル"九州共立大を撃破しての逆転V、選手個々のレベルの高さでは九州屈指である。2018年の大会では現・阪神の岩田選手らの活躍で同校初のベスト4入り、今年はもちろんその時以上の成績が目標となってくるだろう。今年はまだ見る機会がない九産大、特にクリーンアップの活躍に期待。

 

中村貴浩選手(3年 九州国際大付)

 

 

偶然、中学1年の時から見る機会があったがその頃から投げる、打つ、走るすべてに関してちょっと抜けている感があって「いったいどこの高校、大学でプレーするのだろう」なんて余計なお世話なことを考えさせられてしまういい選手だった。そしてそんな当方の余計なお世話はよそに高校、大学と着実に成長、九産大でも1年からリーグ戦に出場しているがこの春は(結果だけで見ると)3番に定着、優勝に貢献したようだ。しっかりとしたコンタクト力があるバッティングと俊足を生かした走塁はきっと神宮でも光を放つはず。

 

森伊吹選手(4年 大村工)

 

 

高校時代から九州では名が知れ渡るスラッガーだったが九産大でも1年春から主軸、以降ずっとレギュラーを守り大学での通算打率は3割を超える好打者。長身、懐の深い打撃でこの春も4番に定着しHR2本!?、是非に全国の舞台で長打力をアピールしてもらえたらと思う。

九産大ではこの中村、森両選手の後を打つ1年生の市丸選手(唐津商)にも注目。

 

◆九州地区連盟・北部 西日本工大(6年ぶり5回目)

 

大混戦となったこの春の九州地区北部ブロック。3校が同率、2度にわたる巴戦の末、王者・日本文理大の春5連覇にストップをかけたのが西日本工大。このチームももう3年くらい見てないので最近のチーム状況はわからないがネットの情報などによるとこの秋、既にドラフト候補として名が挙がるこの選手の投げっぷりに注目が集まるのだろうか。

 

隅田知一郎投手(4年 波佐見)

 

 

確かにいいピッチャーである。角度とスピードのあるまっすぐに切れ味鋭い変化球、当方が見たのは1年生の時が最後なのでそれからさらに進化を遂げているのだろう。まぁ誰しも1度見れば記憶に残るインパクトを持った選手だと思う。長崎・波佐見高校時代には名将・得永監督の下、甲子園にも出場している投手。先日、佐賀・有田まで焼き物を探しに行った際、有田に隣接する波佐見まで足を延ばしてちょっとだけグラウンドの様子をのぞいてみた。

 

 

 

まぁなんの変哲もない片田舎の公立校、それでも春夏合わせて4回の甲子園出場、昨年までホークスに在籍した松田遼馬投手も輩出している。隅田選手は高校時代に続いての全国の舞台、是非にプロのスカウト陣の視線をくぎ付けにして欲しいものである。

 

個人的には西工大で期待している選手が他にもいる。ひょんな(どんな?)ことでとある場所で一緒に食事をする機会があったこの選手、なんぞ親しげに一緒に写真など撮ってもらったがこれが初対面でその後会う機会もない(次は「グラウンドで会おうね」なんていいながらコロナもあり結局プレーするところは未だ見る機会なし…(>_<))。

 

 

この選手ももう4年生、リーグ戦でも投げているようだがなんせ実際に投げているところを見たことないのでこれ以上コメントできず。情報科学高校時代は150㎞近い速球を投げる注目の投手だったようだがその後故障などもあったのだろう、それでもリーグ戦に登板できるまでになったのは立派、是非に神宮のマウンドに立つ機会があればとひそかに期待、応援してます!!

 

◆九州地区連盟・南部 沖縄大(初出場)

 

この大学が初出場というのはかなり意外。沖縄勢としても2011年の名桜大以来10年ぶりの出場ということになるのだろうか。南部には東海大九州、宮崎産経大、第一工大など各県に強豪が揃っているのでこのブロックを勝ち抜くのも容易ではない。沖縄大では1年半前、秋に行われた新人戦で活躍していたこのバッテリーに期待。

 

仲地礼亜投手(3年 嘉手納)

 

 

スラっとした体形、しなやかに腕を振って140㎞以上の伸びのある速球を投げ込んでくる右の本格派。当方が見た時よりはさらに球速もupしているのだろう。沖縄地区大会では宿敵・沖縄国際大から勝ち点を奪って優勝、その最終戦でも完投し最多勝にベストナインを獲得。決勝トーナメントでも2試合ともに好投してMVP。初戦は東京ドームとなるが愛知・名城大相手にどんな投球を見せてくれるかとても楽しみ。

 

石原結光選手(KBC学園未来沖縄)

 

 

仲地投手とバッテリーを組むのが同じ3年生の石原選手。近年躍進著しい未来沖縄高校では現・オリックスの宜保翔選手と(多分)同級生。小柄な選手だが強肩で巧打も光る右投げ左打ちの好打者。当方が見た試合でもフットワークの良さと鋭いセカンドスローが光っていたが仲地選手としっかり息の合ったプレーができれば上位進出も大いに期待できるのではないかな。その他にも今年の正月に投稿した【雑感】今年勝手に期待の選手~大学生編の中で紹介した松堂選手(福岡第一)は打率1位でベストナイン、打線の中心選手となってきそう。

 

この時期はどうしても雨も心配だが雨にもそしてコロナにも負けることなく2年ぶりの大会が無事に執り行われることを祈念。

九州、沖縄勢の底力を。

みんなガンバレー!!

 

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さて先週日曜のことになるが約ひと月ぶりに糸島Eの練習に顔を出した。緊急事態宣言で市の公共施設が使えず秘密の「虎の穴」での限定的な練習となっているが久々に監督、コーチ、選手達の顔を見ることができたのはよかった。

 

1時間ほど談笑して帰ろうとすると選手達に集合がかかり、代表して主将からケースに収められたボールをもらった。

 

 

GWに開催されたポニー九州連盟の選手権大会、当方所用で参加できなかったが延長の末、強敵を破りベスト4入りを決めた試合のウイニングボール(かどうかは不明)、それに3年生からのコメント(?)が書き入れられた記念ボール。準備して当方が顔出すタイミングをずっと見計らってもらっていた保護者の方々の心遣いには大いに感謝である。ありがとうございますm(__)m。にしても本当にいい試合だったようである。

 

さてこの結果、7月末に東京で開催予定のポニーリーグ全国大会への出場権を得た。

コロナにオリンピック、本当に大会が開催されるのかはまだ不透明なところがあるが滅多にない機会なので特に3年生のことを考えれば是非に開催にこぎ着けて欲しいと思う。

 

本格的な練習再開めども立たないが、そこを目標に気持ち切らさず選手達には頑張ってもらいたい!

 

さて東京遠征、、、当方も帯同できるか…な。