もう3日前になるが今年もドラフト会議が行われた。

 

 

例年のごとくではあるがやはり余計なお世話ながら我がことのように気になる。

今年も多くの選手が指名されたが当方が実際に見たことのある選手はヤクルト以外の11球団、24人(12球団制覇ならず(*_*))。

 

ヤクルト

なし

 

中日

3位 岡野祐一郎

育成1位 松田亘哲

 

広島

1位 森下暢仁

2位 宇草孔基

 

阪神

1位 西純矢

6位 小川一平

 

DeNA

2位 坂本裕哉(福岡大大濠時代)

3位 伊勢大夢

4位 東妻純平

7位 浅田将汰

 

巨人

2位 太田龍(れいめい時代)

 

オリックス

1位 宮城大弥

 

日本ハム

育成1位 宮田輝星

育成2位 樋口龍之介(横浜時代)

 

ロッテ

3位 高部瑛斗

5位 福田光輝

 

楽天

1位 小深田大翔

2位 黒川史陽

4位 武藤敦貴

育成2位 小峯新陸

 

ソフトバンク

2位 海野隆司

育成4位 勝連大稀

 

西武

4位 川野涼多

8位 岸潤一郎

 

中には高校時代にしか見たことない選手、写真が残っていない選手もいるがどうしても実際に見たことのある選手は思い入れもあるし、是非にプロの世界で成功を収めて欲しいと思う。

 

24人の選手の中で1位指名は4人。

 

広島単独となった明大・森下投手は即戦力としては今年No1の投手だろう。

 

 

今年3月、宮崎の東邦ガスとのオープン戦で見る機会があったが立ち上がりからいきなりの6者連続三振、ボールの伸び、スピードは超一級品である。他球団と競合しなかったのが本当に不思議。大学では主将も務めたが人間性もしっかりした選手なのだろう。母校・大分商は本日九州大会の初戦を突破、センバツを目指しては後輩たちも大きな励みになるに違いない。

 

やはり今年の3月、大阪でのオープン戦で見た小深田選手は楽天1位。

 

 

当方が見た試合でも好守にいい動きを見せてもらったが正直1位指名というのはちょっとびっくり(@_@。同じ大阪ガス、今年阪神で活躍した近本選手の大活躍が少なからずこの高評価に影響しているのかもしれない。楽天は昨年の辰己選手に続いて2年連続で野手を1位指名、内野の厚みが増すことは間違いないだろう。履正社の弟くんも来年指名されるようなことがあれば面白い(^.^)。

 

阪神は創志学園の西投手を1位指名。この投手は身体の逞しさ、強さもあって確かに素質の豊かさを感じる好投手である。

 

 

昨年TVで甲子園の試合を見た時は荒々しい剛球を武器にする投手という勝手なイメージがあったが今年、北九州で見た実際の投球はちょっと違っていた。ムダな力が抜けたしなやかな腕の振りからしっかり低めへ集める制球力もある。ただこの選手に関してはピッチングもさることながら打撃のよさがかなり印象深かった。今年当方が見た高校生の中ではNo1、プロでは投手でいくのだろうが仮に打者だったとしても将来はタイガースの4番を担える選手に成長しそう。

 

阪神はこの西投手をはじめ甲子園でも活躍した高校生を5位までに指名したが6位で東海大九州の小川一平投手を指名、これまた勝手ながら我がことのように嬉しい(^-^;。

 

 

最初に見たのは大学2年生の春だったろうか、名前も存在も全く知らない投手だったがそのポテンシャルを感じるには1イニングもあれば十分。大学入学直後の熊本地震では大きな被害も受けたと思うが遠く神奈川・横須賀から熊本まで来て頑張った甲斐があったということだろう。担当は田中秀太スカウトだろうか、見る眼がある(^-^;。高校生に交じって大学生1人、やりにくいところもあるかもしれないが1年目から一軍目指して頑張ってください!

 

オリックスの1位は興南の宮城投手、九州・沖縄の高校生では最高の評価となった。

 

 

やや変則フォームのサウスポー、左打者にとってはちょっと厄介な投手なのかもしれない。この宮城投手の1位は予想されたところかもしれないが興南からは勝連選手も育成4位でソフトバンクから指名を受けた。

 

 

この選手も俊足、好守のいいプレーヤーである。宮城投手、勝連選手は宜野湾ポニーの出身だが3年前に糸島Eは沖縄遠征でこの2人が在籍したその宜野湾ポニーと対戦した。監督は「U-15の宮城も確かにいいが勝連という選手もよかった!」としきりに話をされていたが、仕事の都合とはいえ、当方もその遠征に帯同できなかったのはいまさらながら本当に残念(>_<)。育成が売り?のホークス、この勝連選手にも大いに期待。

 

その他九州の高校生では九州学院・川野選手が西武、都城東・武藤選手が楽天にそれぞれ4位で指名された。

 

 

 

ともに脚のある攻撃力が持ち味の選手だと思うがU-18でプレーした日本代表の選手達より上位で指名されたというのも驚き、やはりプロの見る眼は当方とはちょっと違う(当たり前)。武藤選手は高校時代は投手もやっていたが秋の九州大会では川野選手がいた九州学院を相手に完投勝利も収めたことがあるようだ。プロでは野手で勝負するのだろう、川野選手とのライバル(?)対決も楽しみ。

 

その他九州関連では巨人2位でJR東日本の太田龍投手が指名を受けた。この投手は高校時代にたまたま練習試合で1度だけ見る機会があった。

 

 

この頃から九州ではちょっと名の知れた投手だったようだが恥ずかしながらこの投手のことは知らずm(__)m。ただ確かに体格は立派で大きな可能性を秘めている投手であることは感じ取れた。ただ当方が見たこの試合ではこの太田投手をリリーフした堂免選手の方が印象に残っている。この頃の本職はサード、試合途中からマウンドに上がるとしっかりと試合を落ち着かせた。その堂免選手は現在は西日本工大でプレーしている。

 

 

今年は見る機会がなかったが長打力もある好打者、来シーズンは是非にまた見てみたいものだ。先月、宮崎・高鍋でみた宮崎産経大の八木選手もれいめいの同級生(多分)。

 

 

3番・ショートでとてもいいプレーを見せてもらったが申し訳ないことに高校時代の印象は残っていない(おそらく当方が見た練習試合にも出場していたのだろう、スミマセンm(__)m)。この選手もさらに上を目指せるポテンシャルがあると思う、太田投手とともにこれからの活躍を期待したい選手達である。

 

DeNA2位は立命館大の坂本投手。立命はここ毎年のようにプロ選手を輩出しているが坂本投手も高校時代以来、見る機会がない。

 

 

高いリリースポイント、それにかなり前、長くボールが持てる投手という印象が残っている。高校時代からいい投手だったが大学でさらに成長したのだろう。大濠はこの坂本投手の1つ下の学年に現・阪神の濱地真澄投手がいた。

 

 

そしてさらにその1つ下には現在法政大で絶対的クローザーを務める三浦投手もいた。

 

 

2年後のドラフトでこの三浦投手がプロへ進むようなことがあれば大濠からは3学年連続、全国的にもなかなかないことではないだろうか。その可能性はかなり高いように思っているが大濠勢のプロでの躍動を大いに楽しみである。

 

その他の選手ではもはやかなりの話題になっているが名古屋大初のプロ選手、中日・育成1位の松田選手はやはり楽しみ。

 

 

この投手は今年福岡・春日球場で行われた「七大戦」で1イニング見ただけだが受けた衝撃は今年No1かもしれない。がっちりした体格にメガネ、左から150㎞近い角度のある速球は圧巻。高校時代はバレーボール部で硬式野球は大学からというエピソードもネットではかなり有名になっているが大きな伸びしろを残す投手、プロでも十分に活躍の場があるのではないかな。

 

そして最後は写真が残ってないのが残念だが日本ハム育成2位のBC新潟・樋口龍之介選手の指名も個人的には(勝手に)感慨深い。当方が関東に単身生活していた時代の選手、横浜高校時代に3,4回見る機会があった。現・中日の柳選手とは同級。

 

 

決して上背はないがとても勝負強い打撃が印象的、当時の横浜ではもっとも好きな打者だった。一昨年メジャーでホームラン王になったクリス・デービスのような選手、高校時代以来見る機会がないのは残念だが、是非にプロで再度見る機会に恵まれることを楽しみにしたい!!

 

ただプロのスカウトも「見る眼がないなぁ」と思うのも毎年のこと( 一一)。なんでこの選手達が指名されないのか…。

昨年に続いてにはなるが「指名漏れ」となった選手の中から「ヒマオヤジ球団」として九州関連の選手を勝手にドラフト指名してみた(選手の皆さん、本当にスミマセン)。

 

1位 杉尾剛史(投手・宮崎産経大)

 

 

決して上背はないが安定した下半身から力のあるボール投げる好右腕、しっかりゲームを作れる九州大学球界屈指の好投手。地元・宮崎から上のレベルを目指す選手。ということは次のステージは梅田学園!?まぁそんな余計なお世話はともかく2年後には必ずプロが注目せざるを得ない投手になってくると思う。

 

2位 浦本千広(投手・九州産業大)

 

 

この投手が持つ可能性、将来性もかなり大きいと思う。大学1年時に初見、スピードというよりボールの伸び、力で三振が取れる投手。この投手の好調時のピッチングはかなり迫力がある。福森投手を見たことがなかったのは自分でも意外だったが浦本投手も2,3年後には必ずプロで活躍できる存在になってくるはず。

 

3位 岩切貴弘(外野手・JR九州)

 

 

昨年も指名させてもらいました(^-^;。九州社会人No1の長距離砲、スラッガー、今年も九州の社会人、大学生野手からは指名がなかったが当方としては是非に獲得したい選手。日本選手権でプロのスカウトを目覚めさせる打撃を見せてもらいたいところ。

 

4位 石原司(外野手・九州共立大)

 

 

パナソニックの片山選手、東芝の望月選手と指名がなかったのは本当に残念だがこの石原選手も同様。とてもミート力の高いバッティングは九州の大学生でも屈指。主将をつとめるリーダシップもある選手、2年後は必ず。

 

5位 小久保気(投手・鹿児島玉龍-四国学院大-西濃運輸)

 

 

150㎞近い力のあるボールを投げるパワー投手、とにかくマウンド上での気迫満点の雰囲気がとてもプロ向き。大事な場面でのセットアッパー、クローザーをしっかりと務めてくれそう。チームに1人は欲しいタイプの選手だと思う。

 

6位 北野貴昭(飯塚-福岡大-西濃運輸)

 

 

西濃運輸続きとなるが内野手ではまずこの選手を。大学時代から何度か見る機会があったが抜群の守備力とシュアな打撃に脚力、野球センスがあふれ出している選手である。当方の中では小深田選手と大差ない。後輩の宮田選手が無事指名されたのはよかったがこの選手もまだまだ上を目指して頑張ってほしいところ。

 

7位 与座崇平(捕手・日本製鉄大分)

 

 

やはり捕手は1人入れておきたいが当方が選ぶならこの選手。大きな選手ではないが肩もよくて守備力は高い。左打ちの選手、バッティングもミート力があって広角に打てる。日鉄大分は1年目だが沖CKGを経ての入団なので今年のドラフト対象!?母校の城北は本日、九州大会初戦を突破、是非に熊本からセンバツに出場してもらいたいところ。

 

8位 瀬口拓也(内野手・神村学園-日本経済大-四国IL徳島)

 

 

今次ドラフトで3人もの指名選手を出した徳島、さすが独立リーグのチームで日本一になっただけのことはあるということなのだろうがこの選手も指名されてもよかった。とてもシュアなバッティングは即戦力として活躍してくれそう。同じ日経大出身、森投手はまだ徳島で見る機会がないがまた来年を目指して頑張ってもらいたいものだ。

 

とまぁ好き勝手な投稿ではあるが結構いい選手が指名できた(^-^;。

 

ただ野手は左打ちの選手ばかり、やはり右の大砲も欲しいところだがそれは来年に向けてもうツバをつけておくことにしよう。

 

 

 

 

 

 

いつもながらの素人丸出しの勝手な投稿、野球バカの戯言ということで温かい目で見てくださいm(__)m。

 

いつどこで人間花咲くかはわからない。

今年指名された選手もそうでなかった選手もそれを信じて頑張ってください。

 

後悔することなく、やり切ったと思えるところまで続けてもらえたらと(本当に勝手ながら)そう思います。