GW初日、令和へのカウントダウンももう大詰め。本日は平成最後の実家への帰省。
 
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蓮華の花が咲き誇る田畑も昔から変わらないのどかな田舎の風景。「平成最後」なんてちょっと大げさだが事実としてそうである。令和になってもこのゆったり感はなくならないで欲しいものだ。
 
帰省の途中でクルマのタイヤ交換。
 
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この車は通常は家内が使用しているものだが先日給油中にもうほとんどタイヤの溝がなくなっていて交換するように勧められていたようだ。いつも当方が使用するワゴンは家内がチビのサッカー(バスケ?)の配車当番で使用するとのことでこちらの軽で帰省するように指示されていたので途中ちょっとピットイン。でもティッシュにトイレットペーパーと結構なキャンペーンの特典をいただいた。
 
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初めて立ち寄った柳川のSSだったがもらって決してムダにならないいいサービス品である。
うん、何よりm(__)m。
 
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ということで今日も例によって帰省途中に寄り道。本日はまず佐賀・みどりの森球場へ。
 
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今年最初のみどりの森、昨夜からの雨が残り、試合開始当初は小さな雨粒も時折落ちてくる曇天。
 
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大きな球場だが今日も閑散としたスタンドは小雨模様も相俟って何か寂しいというかもったいない感じは否めない。今日からこのみどりの森と佐賀ブルースタジアムを使用して都市対抗野球の中九州1次予選が開催された。佐賀、熊本、大分から8チームが参戦、九州2次予選に進む4枠を目指しての戦いである。
 
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以前の3枠から2枠に減らされた都市対抗の九州・沖縄枠、でも今年は90回の記念大会ということで3チームが本戦に出場できるようだ。そのためにはまずこの1次予選を勝ち抜かねばならない。さてこの中九州予選、特に見てみたいチームがあった。それは「鮮ど市場ヒゴバックス」、ゴールデンラークスを運営する鮮ど市場が昨年創設した2つ目のチーム。
 
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昨年から一度見てみたいと思いつつもなかなかその機会に恵まれなかったのでようやく本日初見となった。ネットで見たバックスのユニフォームは迷彩色のようなものだったが本日は往年の大洋ホエールズを彷彿とさせる鮮やかな緑を基調としたもの。これが企業カラーのようだが胸にはしっかり「鮮ど市場」の文字が。どういう選手たちが所属しているのか…まったく情報を持ち合わせていないのでどんな選手が見れるかはとても楽しみ。
 
対するは全国の常連、Honda熊本。今年に限ってはこのチームも初見である。
 
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昨年も荒西投手を擁して都市対抗本戦にコマを進めた九州きっての強豪。今年も楽しみな新人が入団したようだが今日の試合で目にすることはできるだろうか。
そんな期待もある中、スタメンマスクはベテランの浜岡選手。
 
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1985年生まれなのでもうすぐ34才のベテラン、それでも攻守にまだまだ元気!!今日の試合でも左中間にツーベースがあったがもうしばらくはチームの支柱になりそうな選手である。
 
先発は下平投手、本日の地元佐賀・伊万里の出身。
 
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130㎞台半ばの球速ながら低めにしっかりコントロールして中盤までバックス打線に付け入るスキを与えなかった。しっかりと試合が作れる安定感抜群の投手。
 
この試合ちょっと格上という感は否めないHonda熊本、打線も確実にチャンスをモノにして得点を重ねた。1番・センターは若林選手、熊本・東海大二の出身。
 
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2回、1点を先制してなおまだチャンスという場面でライトオーバーの2点タイムリースリーベース。コンパクトにしっかりミートできる巧打者である。
 
この試合、最も印象に残ったというかちょっと驚愕の打撃を見せてもらったのは3番・DHで出場の中島選手。佐賀・鹿島から筑波大を経由してのルーキー。
 
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そんなに上背があるわけではないがガッチリした体格からの力強いスイングは一見の価値あり、右方向を狙って打ったと思われる痛打はセカンドのグラブをはじく2点タイムリー。
 
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しっかりと軸足に体重が残って身体の回転で打てている(ような気がする)。3回の2打席目には完璧に捕らえた打球でレフトフェンスを軽々と超えていくホームラン。
 
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高く放物線を描いた打球はスタンド中段まで達したがこれはかなり楽しみな打者になりそうだ。
 
一方バックスで最も印象に残ったは1番・ライトで出場の高比良選手、脚もあるしミート力も感じるいい選手。
 
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長崎・瓊浦からの至誠館大というキャリア。2打席目に放ったライト前ヒットは今日のバックスの打線の中では間違いなく一番いい当たりだった。これはいい選手、リードオフマンとしてチームを牽引して欲しいものだ。
 
先発マウンドは折尾愛真短大出身の笹本投手、ややサイドに近いサブマリン。
 
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最速は120㎞台だが90㎞ぐらいの浮き上がるような緩いボールをうまく使って相手打者のタイミングをずらし打ち取っていく。一昨年、昨年と見る機会があった折尾愛真短大だがなんかこういうタイプの投手が多い。この笹本投手は高校は熊本・菊池高校、今日はこの他にも菊池高校出身選手がスタメンに名を連ねていた。6番・DHの宮本選手に7番・ショートの芹川選手。
 
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宮本選手はショートへの内野安打があったが芹川選手も堅実な守備で魅せた。宮本選手、芹川選手は2年前の夏、熊本工を破り菊池がベスト8へ進出した時のメンバーのようだ。普通の公立校、こういう選手達がいての快進撃だったことをいまさら納得m(__)m。
 
5番・サードの中西選手は好守で活躍。
 
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川嶋選手が放った三遊間へのライナーをタイミングよくジャンプしてのナイスキャッチ。「バーチャル甲子園」でみると昨夏、熊本商の1番・ショートで出場している中西という選手がいるがそれがこの選手なのだろう。この4月に社会人になったばかりの18才(?)、これからまだまだ伸びしろを残した選手だと思う。
 
9番・セカンドは万江選手、国立・熊本大の出身。
 
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この選手を見るのは(おそらく)初めてだが攻守に躍動感を感じるいい選手である。身体は小柄、それでもしっかりコンパクトにバットを出してくる巧打者。昨年見た熊本大はとても強さを感じるいいチームだったが今シーズンも頑張って欲しいところ。
 
国立大つながりでいくとバックスで2番手でマウンドにあがったのは山田投手。
 
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福教大出身ということは一昨年の秋のリーグ戦で見たこの投手ではなかろうか。
 
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山田流石投手、高校は熊本・東稜なのでおそらくそうだろう。大学時代に見た時同様、今日はしっかりと低めをつこうとする意志を感じるいい投球だったと思う。
 
なんか慌ただしいがこの試合は5回まで観戦して次の場所へ移動。
 
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最終的には8-1でHonda熊本が勝ち上がったようだ。
 
そしてさらに午後から行われた試合でHonda熊本が九州工科を下して九州予選へと駒を進めたみたいだがまぁ順当と言えば順当かな。
 
この試合、敗れはしたものの初見のバックスは若い力が躍動していた。いろんなキャリアの選手がいたがその大半が地元・熊本出身というのもよかった。ラークスとはどうやって選手を分けているのだろう???
 
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明日の敗者復活では奮起してくれることを期待しつつ、次の試合会場へ。