本日まさに初夏の陽気、今日も糸島Eは元気に練習。
まばゆいくらいの日差しにグラウンド脇の林の緑が映える。
 
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当方午後から顔を出したが先週の試合でもいくつかあったサインミス、それを再確認すべくケースバッティング。結構サインが複雑になると当方もよくわからないが選手達も確認しあいながらきっちりバント、エンドランなど決めていた(ような気がする)。うん、これから楽しみ。
 
まぁそれ以上にまた新たな新入団員が入ってきてくれたのは本当に嬉しい(^^)/。まだまだ体は小さいがしっかり芯のある野球大好き感バリバリの子、チームに溶け込むにも時間はかからないだろう。
みんなと一緒に是非に頑張ってください!!
 
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さて前回の投稿、「九六もまた見に行かずばなるまい」という一文で締めくくったが本日早速実行(^-^;。先週の東京六大学に続いての大学野球、今シーズン2度目の光陵グリーンスタジアム。
 
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先週の開幕シリーズは福岡市西区の新球場・今津球場で開幕。ただ今津球場には照明設備がなく2日間ともに第3試合は日没のためGWに延期。基本、1日3試合を消化する九六としてはもう少し日が長くならないとちょっと厳しい。今日会場となった光陵も照明設備はないので第1試合の開始時間はさらに繰り上げられ8:30(@_@。それでも例によって5時前には目が覚めてしまったので悲しいことに余裕で試合開始に間に合ってしまった…。
 
今日は12:30までの観戦となったが第1試合と第2試合の1イニングだけを見ることができた。
第1試合は昨秋、優勝決定戦の末2位に終わった福岡大と3位の九州国際大というカード。
 
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九国大は先秋も見たが福大の試合を見るのはちょっと久しぶり、昨年8月、合志でのラークスとのオープン戦以来。近年、各校力の差がない九六、両チームともに選手権への可能性は大いにある。
 
当方が光陵で観戦する時はバックネット裏スタンド、ベンチ上最上段の一番端ということが多いのだが今日は九国大の控え部員、応援隊に埋め尽くされてしまった(^-^;。
 
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福大応援団は外野寄りのスタンドからの応援だったので三塁側から一塁側へ急遽場所を移しての観戦。試合は終始九国大が優位に進める展開、後半反撃にあうも内容的には九国大が完勝。
 
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開幕戦を北九大に落とした九国大だがこれで1勝1敗、五分に戻した。開幕勝利を飾った福大もこれで同率。後半はちょっと荒れた展開になったが九国大先発の大庭投手はとても締まったいいピッチングをしたと思う。
 
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この投手は初見、昨年は強豪社会人チームへ多くの選手を送り出すほどの豪華投手陣だったがそういう選手たちが抜けた穴を埋める一番手として期待されている投手なのだろう。グラブをつけた右手を顔の前、頭上まで高く上げる独特のフォーム、ややスリークォーター気味からよく低めにコントロールされていたように思う。走者を出しながらも福大打線を封じ込みしっかり試合を作った。
 
リードする捕手は近藤裕汰選手、鳥栖商出身の1年生!
 
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選手層の厚い九国大で1年春からマスクを被るとはかなり期待されている選手なのだろう。「バーチャル甲子園」で見てみると昨夏はベスト8で龍谷に敗退したものの4番で4安打と活躍している。今日も最初の打席でライト前へのヒットがあったがリーグを代表するような捕手に成長してくるかもしれない。
 
その他にも1年生の活躍が光った。
2番・ショートは福永選手、山口・聖光の出身。
 
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初回の守備、センターへ抜けそうな当たりを素早く回り込んでアウトにしたプレーはなかなかのものだった。打つ方でもタイムリー含む2安打、走攻守に野球センスの高さを感じさせてくれる選手。
 
9番・センターは田中未来選手、福永選手と同じ山口、こちらは宇部商。スピードと巧さ、これまた本当に楽しみな選手。
 
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セーフティの構えなどは当たり前、コンパクトに振りぬくスイングはかなりシャープ。そして塁に出ると快足活かして相手守備陣にどんどんプレッシャーをかけてくる。
 
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今日は3つの四球を選んだが他の打席は送りバントにライト前へのヒット、盗塁も決めたのではなかったかな。福永選手と1,2番を組むような選手になれば九国大の得点力はさらにupしそうだ。なんか語彙が少なくてうまい言い回しがないが本当に楽しみな1年生たち。
 
ルーキー以外では6番・DHの上田選手。初回の先制の2点タイムリー含め3打点の活躍。
 
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小柄な選手だが結構思い切りのいいスイング、それでいてミート力の良さを感じる。熊本・東海大星翔出身の3年生、こういう選手が6番に座る打線は相手チームからするとちょっと嫌な感じ!?
 
今日はあまりいいところがなかった福大、それでも1番・センター、宮田選手はキラッと光る活躍ぶり。
 
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昨年のラークスとのオープン戦もそうだったが過去に見た打席はすべて左打席。
 
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スイッチヒッターだったのですねm(__)m。大庭投手から得点の糸口がつかめないまま迎えた3回、四球で出塁するとすかさず盗塁、さらにはパスボールで三塁へ進むと浅いセンターフライでタッチアップのホームイン、まさに1人で1点を取り返した感じ。この後右中間へのタイムリーツーベースもあったがやはりこの選手の脚はかなり魅力的。鹿児島・出水中央出身、最近は当方の熊本の地元からも同校へ進む子もいるようだが宮田選手はどこの出身なのだろうか。まぁそんな詮索はどうでもいいがさらに上のレベルでの活躍が期待される選手である。
 
三村選手はセンターの頭上を越えるタイムリースリーベースに犠牲フライで2打点。
 
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昨秋はサードでリーグベストナイン、高校時代から何度も見ている選手だがやはり攻守に安定している。そう言えば三村選手と高校の同級、現・ソフトバンク育成の渡辺健史投手が先日、18日の3軍交流戦で「完全試合」を達成したとのこと。
 
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高校時代から抜群の制球力、安定感のある投球が印象的だったが3軍とは言えパーフェクトはお見事!!この当時の飯塚は本当にいい選手が揃っていたが互いにいい刺激になるのではなかろうか。
 
今日の福大は途中から代打出場の選手たちが大活躍。まずは真颯館出身の1年生・櫻田選手。
 
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ガッチリした体格でスイングもかなり力強い。代打でセンター前へ落とすヒットを放って迎えた2打席目、見逃せば明らかにボールの高目の球、これぞ大根切りと言わんばかりのスイングから放たれた打球は2塁塁審をかすめるようにしてセンター前へ抜けるヒット、いやぁビックリ(@_@、いいパワーしている。
 
昨年見たラークスとのオープン戦では1年生ながら4番で出場、豪快なスイングにすっかり魅了された井上絢登選手も今日は代打からの出場で2安打。背中が反り返らんばかりのフルスイングは今日も健在。
 
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これはギータ並み!?2安打目はワンバウンドでライトフェンスへ届いたが当たりがよすぎてシングルヒット。是非に主軸に座ることが期待される選手だろう。当方期待の九共大・平良選手との対戦を見るのも楽しみ。
 
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リーグは異なるがそういう機会が訪れるかな。
 
そして今日の試合は何と言ってもこの人、ギンジロー選手。
 
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「炭谷」ではなく「斎藤」です。
この選手も高校時代から何度も見てきているが今日は改めてその打撃の良さに感心せざるを得ないパフォーマンスを見せてもらった。4安打に2四球と全打席出塁、しかも4安打すべてがタイムリーと圧巻の活躍ぶり。
 
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2回の2打席目、インコースのボール、うまく肘を畳んで左手一本でレフト前へ運ぶ巧いヒット。そして4打席目には逆方向、ライトポール際へ運ぶHR!!
 
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今日は4番での出場だったが見事にその期待に応えた。高校時代にも衝撃的なHRを見せてもらったがこの選手の打席にはなんかワクワクさせられるものがある。
 
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何か持っている選手(のような気がする)、今年は全国の舞台での活躍の場があれば楽しみ。
Good job、今日の"熱盛"。
 
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さて続く第2試合、第1試合が3時間のロングゲームになったこともあり時間の都合上、1イニングのみ観戦。対戦したのは西南学院大と久留米大。福大もそうだが西南の試合見るのはもっと久しぶり。
 
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西南は昨秋は福岡大との決定戦を制しリーグ制覇、最多勝でベストナインも獲得した廣澤投手が今日も先発のマウンド。
 
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開幕戦で九大に打ち込まれたのはちょっとビックリしたが丁寧に低め、コースをつくピッチングは今日も安定。
 
その廣澤投手に対する久留米大打線、昨年かなり印象に残った吉海選手は1番打者で登場。
 
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ギンジロー選手とは高校の2年後輩!?こちらもパンチ力十分の強打者、この選手がトップバッターというのはちょっと怖い。4番に入る福田裕亮選手あたりも強打者の雰囲気十分。
 
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やはり久留米大としては打線でチームを勢いをつけたいところだろう。
ただ今日は西南打線が初回から炸裂、4番・主将の水本選手はあっという間に抜けていくライト前へのヒット。
 
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結構ビックリ、この選手の打球はかなり速い(@_@。なんかタイガースの糸井選手張り!?勝手に将来を楽しみにしたくなる打者。そしてさらに走者は溜まり、満塁から7番・矢野選手が左中間へ走者一掃のスリーベース。
 
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龍谷高校時代からパンチ十分のバッティングを見せてもらっているが小柄な選手ながら打球はよく飛ぶ。まだ2年生、チームの主軸を担うことが期待される選手だろう。
 
ということで今日の試合に関しては初回で勝負あり。
 
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当方ここで球場を後にしたが、結局この試合は8-3だったようなので初回のこの失点はもったいなかったかな。やはり立ち上がりはなかなか難しいものである。
 
久留米大はこれで開幕連敗となったがまだまだわからいない。
 
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この春オープン戦もなく、ぶっつけで挑むこのリーグ戦、試合感が戻れば他チームとも互角の試合をしてくる力はある。
ベンチとスタンド、チーム一丸となって逆境を跳ね返してください!!
 
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糸島E・多久グラウンドの駐車場わきには今年も見事なツツジが華やかな様相を呈してきている。
 
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市の中心部に位置しながらもこういう自然にも恵まれたグラウンド。これまで多くの選手がこのグランドから巣立った…。
 
そして明日は開幕第3戦、八女・立花まで遠征、ちょっと遠いなぁ(^-^;。
今日もいい練習ができたし新しい仲間も増えた。
いい試合をして是非に勝って欲しいものだ。
 
そうは言いつつ鹿児島では今日から高校野球の春季九州大会も始まった。
明日は大濠と球磨工という当方にとっては堪らなすぎる対戦カードがある(>_<)。
 
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さすがに明日は鹿児島まで行けないがこちらもいい試合を期待。
結果が気になるなぁ。